静岡・清水区の市道 市長に保全要望 由比入山自治会
静岡市清水区の由比入山自治会は9日、地元の釜ケ沢川沿いにある市道が豪雨災害の影響で陥没や崩落の危険性があるとして、抜本的な保全対策を求める要望書を田辺信宏市長に提出した。
![市道保全の要望書を提出する由比入山自治会の関係者ら=静岡市役所静岡庁舎](/news/images/n111/1106176/IP220809TAN000057000_O.jpg)
同自治会によると、釜ケ沢川沿いの市道は2014年10月に台風の影響で崩落。復旧後も豪雨のたびに護岸が浸食され、今年1月には路面陥没が起きた。石切山誠会長は市役所静岡庁舎で田辺市長に要望書を手渡し「生活に欠かせない道路。早急な対応をお願いしたい」と訴えた。
田辺市長は現場を視察する考えを示し「秋までに応急処置を実施する」と説明。市幹部は河川を所管する県と協議、調整を重ねた上で、抜本的な対策を講じるとした。