秘密基地を“建設中” 清水町の児童 段ボールで大型工作

 清水町は8日、子どもたちが3日間かけて大型工作に挑戦するワークショップを同町地域交流センターで始めた。小学生約30人が8グループに分かれ、大きな段ボールを使った秘密基地づくりを楽しむ。

中高生のサポートを受けて秘密基地づくりに取り組む子どもたち=清水町の町地域交流センター
中高生のサポートを受けて秘密基地づくりに取り組む子どもたち=清水町の町地域交流センター

 長期休みに開いているキッズわくわく体験教室の一環。家や学校では難しい大型工作を思いっきり体験してもらおうと企画した。段ボールの大きさは縦約1メートル、横約2メートル。新型コロナウイルスのワクチン接種会場で間仕切りとして使ったものなどを再利用した。
 初日、子どもたちは自由に段ボールを組み合わせて空間を作り、星形にくりぬいたり、色の付いたテープで装飾したりしてアイデアを形にした。清水南小2年の渡辺朝日君(7)は「黄色い煙突をつけた。考えながら作るのが楽しかった」と話した。地元の中高生約30人も補助員として、カッターでの切断などを担当した。
 最終日にはそれぞれの基地を行き来して遊ぶ予定。

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