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岩井町長が所信表明 町政運営に「四つの柱」 東伊豆町議会

 3月に就任した東伊豆町の岩井茂樹町長が8日開会した町議会6月定例会で所信表明を行った。町政の指針を「明日(みらい)へと希望をつなぐまちづくり」として、柱となる4施策を掲げた。
 「四つの柱」は災害対策など「安全安心の確保」、「郷土愛の醸成」、産業振興をはじめとした「稼ぐチカラの復活」、デジタル化や移住定住の推進を念頭に置いた「時代変化への順応」。その上で岩井町長はトップセールスの重要性を説き「地域資源を町長自らが先頭を切って売り込む」と言葉に力を込めた。
 町議会6月定例会は日程を9日までの2日間と決めた。一般質問は5人が登壇し、うち4人が岩井町長の政治姿勢や行政運営への考えを追求した。
 選挙時に掲げた「人口を1万5千人にする」との目標に対し質問があり、岩井町長は「1万5千人を目指すというのは、積極的な姿勢で挑戦したいという決意表明と考えていただきたい」とし、「一方で冷静に現実を捉え、今後の人口減少に対応していく必要がある」と述べた。4月30日現在の町の人口は約1万1600人。

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