新春恒例「高崎だるま市」 竜デザインも

 200年以上前からだるま作りの歴史がある群馬県高崎市で1日、新春恒例の「高崎だるま市」が開かれた。約50店が大小色とりどりのものや今年の干支にちなんだ竜をデザインしただるまを販売。来場者が長蛇の列を作るなど、にぎわった。

群馬県高崎市で開かれた「高崎だるま市」で展示された高さ約2・8メートルの特大だるま=1日
群馬県高崎市で開かれた「高崎だるま市」で展示された高さ約2・8メートルの特大だるま=1日

 会場では高さ約2・8メートルの特大だるまを展示。これとは別に赤色と金色のだるまも設置され、来場者が新年の抱負や願いを書き込んだ。
 祖母と毎年訪れているという東京都中央区の大学生志尾華音さん(20)は、就職活動に向け「仕事運向上」とだるまに願いを記した。高崎市観光課の藤巻大吾係長(44)は「コロナ禍前よりも人が戻ってきてくれた実感があってうれしい。だるまを買って、いい1年にしてほしい」と話した。
 新型コロナウイルス対策で実施していたドライブスルーでの販売も、好評だったため今年も継続した。2日まで開催。

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