競泳の瀬戸と池江、豪州拠点に パリ五輪へ有力コーチに師事

 競泳男子の瀬戸大也(CHARIS&Co.)と女子の池江璃花子(横浜ゴム)がパリ五輪に向け、強豪国のオーストラリアを拠点に練習する計画であることが13日、関係者への取材で分かった。ともに多くの有力選手を指導するマイケル・ボール・コーチに師事する。

瀬戸大也、池江璃花子
瀬戸大也、池江璃花子

 瀬戸は優勝候補だった2021年の東京五輪でメダルを逃し、昨年から加藤健志コーチの指導を仰いできた。しかし今年7月の世界選手権(福岡市)は200メートル個人メドレーで6位、400メートル個人メドレーでトップと大差の3位にとどまった。
 池江は白血病を乗り越えて東京五輪に出場。今年は世界選手権の50メートルバタフライで決勝進出を果たし、杭州アジア大会(8日閉幕)では競泳女子の主将として400メートルリレーで銀、50メートルバタフライで銅メダルを獲得した。
 2人とも過去に短期間、ボール氏の下でトレーニングしたことがある。

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