パリ五輪選手村の寝具をお披露目　エアウィーヴ、海外強化へ

　寝具メーカーのエアウィーヴ（東京）は６日、来年のパリ五輪・パラリンピックの選手村で使われるベッドマットレスを東京都内でお披露目した。選手村などで約１万６千床が使われる予定。選手の体形に合わせて硬さを調整できるのが特長で、五輪を契機に海外販売を強化する。

　マットレスは肩、腰、脚の３パーツを入れ替えて硬さを調整でき、睡眠中の体への負担を軽減するという。枕や掛け布団、段ボール製のベッドフレームも選手村に提供する。
　エアウィーヴは東京五輪の寝具も手がけた。高岡本州会長兼社長は「パリをきっかけに海外にも商品を広める」とし、２０２８年に米国で開かれるロサンゼルス大会にも提供を目指すとした。

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