新大関豊昇龍は西、3大関に 琴ノ若が新関脇、錦木は新小結

 日本相撲協会は28日、大相撲秋場所(9月10日初日・両国国技館)の番付を発表し、先場所初優勝で新大関豊昇龍は西の2番目に座った。先場所の霧島に次いで新大関の2場所連続誕生は11年ぶり。モンゴル出身7人目となった。1横綱3大関は昨年秋場所以来。

大相撲秋場所の番付表を持つ新大関の豊昇龍=28日、東京都台東区の立浪部屋
大相撲秋場所の番付表を持つ新大関の豊昇龍=28日、東京都台東区の立浪部屋
大相撲秋場所の番付が発表され、しこ名を指さす新関脇の琴ノ若=28日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋
大相撲秋場所の番付が発表され、しこ名を指さす新関脇の琴ノ若=28日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋
新大関の豊昇龍
新大関の豊昇龍
大相撲秋場所の番付表を持つ新大関の豊昇龍=28日、東京都台東区の立浪部屋
大相撲秋場所の番付が発表され、しこ名を指さす新関脇の琴ノ若=28日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋
新大関の豊昇龍

 琴ノ若が新関脇に昇進し、父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の最高位に並んだ。新小結錦木は初土俵から所要103場所で史上3位のスロー新三役となり、33歳0カ月は戦後6番目の高齢昇進。
 先場所途中休場の横綱照ノ富士は東。他の2大関はともにかど番で霧島が東、先場所全休の貴景勝は西の1番目に就いた。3場所連続関脇の大栄翔と若元春が東西の1番目、3場所ぶりに小結復帰の翔猿は西だった。
 新入幕の先場所で11勝を挙げた20歳の伯桜鵬は西前頭9枚目。新入幕はおらず熱海富士が5場所ぶり、輝が2場所ぶりの再入幕を果たした。
 新十両は高橋、石崎改め朝紅龍、大の里、向中野改め天照鵬の4人。再十両は2場所ぶりの時疾風。所要8場所の高橋は年6場所制となった1958年以降初土俵(幕下付け出しを除く)では7位の速さだった。2年連続アマチュア横綱の大の里は幕下10枚目格付け出しデビューから所要2場所で昇進した。

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