ウィーン少年合唱団4年ぶり来日 コロナ禍経て「未来」歌う

 「天使の歌声」と称され、今年で創立525周年のオーストリア伝統の「ウィーン少年合唱団」が1日、4年ぶりの来日公演を前に東京都内で記者会見を開いた。エーリッヒ・アルトホルト団長は、新型コロナウイルス禍の公演中止に触れ「苦しい時期を強いられたからこそ、皆さんとポジティブな未来を過ごしたい」と強調した。

来日公演の記者会見で歌声を披露する「ウィーン少年合唱団」=1日午後、東京都港区のホテル
来日公演の記者会見で歌声を披露する「ウィーン少年合唱団」=1日午後、東京都港区のホテル
来日公演の記者会見で歌声を披露する「ウィーン少年合唱団」=1日午後、東京都港区のホテル
来日公演の記者会見で歌声を披露する「ウィーン少年合唱団」=1日午後、東京都港区のホテル
来日公演の記者会見で歌声を披露する「ウィーン少年合唱団」=1日午後、東京都港区のホテル
来日公演の記者会見で歌声を披露する「ウィーン少年合唱団」=1日午後、東京都港区のホテル

 合唱団は、相次ぐ公演中止で一時資金難に陥り、各地のファンから寄付が届けられた。昨秋から北米ツアーなどを行い、日本では5月3日の東京公演を皮切りに15都府県で28公演を行う予定。
 オペラや日本の名曲「ふるさと」の他、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をはじめとした日本初披露の曲も歌うという。
 団員のアレクサンダー君(11)は「日本のお客さんを感動させたい」、東京都出身のノブタカ君(14)は「友達もいっぱい来るので良いツアーにしたい」と笑顔で話した。

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