
バスケットボールBリーグ2部(B2)西地区のベルテックス静岡は9月6日、富士宮市民体育館でプレシーズンマッチ第1戦を行い、東地区の福島ファイヤーボンズに逆転勝利を収め、訪れたブースター約1400人を盛り上げました。7日も同じ会場で福島と戦います。昨季まで福島で主将を務めていたSF林翔太郎選手、新外国人のPFティム・シュナイダー選手が、試合を振り返りました。
SF林翔太郎「古巣と対戦できてうれしかった」
―試合の振り返りを。前半は相手のペースにのまれて、第1クォーターに14点取られてしまったんですけど、今まで僕たちが練習してきたことを少しずつ出せて、結果、勝つことができて良かったと思います。
―良かったポイントは。
自分たちのチームスタイルとして攻撃的なディフェンスをやっているので、第3、第4クォーターは相手を10点と13点に抑えていて、良かったと思います。ただ、まだまだ小さいエラーなど改善できる部分もたくさんあります。
―個人で10得点した。手応えは。
会場も暑くて、すぐばててしまい、第3クォーターの頭で足がつってしまって、自分が思い描いたプレーができなかったのはコンディションの管理不足で、そこはしっかり改善していきたいなと思います。
ただ、スリーポイント、カッティングで貢献できました。まだまだスリーポイントの確率もチーム全体で38本のうち9本しか決まってないし、(成功率)23パーセントは相当低いと思うので、ここの確率が上がってくれば、80、90点取れるチームになると思います。シュートは水ものなので、練習するしかないと思って、練習していきたいと思います。
―昨季まで主将をやっていた福島との対戦。
福島から足を運んでくださっているファンの方もいましたし、そういった意味で古巣と対戦できたのはとてもうれしく思いました。
PFティム・シュナイダー「大切なのは日々成長すること」
―試合の振り返りを。この時期に一番大切なのは、日々成長することだと思っています。その点において今日は(非公開だった)前回のプレシーズンの試合に比べて大きくステップアップできたと思います。アグレッシブなディフェンスが自分たちらしいプレーで、コーチが求めている部分でもあるので、後半は特にできたと思います。
―チーム最多得点を決めた。
あくまでチームスポーツなので、自分が点を取った点はあまり気にしてないですし、チームの全員が今日の勝利のために貢献できた試合だったと思います。明日は今日よりもさらに重要な試合になると思っています。2連戦は、これまでにあまりない経験なので、他の選手たちも疲れているかもしれませんが、今日と同じエネルギー、今日以上のエネルギーっていうのを持っていく意識を持たなきゃいけないと思います。