3月1日の「ビキニデー」前に原水協が全体集会「ノーベル平和賞受賞は大変喜ばしいことだが…」被爆者の平均年齢86歳超えでどう“伝え継ぐ”か【静岡】

3月1日の核兵器の廃絶を訴えるビキニデーを前に、静岡市で原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の全体集会が行われました。

3月1日は71年前、アメリカがビキニ環礁で水爆実験を行い、静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした日です。

2月28日、ビキニデーを前に静岡市で日本原水協の全体集会が行われ、全国や世界各国からオンラインを含めて、1000人以上が参加しました。集会では、世界各国からのメッセージの紹介し、被ばく者が核兵器のない世界の実現を訴え、今後も継続した支援を呼びかけました。

<神奈川県原爆被災者の会 東勝広事務局長>
「ノーベル平和賞の受賞は大変喜ばしいことだが、被爆者の平均年齢は86歳を超えているので、この運動を次世代にどう伝えていくかが課題となっている。皆さんのご協力をお願いしたい」

3月1日は、焼津市の焼津市民文化センターで「3・1ビキニデー集会」が開かれる予定です。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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