「皆さまの理解を深めるためにはいい取り組みでは」リニア中央新幹線めぐりJR東海が開催予定の大井川流域住民説明会 鈴木康友知事が評価

リニア中央新幹線を巡りJR東海は、3月から大井川の水資源に関する住民への説明会を開きます。この説明会について、鈴木康友静岡県知事は2月20日、「住民の理解を深めるために良い取り組み」だと評価しました。

<鈴木康友静岡県知事>
「リニア中央新幹線の事業について、住民の皆さまの理解を深めるためにはいい取り組みではないかと思っています。率直にいろいろな質問をすることができますし、双方のコミュニケーションが取れますので」

リニア中央新幹線を巡りJR東海は、2024年11月の大井川流域の市長・町長との意見交換会をふまえ、地元での説明会の開催に向けて調整し、3月から4月にかけて流域の10の市や町での開催を決めました。

説明会では、大井川の水資源に関するJR東海の取り組みについて、パネルや映像で紹介しながら、直接、住民からの質問に応じるということです。また、JR東海は1月、リニア開業後に東海道新幹線の県内の駅への停車本数を増やす方針を県に伝えています。

<JR東海丹羽俊介社長>
「通常、ダイヤは開業の時点でのいろいろな状況を踏まえて、開業が近づいた時点で決めていくものでありますので、鈴木知事からご要請があったことを踏まえて、極めて異例なことではありますけれども、相当先の時期のダイヤをお示しした」

JR東海は、大井川流域での説明会などを通じて早期の着工に向けて理解を求めていく狙いがあるものとみられます。

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