静岡県磐田市に本社を置くヤマハ発動機は2025年3月、新社長に設楽元文副社長が昇格する人事を発表しました。選任の理由について、設楽新社長自身がヤマハ発動機の強烈なファンであることが挙げられました。
<ヤマハ発動機 設楽元文新社長>
「わたしが目指すのは変化に強い骨太の会社。ヤマハらしいイノベーションを目指す」
3月25日付でヤマハ発動機の社長に就任する設楽氏は1962年生まれ。1986年にヤマハ発動機に入社し二輪事業の営業や企画に携わり、その後はマリン事業本部で事業企画部長などを歴任するなど、ヤマハ発動機の2つの主力事業で活躍してきました。
選任の理由について、渡部克明会長兼社長は設楽新社長が幅広い業務を経験していることや自らがヤマハ発動機の強烈なファンであることを挙げました。
ヤマハ発動機をめぐっては、前社長が「家族のケアに専念したい」と2024年9月に辞任していて渡部克明会長が社長職を兼務していました。