静岡県によりますと、県立浜松工業高校の建て替え工事で、土壌汚染対策法に係わる届け出を提出していなかったことが判明しました。
手続きが遅れたことで、工事の着手時期が当初予定の2024年10月から2025年2月になり、4か月遅れる見込みであることが分かりました。
浜松工業高校の建て替え工事では、本来、土壌汚染対策法における「有害物質使用特定施設」として届け出が必要でしたが、県の建築管理局や教育委員会ともに「有害物質使用特定施設」であるという認識が欠けていて、届け出を提出していなかったということです。
2024年10月28日に該当する施設であることが判明し、12月24日に届け出を提出しました。
浜松市は2025年1月22日に、工事の範囲の土壌に汚染の恐れがないことを確認しています。
土壌汚染状況調査の実施や届け出手続きのため、新たな校舎棟新築工事の着手時期は当初予定の2024年10月から2025年2月に4か月遅れ、完成も4か月後ろ倒しになる見通しです。