勝負の2シーズン目は「勝利にこだわる起用法」でプロ野球・くふうハヤテが地元清水でキャンプイン

プロ野球くふうハヤテベンチャーズ静岡は2月2日から本拠地・ちゅ~るスタジアム清水でキャンプインし、2年目のシーズンをスタートさせました。

キャンプ初日の2日は、あいにくの雨でのスタートとなりました。気温が10℃にも満たない寒さの中、最初にブルペンに登場したのは、チーム最年長の35歳の田中健二朗投手。くふうハヤテでの2年目、セパ12球団復帰を目指し、約40球、ストレートを投げ込みました。

<くふうハヤテ 田中健二朗投手>
「真っ直ぐの強さは出していかないといけないので、そこは求めていきたい」

また、こちらも12球団復帰を狙う埼玉西武から新加入の静岡高校出身、鈴木将平外野手。巧みなバットコントロールが武器の26歳が地元での再起を誓います。

<くふうハヤテ 鈴木将平外野手>
「3割3分3厘以上、そこはクリアしないとやっぱり話題にあがってこないと思うので長打力や勝負を決められるような勝負強さを意識して磨いていけたら」

雨でグラウンドが使えなかった初日、ベンチ裏の通路では、テニスボールを使って、速い打球へ対応する守備練習を行っていました。

発案したのは山下コーチ。限られた環境でくふうする、まさに「くふう」ハヤテです。

2年目のシーズン、指揮官は勝利にこだわる起用法を示唆しました。

<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「昨シーズンは臨機応変にほとんどの選手を使おうという言う気持ちの中で勝っているゲーム負けているゲームでも、その日のピッチャー・バッターを決めていた。今年は勝つゲームになれば勝ちゲームのピッチャー、野手なら守備とか、いろんなことを考えて戦っていこうと思う」

キャンプ2日目の3日は、天候も回復。各選手がグラウンドで軽快な動きをみせ、レギュラー獲りへアピールが始まりました。

ランチ特打に登場したのは、新加入の浜松工業高校出身の塩崎栄多。塩崎は柵越えを連発、地元出身のスラッガーの活躍にも期待です。

くふうハヤテのキャンプは2月27日まで続き、16日と18日には同じく去年新規参入したオイシックス新潟アルビレックスとのオープン戦も予定されています。ウエスタンリーグの開幕は3月14日です。

シズサカ シズサカ

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