2024年に一般公開を終えた静岡市清水区の東海大学海洋科学博物館をめぐり、施設の存続を願う市民団体が2025年2月1日、街頭で署名活動を行いました。
2月1日、静岡市清水区で署名活動を行ったのは「東海大学海洋科学博物館を残す会」です。会のメンバーは元館長や東海大学の卒業生などです。
静岡市清水区三保の東海大学海洋科学博物館は1970年に開館し、多くの人に親しまれていましたが、2024年に施設の老朽化などを理由に一般公開を終えました。
会のメンバーは、施設が今後も公開されずに撤去されてしまう可能性を懸念していて、公開の再開と施設の保存を呼びかけています。
これまでにオンラインで1万5千人ほどの署名を集めていて、2月1日は初めて街頭で市民に訴えました。
<東海大学海洋科学博物館を残す会 影沢孝行会長>
「日本の海洋系教育の礎を作った水族館だと思うし、皆さんからこれだけ愛されている。まずは存続の方向で考えていただけるとありがたいと思います」
署名は2万人を目標にしていて、3月末をめどに東海大学に提出するということです。