中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関わっていたなどと報じられた問題で、フジテレビは1月27日午後4時から記者会見を行いました。嘉納修治会長と港浩一社長が辞任を発表しましたが、一連の対応について視聴者は、どのように受け止めているのでしょうか。
<フジテレビ 嘉納修治会長>
「皆様方に多大なご心配とご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」
フジテレビは中居正広さんと女性とのトラブルに社員が関わっていたなどと報じられ問題について、1月27日、再び会見を開きました。17日の会見は「カメラなし」で、記者を限定して行いましたが、この形式などについてスポンサー企業などから批判が集まっていました。
<フジテレビ 港浩一社長>
「先日の会見につきまして、一部のメディアに限定し、かつテレビカメラを入れない形で行う判断は、テレビ局としての透明性や説明責任を欠くものでした。これまでカメラを向けて疑惑を追及してきた弊社がカメラから逃げたと言われても仕方のないことでした、メディアの信頼性を揺るがしたことを痛感しております」
嘉納会長と港社長は1月27日付けの辞任を発表しました。一連のフジテレビの対応について、街の人に受け止めを聞きました。
<50代女性>
「解決しなければいけない。今後起こらないようにすべきことはしてもらわないといけないけど、関係のない人間が騒ぐことなのかなと。内容が良く分からないので、そう思っちゃう」
<60代男性>
「今後スポンサーが減ったりしたら、存続がどうなるか心配。見たい良い番組があるから、それが今後どうなるか視聴者として心配」
フジテレビは、抜本的な経営体制の見直しを検討し、今後、第三者委員会による調査などを行う方針です。