全国では闇バイトによる強盗事件などの犯罪が後を絶たちません。そうした中、静岡県議会でも闇バイト強盗が論戦で取り上げられ、静岡県警の本部長が防止対策の強化について説明しました。
静岡県議会の論戦は12月6日に2日目を迎え、代表質問では全国で相次ぐ闇バイト強盗について取り上げられました。
<公明党県議団 山本彰彦県議>
「闇バイト強盗犯からどのように自分の身を守ったらいいのか、という具体的な防犯情報の分かりやすい提供はもとより、県民への効果的な防犯上の指導が重要です。闇バイト強盗を防止するため、県警察として今後どのように取り組んでいくのか具体的な対策を伺います」
これに対し、県警の津田本部長は現時点で、県内でいわゆる闇バイト強盗は発生していないとした上で、訪問販売などを装う不審者の情報が多数寄せられていると説明しました。
<静岡県警 津田隆好本部長>
「現在、闇バイト強盗に特化した緊急対策を推進しているところであります。防犯の基本的なポイントを県警ホームページなどで周知するとともに地域における防犯講習会等のあらゆる機会を通じて指導しております」
津田隆好県警本部長は地域の防犯ボランティアと街頭パトロールを強化するなど防犯意識の醸成に努める考えを強調しました。

