JR東海によりますと、11月23日午前8時1分ごろ、東海道新幹線の京都駅と米原駅(滋賀県)間を走行中の「のぞみ210号」の運転士が、運転台に異常を示す表示を確認し、乗務員による点検を行いました。この影響で、上り線の運転を見合わせました。その後「のぞみ210号」の車両の安全確認が取れたため、午前9時20分に運転を再開しました。
午後1時半現在も、上り線、下り線ともに列車の遅れが続いていて、静岡駅を発着する「ひかり号」「こだま号」では、上りで最大2時間10分ほど、下りで1時間20分ほどの遅れが出ています。
「のぞみ210号」は点検終了後に京都駅まで戻り、その後、京都駅〜東京駅間の運転を取りやめたということです。JR東海が異常を示す表示が出た原因などを調べています。