静岡市がJR東静岡駅前に整備を目指すアリーナの基本計画案について、市民説明会を開きました。
11月15日、静岡市が開いた説明会にはJR東静岡駅周辺の住民などが参加しました。静岡市はJR東静岡駅の北口にプロスポーツの試合など、大型イベントを開催できるアリーナをつくる構想を示しています。2030年のオープンを目指し、費用は約300億円を見込んでいます。
説明会では、心配されている交通渋滞や公共交通への影響について、鉄道の増便やアリーナと駅をつなぐデッキの整備などの対策を説明し、理解を求めました。
また、北海道でスタジアムを中心としたまちづくりを成功に導いた前沢賢さんが事業戦略について講演しました。
<ファイターズスポーツ&エンターテイメント 前沢賢さん>
「300億円と聞くとすごく高いって思うかもしれないけど、300億円投資してどういうリターンがあるかが重要」
静岡市は市民などから意見を募集し、最終的な計画についてまとめていく方針です。

