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「逆さ富士」撮るならならココ! “映えスポット”にキッチンカーも! 地域を盛り上げる戦略さまざま=静岡・富士市
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富士山の初冠雪の発表から、11月14日で1週間となりました。発表が遅かった分、雪の富士山をきれいに撮りたいと思っている人も多いかもしれません。海外旅行客からも人気が高まっていますが、静岡県富士市では、富士山の撮影スポットから地域を盛り上げようと、さまざまな戦略を練っています。
「きょうは曇ってしまっていますが、“富士山に向かう階段”とも称される『富士山夢の大橋』です。この人気スポットにキッチンカーがお目見えしました」(LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター)
富士市は、11月から「富士山夢の大橋」にキッチンカーを出店する社会実験をスタート。12月末まで市内8つの飲食店が交互に出店し、11月14日は、あしたか牛を使ったハンバーグ弁当が販売されていました。
「外国の方も多く訪れているので、チャンスかなと思い出店させていただいた」(maamdeli 遠藤由里子代表)
富士市が夢の大橋周辺のホテル数か所を調査したところ、2024年4月から6月までの3か月間で、外国人の宿泊者数は、2023年の約3.2倍に。富士山人気が高まる中、富士市は、いわゆる“映えスポット”の整備に力を入れています。
「富士市役所の屋上にやってきました。ここからさらに上がったところに“逆さ富士”が撮影できるミニスポットができたんです」(滝澤キャスター)
撮影場所は、階段を上ったあたりですが、それらしい場所は見当たりません。実は、手すり付近に設けられた小さな反射板を使います。
スマートフォンを下向きにして、反射板の近くでシャッターを切ると…「逆さ富士」になります。晴れた日の写真では、富士市の街並みとともにきれいな逆さ富士が撮れました。富士市民は…。
「逆さ富士って山側でしか撮れないイメージだったが、こういうところで撮れると街の魅力も一緒に撮れていいなと思った」
2024年、新たにできたミニ撮影スポット。誕生のきっかけは、市役所9階にありました。
「9階の部屋のこのテーブルのところから、実は“逆さ富士”が見ることができるんです」(富士市シティプロモーション課 山田真瑚主事)
目線をテーブルの高さに合わせると、天候の条件が良ければ“逆さ富士”の光景が拝めます。テーブルに反射しているとは思えない美しさです。これが市役所内で話題になり、一般の人が使える場所でも逆さ富士が見られるようにと、ミニ撮影スポットがつくられました。
「(撮影スポットが)色々な場所に点在していることで、撮影を楽しんでもらいながら富士市の中を周遊していただけると思う」(富士市シティプロモーション課 山田真瑚主事)
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA