静岡県富士宮市の幼稚園で、園児が昔ながらの方法で稲の脱穀を体験しました。
<先生>
「頑張れ頑張れ」

「千歯こき」という道具を使って、昔ながらの脱穀を体験したのは、富士宮市・杉田幼稚園の園児約20人です。10月22日、園庭に3台の「千歯こき」が用意され、園児たちは自分たちで育てた稲の穂先を「千歯こき」に通して脱穀し、藁と籾をふるいにかけてもみ米にしていきました。
<園児(女の子)>
「ちっちゃかった」
「お餅にして食べる」

<園児(男の子)>
「お米がチクチクしてた」
「お餅にしたい」

<杉田幼稚園 佐野牧夫園長>
「子どもたちに物を作ることを体験させる。ご飯を食べる時も一粒一粒が大切なみなさんの力でできていると分かるので、苦労を勉強するということです」
10月22日に脱穀したもみ米は、白米にしたあと、12月に子どもたちが餅つきをして食べるということです。