富士山と茶畑の絶景で知られる静岡県富士市の大淵笹場に、新たな撮影スポットができました。「いつでも」美しい富士山を収めることができさらなる観光客の集客に期待がかかります。

富士山と茶畑の美しい景色を間近で眺めることができる数少ない景勝地「大淵笹場」。年間、数万人が訪れる人気の絶景スポットです。

＜LIVEしずおか　井手春希キャスター＞
「ここ、大淵笹場で曇りの日でも今日のような快晴の富士山と一緒に撮影できるサービスが始まりました」

富士市が新たに始めたセルフ撮影サービス「マチカメ」。合成フレーム技術によって、たとえ、富士山が見えない日でも晴れたときの富士山が写った写真を撮ることができるんです。

▽まずは二次元バーコードをスマートフォンで読み取ります。

▽準備ができたら撮影ボタンを押し、デッキの上で自由にポーズをとります。

すると、撮影した写真のダウンロード手続きをすれば、ものの1～2分で快晴の富士山が写った画像を入手できます。

＜LIVEしずおか　井手春希キャスター＞
「5メートルの高さにあるカメラで撮影するので、なかなか自分では撮影できない画角からの一枚がゲットできてうれしいです。特別感ありますね」

インバウンド需要にも対応するため英語や中国語・韓国語での案内もあります。
※専用アプリは不要ダウンロードには580円～料金発生。クレジットカード・各種スマホ決済対応

＜関西からの観光客＞
「いいですよね、記念になって。どんなときでも富士山がきれいに見えるのでいいと思います」
「よかったですね自分のスマホでもできて記念になりましたね」

＜大淵二丁目ささば景観保存会　藤田好廣会長＞
「SNSだけでなくYouTubeもそうだが個人の方の発信も違った意味合いがあるのでぜひ大淵笹場をPRしてもらえたら。そういったことでお客さんが増えることをさらに期待しています」

静岡が誇る景観を未来に残していくためにもさらなる発信につなげていきます。

今後は冬山の富士山の写真も用意し、季節に合わせて入れ替えを予定しているということです。