「手もみ製茶」が国の登録無形文化財に「美的な評価を含むわざ」と評価

煎茶などを手作業で作り上げる伝統的なわざ「手揉み製茶」が国の登録無形文化財に新たに登録されることになりました。

国は、無形文化財のうち、保存と活用のための措置が特に必要とされるものを「登録無形文化財」に登録し、わざの保持者や団体を認定して、継承を図っています。

「手揉み製茶」は、煎茶、かぶせ茶、玉露を手作業で作り上げる伝統的なわざです。

国は、手揉み製茶について「生活文化に係わる歴史上の意義を有し、かつ、美的な評価を含むわざである」として、文化財としての価値を評価し、10月18日、登録を文部科学大臣に答申しました。

また、静岡県内を拠点とする「手もみ製茶技術保存会」が保持団体として認定されます。

国の登録無形文化財の保持団体の認定は、静岡県内で初めてです。

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