静岡市役所前の青葉シンボルロードの一部が10月4日からトライアルで歩行者天国になりました。人が集まり、歩きたくなる街づくりを目指します。
<静岡市政担当 植田麻瑚記者>
「静岡市役所前です。普段は車が通る道路に、ベンチやテーブルが設置されています。きょうから10日間、この場所は歩行者天国になります」

静岡市が4日から始めた「アオバリビング」。青葉シンボルロードの一部で車両を通行止めにし、歩行者天国にする実証実験です。
近年、中心市街地の歩行者の通行量が減少傾向にあることから、静岡市は「おまち」を人中心の空間へとシフトし、歩きたくなる街づくりを目指します。
通行止めは、静岡市役所前広場の両側道路が終日、その他のエリアは午前11時から午後6時までの時間交通規制となります。

<静岡市都市計画課 工諒さん>
「どういった課題が出てくるのかもしっかり確認したうえで、丁寧に話を進めていこうと思っているので、商店街の方々も協力いただければと思っている。キッチンカーも用意して、なるべく人が滞留できる空間を一緒につくっていこうと考えている」
トライアルは、10月14日まで行われます。