18歳女性との飲酒が報じられ自民党を離党した比例東海ブロック選出の吉川赳衆議院議員が、次の衆議院選挙に出馬しない意向を示していることが分かりました。
吉川議員は2022年、18歳の女子学生に飲酒させたことなどが報じられたことで自民党を離党しましたが、議員辞職はせず無所属で活動しています。
吉川議員の秘書によりますと、9月5日、次期衆院選への取り組みについて秘書が吉川議員と会って確認したところ、吉川議員は「次の選挙には出ませんから」と答えたということです。
秘書は、自民党の総裁選挙が迫り衆院選が近づく時期だとして、吉川議員に進退について問いかけました。
吉川議員は、未成年との飲酒報道をめぐる訴訟を起こし自身の名誉のために控訴しているなかで、「次の選挙は考えていない」「出ませんから」と話したということです。
吉川議員は次の衆院選に出馬せず、事実上の政界引退になるとみられています。

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