雨の影響は交通機関にも。JR東海道線ではトンネル内に水がたまり、一部の列車に遅れが出ています。信号機が水に反応し、赤信号のままとなったことが原因とみられています。

JR東海によりますと東海道線の上り、焼津駅と用宗駅の間にあるトンネルの内部で水がたまり、信号機が赤信号のままとなっていた箇所があったということです。
このため、列車は安全を確認しながら徐行運転を行っています。
<社会部 田島かのん記者>
「午前9時半のJR静岡駅です。遅れた列車の影響で配布されている遅延証明書に多くの人が集まっています」

この影響で、東海道線は列車の一部で最大30分程度の遅れが発生しました。
9月2日夜、列車に乗っていた人によると、車両はトンネルに入ると赤信号のため一度停止し、そこから徐行運転となったということです。
通常、列車が信号機のある区間に入ると、信号機は赤信号となり後続の列車に知らせます。

今回は信号機が水に反応し、区間内に列車がいないにもかかわらず赤信号となり、その状態が続いていたとみられています。
このため、通行の際安全確認が必要となり、列車の遅れにつながりました。
JR東海によりますと、午後5時50分、通常速度での運転を再開しているということです。