富士山が噴火した際の避難の範囲や支援を検討するため、8月30日、静岡県小山町で図上訓練が行われました。町では訓練を踏まえ、2024年度中に改訂版の避難計画を完成させる予定です。

富士山火山災害の図上訓練には、小山町や静岡県職員、警察や自衛隊など約100人が参加しました。
小山町では、富士山が噴火した際に火山灰が降り注ぐほか、早い場所では3時間で民家のある位置に溶岩流が流れ込むなどの被害が予想されています。
富士山ハザードマップが2020年度に改訂されたことを踏まえ、30日は警戒レベルごとの避難の対象地区や必要な支援などを確認しました。
<小山町危機管理局 永井利弘防災専門監>
「関係する団体、近隣の自治体そして、県の方などが集まってやることの意義は非常に大きいと考えています」
小山町では2024年度中に改訂版の避難計画を完成させる予定です。