「震災から2週間で受け入れは奇跡」福島県知事が原発事故で避難のJFAアカデミー福島受け入れに感謝 “御殿場育ち”の9選手がパリ五輪に出場

東日本大震災を受け、2011年から静岡県に活動拠点を移していたJFAアカデミー福島が2024年4月、13年ぶりに福島県に戻って活動再開したことについて、福島県の内堀雅雄知事が8月23日、静岡県庁を訪れ、鈴木康友知事に感謝を伝えました。

23日午後、鈴木知事を訪ねてきたたのは、福島県の内堀知事です。中高生サッカー選手の育成組織「JFAアカデミー福島」は、2011年の東日本大震災で発生した福島第一原発事故の影響で、静岡県に活動拠点を移していましたが、2024年4月に福島県に戻って活動再開しました。

内堀知事は静岡県でのこれまでの受け入れについて、「被災から2週間で住む場所や練習場所、学校を確保して頂けたのは奇跡だ」として感謝を伝えました。

<福島県 内堀雅雄知事>
「関係するすべてのみなさんが温かくサポートしていただいたおかげです。福島県民を代表して、心から感謝申し上げます。ありがとうございました」

JFAアカデミー福島出身の選手のうち、静岡県御殿場市立富士岡中学校に通った男子U23代表の三戸舜介選手や「なでしこジャパン」の北川ひかる選手をはじめ、御殿場の地で育った計9人がパリオリンピックに出場しました。

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