自民党・衆院静岡3区の新たな支部長に内定していた静岡県掛川市議会の山本裕三議長が8月23日、自民党本部で茂木敏充幹事長らと面会し、支部長に選任されました。自民県連の議員からは「信頼回復」に向けて、期待の声があがっています。
23日昼前、自民党本部を訪れたのは、掛川市議会議長の山本裕三氏です。空席となっていた自民党衆院静岡3区の支部長をめぐっては自民党静岡県連が公募を実施し、8月10日の総務会で山本氏を選出して、党本部に上申しました。
山本氏は23日、静岡県連の副会長深澤陽一衆院議員とともに、自民党の茂木敏充幹事長や小渕優子選挙対策委員長らと面会しました。自民党本部は、山本氏を衆院静岡3区の支部長に選任することを、23日付けで決定したということです。
<自民衆院静岡3区 山本裕三新支部長>
「まずは地元のみなさまの声をしっかり受けた上で、まず私が勉強しなければならないと思います。そのためにも、これから全力で働いていきたいと。まずはみなさまの声を聞かせていただきたい」
<自民党静岡県連副会長 深澤陽一衆院議員>
「まさに選挙区の信頼回復、それと自民党としての信頼回復、両方とも彼ならば誠実に進んでいただけるのではないかという風に思います」
山本氏は8月30日の掛川市議会をもって、議長と市議を辞職する方針で、次の衆院選では自民党静岡3区の公認候補となる見通しです。