平和の大切さを伝えようと、戦争にまつわる資料や遺品を集めた展示会が静岡県富士市のロゼシアターで開かれています。

<核兵器廃絶平和富士市民の会 土屋芳久さん>
「最後に自決、自分で死んじゃうということで、最後に書き残したものがここにあるということで貴重な資料です」

会場には富士市で育ち、フィリピンのルソン島に出征して自決した、望月誠さんが残した遺書など、平和富士市民の会に寄せられた戦前から戦後までの貴重な資料や遺品が、数多く展示されています。

<核兵器廃絶平和富士市民の会 土屋芳久さん>
「戦争はダメだよということだよな。自分の命は大切にしなさい。人間の命は一つしかないから最後まで大事に使いなさいということを言いたい」

「平和のための富士戦争展」は、富士市のロゼシアターで8月15日まで開かれています。