7月15日午後、静岡市駿河区の山中で登山をしていた60代男性が滑落して身動きが取れなくなり、消防に救助されました。男性は自ら消防に通報し、病院に運ばれましたが軽傷です。
静岡市駿河区宇津ノ谷の峠を登山中に滑落して自ら消防に救助を要請したのは、東京都練馬区石神井台に住む会社員の男性(62)です。警察や消防によりますと、男性は1人で静岡市側から藤枝市方面に向かって登山をしている最中、15日午後2時20分頃に滑落し、「20メートルほど滑落してしまった。左ひじを打撲したようだ」などと自ら消防に通報しました。
静岡市消防局の消防隊員約20人が出動して男性の捜索にあたり、同日午後4時頃に山中で男性を発見して救助しました。男性は左ひじを打撲し、顔などに擦り傷を負いましたが、軽傷です。
警察によりますと、男性は救助された際「道に迷ってしまった」などと話していたということです。