「『成長したな』と親みたいな気持ちで」小学生が育てたアカウミガメを放流=静岡・御前崎市

国の天然記念物御前崎のアカウミガメを飼育する地元の小学校の子どもたちが6月11日、育てたカメを海に放流しました。

静岡県御前崎市の御前崎小学校では、47年前からアカウミガメの子ガメを飼育しています。子どもたちは2023年9月に、ウミガメ保護監視員から孵化した子ガメを預かり、エサやりや水槽の掃除などをして大切に育ててきました。

11日は体長20〜30cmほどに育ったアカウミガメ10匹を、御前崎市の下岬海岸から海に放流しました。

<女子児童>
「悲しい気持ちもありながら、『成長したな』と親みたいな気持ちで(ウミガメを)見ていた」
<女子児童>
「この海に30年後(卵を産むために)戻ってきてほしい」

<男子児童>
「生きて戻ってきてほしい」

子どもたちは放流した後、カメが戻ってこられる環境を守りたいと、海岸の清掃をしました。

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