4月11日、静岡市の企業で一風変わった新入社員研修が行われました。講師はラガーマン、その内容とは。

タックルの代わりに腰につけたヒモを取る「タグラグビー」。みなさん、楽しそうにプレーをしていますが、実はこれも新入社員研修なんです。

＜スター精密総務人事部　松波颯人さん＞
「当社もメーカーという中で、それぞれの職種の方が関わりながら、1つの物ができていくというところにスポーツとメーカーの業務がちょっと近しいものがあるなと」

講師を務めたのは、プロラグビー静岡ブレーレヴズの元選手たちです。

＜静岡ブルーレヴズ　藤井達也さん＞
「1番は楽しんでいただいて、楽しみながらもチームワークとして作戦を考えたり、実行したり、意識して落とし込んでいけたらいいなと」

ラグビーを通して、相手を思いやる心やコミュニケーション能力をはぐくもうと行われたきょうの研修。

「ボール持ってる人には2人まで」

タグラグビーのゲームをしながら、作戦会議を繰り返してより洗練されたチームに仕上げていきます。予想外の研修内容に新入社員たちは…。

＜新入社員　山内渚矢さん＞
「スポーツを研修でやるってことを全然予想してなかったです」

＜新入社員　稀代真紀さん＞
「研修で学んだことを体感するというか、そういった研修は有意義だなと」

座学だけではなく、スポーツも取り入れた新たな形の研修、今後の流行になるかもしれません。