
「どうしても行きたかった」あわしまマリンパーク閉園まで3日 雨で気温5℃も・・・ラブライブ!ファンの“聖地”は熱気=静岡

3連休初日の2月23日はあいにくの雨、そして肌寒い1日となりました。あわしまマリンパークには、別れを惜しむファンが押し寄せました。
<河田太一平記者>
「三連休初日のあわしまマリンパークです。きょうは、雨風で非常に冷え込んでいるのですが、ご覧ください。チケット売り場には多くの人が集まり、開場を待ちわびています」
午前9時の沼津市内の気温は4.8℃。駿河湾に浮かぶ「あわしまマリンパーク」行きの船のチケット売り場には、寒さに耐えながら100人近くが行列をつくりました。
<ラブライブ!ファン>
「ラブライブ!の展示が見られればいいなと」
「この雨でもどうしても行きたかった。フェリーに最後に乗れたらいいなと」
閉園まで、23日を含めて残り3日。登場人物の実家のモデルとなったことなどからここを“聖地”と崇めるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のファンの熱は勢いを増しています。
記念メダルなど、マリンパークとのコラボグッズは売り切れが続出していました。
<ラブライブ!サンシャイン!!ファン>
「完売しちゃってますね。悲しいですね。悔しいですけど、最後に来られたのは良かったかな」
水族館との別れを惜しむ客から聞こえてきたのは、感謝の声です。
<裾野市から訪れた親子>
「行きたいと言っていたので、最後に来られてよかった」
「いままでありがと!楽しかったよ」
山梨県では、静岡・山梨両県の知事が出席して「富士山の日フェスタ」が開かれました。世界文化遺産登録後、毎年交互に開いているこのイベント。川勝知事は、山梨県が2024年夏からの導入を目指している1人2000円の通行料に触れました。
<川勝平太知事>
「(山梨県は)思い切った処置をとられて、このことに対しては敬意を表したい。ただどういう形になるかは、やって見ないと分からない。私どもの方は、残念ながら同じような形はとれない。県有地ではなく国有地なので」
静岡県牧之原市の富士山静岡空港では、特別イベントが開かれました。駐機場では飛行機などの特別展示が行われ、多くの親子連れが普段はできない間近での見学を楽しみました。
参加した人たちは、静岡空港で働く整備士からエンジンやタイヤなどの構造について説明を受け、特別な時間を過ごしました。
<参加した子ども>
Q.近くで飛行機を見てどうでした?
「大きかった」
「28枚もエンジンのぐるぐる回るところがあることを初めて知って、すごいと思った」
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA