LIFEライフ

シズサカ

藤枝順心が節目の20連覇‼女子サッカー新人戦決勝で東海大翔洋に9-0<静岡県高校新人大会>

自身4点目を決める藤枝順心の藤原


女子サッカーの静岡県高校新人大会は1月28日、エコパスタジアムで決勝を行い、藤枝順心が9−0で東海大翔洋を下し、20連覇を果たした。

藤枝順心は前半4分にFW宮路花菜(セントラル豊橋FCレディース出身)のゴールで先制。これで主導権を握り、一気に畳み掛けた。

2分後、FW藤原凛音(NGUラブリッジ名古屋スターチス出身)が左サイドを突破して2点目を挙げると、前半13分には再び藤原がループシュートを決めた。

先制点を決めて喜ぶ藤枝順心の宮路(32)


前半15分には弟子丸紗羽(ANCLASノーヴァ出身)の巧みな反転シュート、33分には植本愛実(福山ローザスレディース出身)がけり込んで2点を追加。前半を5−0で折り返した。

後半に入っても勢いは止まらず、技術の高さで相手を圧倒した。藤原が4分、9分にネットを揺らして自身4ゴール目。10分にFW小松千夏(横須賀シーガルズMEG出身)、16分にMF葛西唯衣(リベロ津軽SCヴンダーU-15)がけり込んで9−0とした。

決勝
藤枝順心 9(5-0、4-0)0 東海大翔洋
【藤】宮路花菜、藤原凛音4、弟子丸紗羽、植本愛実、小松千夏、葛西唯衣
【東】なし

インタビュー

<藤枝順心 中村翔監督>
準決勝と合わせた2試合で進化の兆しを見せられるようにしようと選手たちとは話していた。(4得点の)藤原は前線の起点になっていた。今日のアップの様子を見ていて、「点を取るだろうな」と感じていた。

昨年は個が強烈だったが、今年は互いを補い合う強固な組織になっていかなければいけない。今年は「ゼロトランジションフットボール」を目指していく。攻守において「切り替え」と言っている時点で遅い。攻めながら次の予測ができている状態を作れていれば、足が止まらず次のプレーに移れる。今年はそこを強めていきたい。

<藤枝順心 4ゴールの藤原凛音>
早い段階で先制点を奪えたことで自分たちの流れに持ってくることができた。自分は4点取れたが、もっと決められるシーンはあった。試合前はちょっと緊張したけど、いつも通りのプレーをすれば絶対に勝てると思っていた。

昨年は先輩に助けてもらっていたので、今年は自分がチームを助けられるようにしたい。インハイや選手権の連覇はもちろん成し遂げたいけれど、気負うことなくやるべきことをやってチームを進化させていきたい。
シズサカ シズサカ

「静岡サッカーが、好きだ!」そんなあなたにうれしいサッカー情報を、プロから高校、ジュニア世代まで幅広くお届けする無料アプリ。静岡新聞SBSのサッカーコンテンツが大集合しています。すべての静岡サッカー愛は、ここに集まる!

あなたにおすすめの記事

RANKING