生きたトカゲを宅配便で“送り付け” 園長「相談してほしい」 体感型動物園iZoo(イズー)の運営会社に 一命は取り留める=静岡

静岡県河津町の体感型動物園「iZoo(イズー)」を運営する静岡市の会社に、宅配便で生きたトカゲが送られていたことが分かりました。動物園側は「無断でトカゲを送り付けないでほしい」と訴えています。

宅配便で送りつけられてきたトカゲ。iZooの白輪剛史園長によりますと、リッジテールオオトカゲで片目が悪い状態でした。

トカゲの命を粗末にするような行為に飼育員は怒りをあらわにします。

<iZoo飼育担当 牛島千晶さん>
「特に今の時期だと寒くなってくるので、何もせず、そのまま入れちゃえば、変温動物なんで、爬虫類の場合だと、そのまま死に至っちゃうということもあるので、素人のパッキングというのは、危険が伴います」

宅配便の中のトカゲに気付いたスタッフがトカゲを温めたことで一命は取り留めたということです。

白輪園長によりますと無断でトカゲなどが送り付けられることは年に数回あるそうです。

SBSの取材に対し白輪園長は「飼育できないなどの理由でトカゲを引き取ることは、ほぼ毎日やっている。一言、相談してほしい。黙って送り付けることはやめてほしい」と訴えています。

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