元清水エスパルスGKで現在はクラブ広報の三浦雄也さん「16日、国立をオレンジに染めてほしい!」
鬼頭:まずは三浦さんのプロフィールをご紹介します。1989年生まれの34歳。現役時代のポジションはゴールキーパー。中京大中京高(愛知県)から筑波大を経て、柏レイソル、松本山雅FC、清水エスパルス、V・ファーレン長崎に在籍。2017年に現役を引退されました。
ヒデ:筑波大卒業時は、いろんなクラブからオファーはあったわけでしょ。
三浦:全然なかったんですよ。もうギリギリ滑り込みで。キャプテンをやってたんですが、全然声がかからなかったです。
ヒデ:でもレイソルからあって?
三浦:運が良かったです。
ヒデ:レイソルはどんなカラーですか。
三浦:当初はJ2優勝、J1優勝した翌年だったので、もうノリノリでめちゃくちゃ強いチームでした。ちょっと肩身が狭かったですね。
ヒデ:強いチームに入ったのは嬉しい反面、それだけライバルが多かったと。
三浦:そうなんですよね。今コンサドーレ札幌にいる菅野孝憲選手。もうバリバリでした。
怪我に泣いた日
ヒデ:松本山雅はどうでしたか。三浦:試合に出るチャンスだと思って飛び込んでいったんですけど、そこで膝の怪我をしてしまいました。
鬼頭:三浦さんはやっぱり怪我に泣いたイメージがありますね。
三浦:「前十字靭帯だね」って言われて、初めて怪我で泣きました。ここに飛び込んできて今からだっていうときに膝だったんで、心が折れましたね。
ヒデ:どうやってプロはそれを克服するのでしょう。
三浦:やっぱり応援してくれてる人を思うと頑張らなきゃと。親やサポーターもずっと気にかけてくれて、千羽鶴を送ってくれたりしました。そんな時、ここで折れちゃダメだな、やれることをしっかりやっていこうと思いました。
エスパルス入団の経緯
ヒデ:そして、エスパルス。
三浦:僕、大学3年のときに練習参加させてもらって、スカウトの方に気にかけてもらっていました。ずっと声をかけてもらっていましたが、キーパーのいる、いないのタイミングも合わず。
ヒデ:狭き門ですよね。
三浦:ちょうど僕が、そのまま膝を怪我して契約満了になった年に、声をかけてもらいました。「膝どうなんだ?」みたいな感じで。「じゃあちょっとリハビリしながら合流してくれるか?」みたいな。嬉しかったですね。
ヒデ:当時の清水のスーパースターは誰だったんですか。
三浦:杉山浩太さん。現在のエスパルスのお喋り広報部長、高木純平さんも選手としていらっしゃいましたね。
広報の仕事、どんな時にやりがい感じる?
鬼頭:そしてV・ファーレン長崎に行かれて、2017年に現役引退と。三浦:引退した翌年は広告代理店の博報堂のグループ会社にいました。その後、清水エスパルスの法人営業部に入りまして。
ヒデ:仕事は大変ですか。
三浦:いろんな大変な部分があるなというのは、裏方になって感じてます。
鬼頭:試合がある日は朝は早いんですか。
三浦:試合のある日は、試合の6時間前ぐらいにはスタジアムに入ります。いろいろ準備、仕込みをして。最近はYouTubeライブをやってますね。
鬼頭:広報の仕事で一番やりがいあるのってどんなときですか。
三浦:フォーカスした選手がすごい輝いて映るときです。
ヒデ:なるほどなるほど。「今日はここ注目してください」が見事に?
三浦:皆さんに伝わる部分が多かったときに、すごくいい仕事したなって。
ヘリコプター演出は今年も!
鬼頭:さあ、そして皆さん、7月16日。いよいよ国立競技場でジェフユナイテッド千葉戦ががあります。いろんな企画が目白押しということで、1個ずつ教えてください。三浦:まずは、昨年も行ったヘリコプター演出をやります。
鬼頭:国立にヘリが来るんですね。そして?
三浦:電気グルーヴさんがライブを行ってくれるんですよ。
ヒデ:国歌斉唱は。
三浦:なんと清水翔太さんが。
鬼頭:楽しみ。トークショーもゲストが豪華って聞いていますよ。
三浦:元チェアマンの川淵三郎さんと、現チェアマンの野々村芳和さん。そこを上手く回していただくのが芸人の平畠啓史さん。
ヒデ:豪華。聞きたい、行ってみたいなと思うね。
プレゼントシャツの背番号「55」の意味は?
三浦:いろいろコラボもあります。鬼頭さんに今着てもらってる、背中に番号が書いてあるベースボールユニフォームを当日3万名様に配布させていただきます。
鬼頭:数字が55です。どんな意味がありますか。
三浦:清水FCの55周年ということで。
ヒデ:清水FCとは、僕も昔対戦したことがあります。絶対にスタジアムに行った方がいいね。オレンジに染めましょう。
三浦:染めてほしいです、本当に。今は勝ってることもあって、チケットの売れ行きは上々なんです。
ヒデ:ノってるからね。チームの雰囲気はいい?
三浦:雰囲気めちゃくちゃいいですね。みんなほんとに明るくて、元気で和気あいあいっていう感じで。やっぱり特別うるさいのが、乾選手。いつでもうるさい感じで、練習中も一番声を出しています。
ヒデ:ああ。もうノっちゃってるから。監督のダジャレは冴えてますか。
三浦:冴えてますね。
ヒデ:ああ、じゃあもう間違いないわ。リスナーの皆さん、サポーターの皆さんにメッセージをお願いします。
三浦:いつも応援していただいてありがとうございますっていうことを一番伝えたいです。
エスパルスはJ1昇格に向けて、かなりいい位置に上がってきて、調子も良いです。あと一押し背中を押してもらって、一緒にJ1昇格に向かって戦っていけたらなと思いますので、応援よろしくお願いします!
サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!