WBC王者寺地、不祥事認め謝罪 12月の防衛戦は白紙に

 世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座を7度防衛しているチャンピオンの寺地拳四朗(28)=BMB=が26日、泥酔して他人の車を破損させたとの一部報道に出た不祥事を認め、謝罪文を発表した。「社会人として自覚に欠けた行動であり、次戦の準備をしていただいていた関係各位には多大なるご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません」などとコメントした。

WBCライトフライ級王者の寺地拳四朗
WBCライトフライ級王者の寺地拳四朗

 関係者によると、12月に計画の8度目の防衛戦が白紙になったという。日本ボクシングコミッションの安河内剛事務局長は「細かい報告を受けてから今後の対応を決めたい」と話し、倫理委員会などで処分を協議する可能性も示した。

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