幸せ呼ぶ?青いアマガエル 富士の水田で発見
富士市蓼原の農業鈴木治さん(53)の水田で、鮮やかな青い色をしたカエルが見つかり、何十年も続く農家の家族一同が「初めて見た」と驚いている。
カエルは体長約3センチのニホンアマガエルで色素異常の個体とみられる。体の上部が水色に近い鮮やかな色で、脚の部分は通常の緑色を残す。
22日に親族ら8人で稲刈りの作業をしている時に、おじの祥三さん(75)が作業中に目立つ色をしたカエルを見つけた。何十年も作業を手伝ってきた祥三さんや、治さんの妻友美さん(51)も「これまで白や黄など、いろいろな色のカエルを見てきたが、ネオンカラーは初めて」という。
童話劇「青い鳥」の幸せの青い鳥になぞらえ、「青いカエルは幸せを呼ぶはず」と友美さん。小さなカエルに「早く新型コロナウイルスが収束してほしい」と都内で暮らす2人の子どもの帰省を願った。