焼津市、スマホ決済20%還元へ 10月実施、低迷小売業支援

 焼津市は新型コロナウイルス感染拡大で売り上げが低迷する飲食業や小売業を支援するため、スマートフォン決済サービスを利用した客に支払い額の20%分のポイントを付与する事業を実施する方針を固めた。4日までの関係者への取材で分かった。
 新型コロナに対応した新しい生活様式として非接触型の会計方法を普及させる狙いもある。
 10月に実施予定で、還元するポイントの上限は1回2千円分、1カ月に1万円分までとすることで調整している。対象店舗は市内の中小、小規模事業者店。市が還元分を負担し、事業費約1億2千万円を盛り込んだ補正予算案を市議会7月臨時会(7日開会予定)に提出する方針。
 「ペイペイ」や「ラインペイ」など事業を委託する事業者については今後、選定する。

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