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プロから学ぶ!浜松調理菓子専門学校で本格ケーキ作りにチャレンジ

プロ直伝!ワンランク上のケーキ作りができる

浜松市広沢にある浜松調理菓子専門学校は、「ハマチョウ」の愛称で地元に根付き、創立55年を超える歴史ある学校です。未来のパテシエや調理人など、食の分野で活躍を夢見る学生さん達が日々楽しく学んでいます。

そんな素敵なキャンパスで、私達もプロから料理やお菓子を学べるのをご存じですか?


ここでは、木曜日(隔週)の18時30分~21時まで、中学生から社会人までを対象に、「ハマチョウ教室」と呼ばれる一般の人向けの料理講座を開催しています。プロの先生から、調理をはじめ理論的な事や栄養についてなど、単発で学ぶことができます。


持ち物はエプロンと三角巾と手拭きタオルなどで、気軽に参加できるのもいいところ。


ということで今回は、お菓子教室の「クリスマスケーキ作り」に参加してきました!

気分は専門学生!プロ仕様に囲まれて講義からスタート

講座は、学生さん達も普段授業をしている広い実習室で開催されます。たくさんの調理器具やプロ専用の器具も並び、入るだけでワクワクします。材料もスーパーには売っていないメーカーの物が多く、本格的です。

参加者それぞれに器具や計量済の材料が準備され、一人一台ずつ作ることができます。
エプロンを付けて、まずは講義からスタートです。

クリスマスの歴史や、日本でショートケーキを食べるようになった理由、クリスマス時期のケーキ屋さんの裏話など、オモシロおかしく先生が話してくれます。

みんな「なるほど~」とメモの手がとまりません。

目の前でプロの技!先生のデモンストレーションは本格的

ハマチョウ教室の講座は、理論的に教えてくれるのが特徴的です。

どうして膨らむのか、なぜ湯せんが必要なのか、混ぜ方やタイミングなど細かく丁寧に伝えてくれるので、ストンと理解することができます。

「リボン状まで」と言われる正しい状態なども、目の前で説明と一緒に実践してくれるのでとても分かりやすいです。
 

フワフワのスポンジ生地作りにチャレンジ

先生の見本をしっかり目に焼き付けたところで、スポンジ生地作りからスタートです。


まずは、卵とグラニュー糖を、手動の泡立て器を使って混ぜていきます。


もちろん、電動の便利なものもありますが

「電気や道具がない場所で作れないと困るから。」

という理由から、実際の授業でも1年生は手動で、2年生から電動の泡立て器を使いはじめるそうです。




「では、私達も頑張りますね!」

と意気込んだのもつかの間、プロ仕様の泡立て器は予想以上に大きく重く、混ぜるだけでも大変。

「もう腕が痛いよ~!」

と、だんだんみんな無口になってきます。


しかし、すかさず正しい持ち方や疲れにくい泡立て方など、プロ直伝のアドバイスが入ります。


混ぜ続けることで、だんだん材料の色や姿が変わってきました。
ヘラに持ち替えて、薄力粉、バターなどの材料を合わせます。


混ぜすぎず、でも小麦粉のダマを残さない様に混ぜるのがポイント。その見極め方や混ぜ方の基本など、私達にわかりやすく教えてくれます。


先生のGOサインが出たところで、スポンジの生地を型に一気に流し込み、予熱済のオーブンですぐに焼いていきます。その動きとスピードに、先生達の日常のプロ現場の雰囲気が伝ってきました。

プロのデコレーション技術に圧巻!

オーブンから広がるいい香りに包まれながら、生クリームやデコレーションのコツについて講義が再スタートです。

生クリームの泡立て方の基本や氷水を準備する理由、スポンジの切り方やロールケーキへのアレンジレシピも学びます。

そして、目の前で見るプロのデコレーション技術は圧巻!生クリームで描き出すデザインや、イチゴを使ったサンタさんもとっても可愛いです。
 

まるでお店のケーキみたい!素敵に完成

楽しい講義はあっという間に終わり、オーブンからスポンジ生地を取り出します。

ふわふわに膨らんだ様子に、みんな感動です!
 
ここからは、生クリームを泡立て、デコレーションをしていきます。

ケーキの周りに塗るクリームは少し柔らかめに、絞る為のクリームは少し硬めに、混ぜる時間を調節しながら固さを変えていきます。

さすがプロ、このひと手間が仕上がりを大きく左右されるんですね。目からウロコでした。



デコレーションは自由な発想で!ということで、それぞれが好きなように仕上げます。
チョコレートやピックも飾り、粉糖をかけて完成です。

最後に箱に入れて持ち帰ります。
 

先生はおちゃめ!

今回教えて下さったのは、静岡県洋菓子作品展5年連続グランプリの洋菓子を専門とする縣(あがた)先生。

「わー!きれいー!すごいー!」

目の前で繰り広げられるプロの技に歓声が沸きますが、その度に

「え?僕がですか~!?」

とすかさず返し、笑いの渦が起きていました。

人気すぎて、ケーキと一緒に先生の撮影希望者がたくさんいます。

先生も、6歳の息子さんと普段からケーキ作りを楽しんでいるそうです。

「食の再教育」の場所を作り、子どもへ食文化を継承していく

お菓子教室以外にも、料理教室では本格和食、洋食、中華など、それぞれのプロから学ぶことができます。他にも、介護食士講座や薬膳講座、フルーツカービング講座などもあります。

また、子ども向けには「食の幼稚園・食の小学校」のイベントを年に4回開催しています。



「食の再教育の場所として、大人が食の歴史や技術、文化を楽しく学んで、自宅でも子ども達に伝えてほしい。そうやって、食の伝承をしていきたい。」


こんな風に、講座には浜松調理菓子専門学校の食育活動への想いが込められています。




「ハマチョウ教室」でプロから楽しく食を学びながら、子ども達へ食の楽しさを伝えていきたいですね!
 

講座スケジュール

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