事件事故しずおかの記事一覧
-
浜松の40代男性、2000万円投資詐欺被害 SNSで知り合った人物から
浜松市中央区の40代男性会社員が26日までに、SNS(交流サイト)で知り合った人物から投資名目で現金約2千万円をだまし取られたと浜松東署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は1月上旬ごろにSNSを通じてFX取引の投資の勧誘を受け、2月上旬から3月下旬までの間に6回にわたって、現金計約2千万円をネットバンキングから指定された口座に振り込んだ。 アプリ上に1億円以上の利益が出ているという表示があり、現金化しようと仲介役の女性を名乗る人物に連絡したところ、「指導料20%が必要」と請求されたという。弁護士に相談して発覚した。
-
浜松・中央区の市道で乗用車ひき逃げ 登校中の男子児童軽傷
26日午前7時半ごろ、浜松市中央区和地町の市道で、乗用車が歩行中の男子児童(6)と衝突して逃走した。児童は膝などを打ち軽傷のもよう。浜松西署がひき逃げ事件として調べている。 同署によると、現場は和地小前の片側1車線の直線道路。児童は1人で登校中だった。車は横断歩道を渡っていた児童のランドセル付近にぶつかり、そのまま逃走したとみられる。車は白っぽい色という。同校からの通報で発覚した。
-
掛川の市道で軽乗用車と男性衝突 男性は死亡
25日午後10時20分ごろ、掛川市高御所の市道で、同市長谷1丁目、看護師の女性(24)の軽乗用車と路上にいた男性が衝突した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。 現場は片側1車線の道路直線部分。掛川署によると、男性は外国人とみられ、道路に座っていた。近くに自転車があったという。同署が身元の確認を急ぐとともに、事故の原因を調べている。
-
父親の死体を遺棄した疑い 富士署が男を逮捕
富士署は25日、死体遺棄の疑いで富士市の無職の男(52)を逮捕した。 逮捕容疑は4月中旬から下旬にかけて、市内の父親(82)宅で、父親の死体を遺棄した疑い。 同署によると、2人は同居していたとみられる。父親は4月中旬ごろ、身近な人物と会っていたことが確認されている。同署は男の刑事責任能力の有無を慎重に調べるとともに、死因や遺棄の経緯について捜査を進める。 現場は東名高速道富士インターチェンジから東へ約300メートルの住宅地。市消防本部などによると、24日午後4時20分ごろ、父親について市包括支援センター職員から安否確認を要請する119番があり、駆け付けた救急隊員が寝室で遺体を見つけた。
-
「億トレーダー」名乗りSNS投資詐欺 被告に懲役4年判決 静岡地裁浜松支部
交流サイト(SNS)上で「億トレーダーのビリー」と名乗り、投資運用名目で集めた資金をだまし取ったなどとして金融商品取引法違反と詐欺の罪に問われた奈良県生駒市、無職の被告(33)の判決公判で、静岡地裁浜松支部は25日、懲役4年(求刑懲役5年6月)を言い渡した。 岸田朋美裁判官は判決理由で、詐取金額が多額だった一方で、被害者への弁償額がわずか計6千円にとどまることに言及した。投資交流会「本気会」を立ち上げた上で、SNSのライブ配信などを駆使して会員たちに自身のことを「多大な資産と類いまれなる投資の才覚がある」と信じ込ませるなど、手慣れた手口で巧妙と指摘した。 被告が「現金を受け取った時点では
-
軽乗用車でトラックに追突、軽傷ひき逃げ疑い 浜松東署、男を逮捕
浜松東署は25日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、浜松市中央区倉松町、会社役員の男(51)を逮捕した。 逮捕容疑は24日午後8時20分ごろ、同区の県道で軽乗用車を運転し、信号待ちをしていた袋井市の男性会社員(47)のトラックに追突して軽傷を負わせ、そのまま逃走した疑い。 同署によると、現場に落ちていた車の部品から、男の車両を特定した。
-
アタミロープウェイのゴンドラ緊急停止 従業員ら13人、2時間宙づり状態
25日午前9時ごろ、熱海市の「アタミロープウェイ」で、従業員と清掃スタッフの男女13人を乗せたゴンドラ1基が緊急停止し、宙づり状態になった。13人は約2時間後に救助され、けが人はいなかった。熱海署は電気系統のトラブルとみて原因を調べている。 運行会社と同署によると、従業員ら13人は午前9時半の始発運行に先立ち、熱海港近くの山麓駅からゴンドラに乗り込み、熱海城前の山頂駅に向かっていた。山頂駅の手前で緊急停止したという。保守点検の業者が午前11時すぎにゴンドラを復旧させ、従業員らは山頂駅に降りた。 アタミロープウェイは長さ約300メートル、高低差約90メートルで、繁忙期は一日で延
-
工具盗んだ疑い 沼津署
工事現場から工具を盗んだとして沼津署は25日、窃盗の疑いで沼津市の建設作業員の男3人を逮捕、再逮捕した。逮捕されたのは同市大岡、男(36)と同市大塚、男(23)の両容疑者。再逮捕されたのは同市西添町、男(28)。3人の逮捕容疑は昨年12月中旬、裾野市御宿の工事現場から工具計約30点(計100万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、3人は会社の同僚。男(28)は今年1月15日と3月11日、建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されていた。
-
浜松で工場火災
25日午後2時5分ごろ、浜松市中央区中田町の東海染工浜松事業所から出火し、工場内の約25平方メートルを焼いた。浜松東署や市消防局によると、繊維加工の工程で使用する機械や、鉄骨のはりなどに堆積したほこりが燃えたという。約3時間半後に鎮火した。けが人はいなかった。同署などが出火原因を調べている。
-
詐欺未遂の疑い 大阪の少年逮捕 焼津署
焼津署は25日、詐欺未遂の疑いで大阪府の自称アルバイトの少年(16)を逮捕した。逮捕容疑は何者かと共謀して同日、焼津市の無職男性(81)宅に、孫をかたって「お金が必要」などと電話をかけて現金をだまし取ろうとした疑い。男性宅を訪れようとした際、金融機関から連絡を受けて周辺を警戒していた警察官に取り押さえられた。
-
同僚の化粧品を窃盗の女性職員 懲戒処分 静岡県立こども病院
静岡県立病院機構は25日、同僚の化粧品を盗んだとして、県立こども病院(静岡市葵区)の女性職員(32)を停職5日の懲戒処分とした。 女性職員は2月22日、同病院内の女子更衣室で、別の職員が置き忘れた化粧品2点(計9千円相当)を持ち去ったという。
-
酒気帯び運転の疑い 富士署
富士署は24日、道交法違反の疑いで、富士市大淵、自称会社員の男(63)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後6時半ごろ、同市の県道で乗用車を酒気帯び運転した疑い。同署によると、信号待ちで停止中の乗用車に衝突する事故を起こして発覚した。けが人はいなかった。
-
健康被害の疑い 静岡県内新たに1人 紅こうじ問題
静岡県は25日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡り、県内で健康被害の疑いのある患者が新たに1人確認されたと発表した。県内の患者は計53人になった。
-
東海道線で倒木 トレーラー接触、一時運転見合わせ
24日午前6時50分ごろ、静岡市清水区の国道1号富士由比バイパス上りの由比漁港付近で、同市駿河区の男性トラック運転手(63)が運転する大型トレーラーが道路脇の樹木に衝突し、折れた長さ約6メートルの樹木がJR東海道線の線路をふさいだ。この影響で沼津―静岡間の上下線で一時運転を見合わせ、特急を含む25本が全区間で運休、49本が部分運休したほか、普通列車18本が最大で約2時間遅れ、約2万3500人に影響が出た。
-
不同意わいせつ未遂の疑い 静岡南署
静岡南署は24日、不同意わいせつ未遂の疑いで静岡市葵区安倍口団地、アルバイト清掃員の男(54)を逮捕した。逮捕容疑は3月下旬ごろ、静岡市内の河川敷で女性の腕をつかみ、わいせつな言葉を発したり、わいせつな行為を要求したりした疑い。同署によると、女性がその場から逃げて通行人を通じて110番し、同署が捜査していた。
-
民家3軒に侵入し金品盗もうとした疑い 浜松中央署
浜松中央署は24日、住居侵入と窃盗未遂の疑いで、住所、職業不詳の男(62)を逮捕した。逮捕容疑は1月下旬、浜松市中央区の民家3軒に侵入し、金品を盗もうとした疑い。同署によると、いずれも同じ日の犯行で、窓ガラスを割って侵入したとみられる。
-
強要未遂の疑い 焼津署
焼津署は24日、強要未遂の疑いで静岡市駿河区敷地1丁目、飲食店経営の男(35)を逮捕した。逮捕容疑は4月中旬、交際相手の女性に対し、女性のわいせつな動画を投稿すると脅迫し、面会を強要しようとした疑い。
-
"逮捕状"画像送り「現金振り込まないと…」 御殿場の男性800万円被害
御殿場市に住む70代のアルバイトの男性が24日、警察官などをかたる男女に現金800万円をだまし取られたと御殿場署に届けた。犯行グループは逮捕状に似た書面の画像を男性に送りつけ、不安をあおったという。 同署によると、男性宅の固定電話や携帯電話に19~23日、総合通信局職員や警察官を名乗る男女から「重大事件にあなた名義の口座と携帯電話が悪用され、共犯者になっている」「指定する口座に現金を振り込まないと、逮捕することになる」などと電話があった。さらに、男性の名前が手書きされた逮捕状のような書面の画像が送られてきた。男性は23日に市内の金融機関から指定された口座に現金を振り込んだ。 24日に男性
-
医師資格持たず美容液注射疑い 富士署、女2人逮捕
医師免許がないのに知人に美容液を注射したとして、富士署は24日、医師法違反の疑いで、ともにフィリピン国籍の富士市伝法、工員の女(51)、同市今泉、工員の女(48)の両容疑者を逮捕した。 2人の逮捕容疑は共謀して2023年12月ごろから24年2月ごろまで、医師の資格を持たず複数人に美容液を注射した疑い。 同署によると、2人は女(51)の自宅アパートの1室で、美白効果をうたう液体を元同僚ら複数の知人に注射した。1回につき1万円弱の料金を取っていたとみられる。女(51)が施術し、女(48)は注射以外の事務作業を担当していたという。 2月3日、施術を受けた客が悪寒などの体調不良を病院に訴えて注
-
静岡県内の通園バス安全装置 3月末までに「設置完了」
子どもが車内に置き去りになるのを防ぐため、幼稚園や認定こども園などの通園バスに設置が義務づけられた安全装置について、静岡県は23日、今年3月末までに全ての車両で設置が完了したとみられると明らかにした。現在、確認作業を進めている。 安全装置は牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の事件をきっかけに、2023年4月に義務化され、1年間の経過措置を設けた。エンジン停止後に車両後方のスイッチを押して警報を解除する装置や、センサーで子どもを検知するタイプなどがある。 県内の対象車両は約1800台。設置率は23年10月末時点で70・0%、同12月末時点で84・2%だった。県は早期に100%を達成するよ
-
【牧之原・園児バス置き去り死初公判】冒頭陳述要旨
【被告人の職務】 増田立義被告は2002年から榛原学園理事長兼川崎幼稚園長として園全体の業務を統括し、保育や安全管理を行っていた。年に数回程度、送迎バスの運転手の不在時などにバスを運転することがあった。西原亜子被告は事件当時、河本千奈ちゃんを含む19人が在籍する組の担任として、園児の保育、教育、安全管理などの業務に従事していた。 【川崎幼稚園の安全管理の状況】 21年7月に福岡県内で発生した同種の園児死亡事件を受け、関係省庁から安全管理の徹底についての通達が出された。子どもの出欠状況を保護者に速やかに確認することや職員間の情報共有、送迎バスの乗車時と降車時に座席や人数の確認を徹底するこ
-
前園長「全て私の責任」「先を急いでいた」 牧之原園児置き去り死初公判・被告人質問
牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で2022年9月、園児の河本千奈ちゃん=当時(3)=が送迎バスに置き去りにされ、熱中症で死亡した事件の初公判で、前園長の増田立義被告(74)の被告人質問での主なやりとりは次の通り。 ⇒届かぬ声 子どもの現場は今 保育連載の特設サイト ⇒届かぬ声 子どもの現場は今 保育連載の特設サイト 【弁護側】 -川崎幼稚園ではバスの乗り降りで園児の人数確認をしていたか。 「運転手と補助員で確認していると思っていた」 -事件当時、車内に園児は残っていないと思ったのか。 「補助員がスライドドアをバタンと閉めたので、いないと思った」 -
-
牧之原の悲劇「自分事に」 傍聴者、再発防止願う【園児置き去り死初公判】
誰か一人でも確認していれば救えた命では―。当時3歳の園児だった河本千奈ちゃんが送迎バスに置き去りにされ死亡した事件で、静岡地裁で23日に開かれた初公判を傍聴した人たちからは、園の安全意識の希薄さを悔やんだり、同様の事件が繰り返されないよう願ったりする声が聞かれた。 ⇒届かぬ声 子どもの現場は今 保育連載の特設サイト ⇒届かぬ声 子どもの現場は今 保育連載の特設サイト 隣接する牧之原市で起きた事件に「人ごととは思えない」と初めて裁判傍聴に足を運んだ菊川市の主婦堀祐華さん(43)は「当時の状況を聞き、思い込みが重大な結果を招いてしまうと痛感した。(バスを運転していた増
-
千奈ちゃん「バス来てるよ」車内で声も 前園長は気付かず施錠【牧之原置き去り死初公判】
「ケーキバス、後ろから来てるよ」-。静岡地裁で23日に開かれた牧之原市の送迎バス園児置き去り事件の初公判。検察は冒頭陳述で、河本千奈ちゃんがバスに取り残される直前、別の送迎バスの存在に気付き、車内で声を上げていたことを明らかにした。そのとき車内には千奈ちゃんと運転席の園長だけ。その言葉は園長に向けられていたのだろうか。しかし、増田立義被告(74)はその声に気付くことなく、バスを施錠。増田被告は最後に車内を確認しなかったことについて「補助員がスライドドアを閉めたので、いないと思った」「(私用で)先を急いでいた」などと語った。 ⇒届かぬ声 子どもの現場は今 保育連載の特設サイト &r
-
牧之原園児バス置き去り、前園長ら業過致死罪認める 「苦しい思いさせた」 静岡地裁初公判
牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で2022年9月、園児の河本千奈ちゃん=当時(3)=が送迎バスに置き去りにされ、熱中症で死亡した事件で、業務上過失致死の罪に問われた前園長の増田立義被告(74)、元クラス担任の被告(48)の初公判が23日、静岡地裁(国井恒志裁判長)で開かれた。国井裁判長の「あなたがやったことに間違いはないか」との問いに対し、増田被告は「はい」、元クラス担任の被告は「間違いありません」といずれも起訴内容を全面的に認めた。 ⇒届かぬ声 子どもの現場は今 保育連載の特設サイト ⇒届かぬ声 子どもの現場は今 保育連載の特設サイト 事件を機
-
側溝ふた盗難被害 函南町で累計47枚 約115万円相当
函南町の仁科喜世志町長は23日の記者会見で、町道の側溝に設置された金属製のふたの盗難被害について累計で47枚(約115万円相当)に及んでいると明らかにした。 町は2月、昨年末から2月にかけて17枚が盗まれたと発表。3月中旬ごろから再び被害が確認され、今月9日までに計10カ所で盗まれた。内訳は格子状のグレーチングが44枚、表面に滑り止め加工されたしま鋼板が3枚。いずれも三島署に被害届を提出した。 同署は11日、県道の側溝に設置されたグレーチングを盗んだ疑いで同町の男を逮捕している。
-
東京・新島沖で貨物船航行不能
23日午前2時40分ごろ、東京都の新島東沖約15キロ付近で韓国船籍の貨物船「ANNA」(1972トン)のかじが故障し、航行不能となった。下田海上保安部によると、乗組員13人にけがはなかった。同海保の巡視船がえい航して神奈川県に向かった。
-
清水区「誠心会」贈収賄事件 2被告、追起訴内容認める 静岡地裁公判
静岡市清水区の社会福祉法人「誠心会」の法人資金が着服されたとされる事件で、業務上横領の罪などに問われた元理事長で団体役員(43)=埼玉県新座市=と団体職員(52)=東京都中央区=の第2回公判が23日、静岡地裁(国井恒志裁判長)で開かれ、2人はともに追起訴内容を認めた。 2人は3月の初公判で、誠心会の口座から約4400万円を横領したとする起訴内容を認めていた。その後、同会の役員改選を巡り理事や監事、評議員を指定した人物に変更できるよう権限の行使を当時の理事長(48)=社会福祉法違反(収賄)の罪で起訴=に依頼して現金2千万円の供与を約束し、同会の口座から計3千万円を横領したとして社会福祉法違反
-
海外アニメ制作 北朝鮮が下請けか 米分析 制裁違反疑い
【ワシントン共同】米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は22日、北朝鮮のアニメスタジオが米国からの制裁に違反し、米国や日本の制作会社が下請けに出した仕事に関わっていたとみられるとの分析を公表した。各国企業が「意図せずに北朝鮮企業を使っている可能性」を示すものだとしている。 制作会社側が知っていた形跡はないという。カリフォルニア州を拠点とする会社が制作したアマゾンオリジナルの「インビンシブル~無敵のヒーロー~」や、7月放送開始の日本のアニメ「魔導具師ダリヤはうつむかない」などの制作下請けに北朝鮮のスタジオが関与していたもようだと指摘した。 北朝鮮のIPアドレス上に置かれたクラウドサーバーに
-
焼津で廃棄物処理工場全焼 けが人なし
22日午後11時10分ごろ、焼津市利右衛門、廃棄物リサイクル業「環境のミカタ」のアースプロテクションセンター第2工場から出火し、鉄骨平屋建ての工場約1300平方メートルを全焼した。けが人はいなかった。 同社のホームページによると、同工場は廃プラスチックを破砕、溶解して再原料化する施設。焼津署によると、工場は当時稼働中で、機械から出火したという。現場は大井川港に近く工場や事業所が立ち並ぶ地域。同署や志太消防本部が詳しい原因を調べている。
-
牧之原の園児バス置き去り死、前園長ら認める
牧之原市の認定こども園で2022年、通園バスに園児を放置し熱中症で死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた前園長と元クラス担任は23日、静岡地裁の初公判でいずれも起訴内容を認めた。
-
健康被害の疑い 静岡県内新たに2人 紅こうじ問題
静岡県は22日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡り、県内で健康被害の疑いのある患者が新たに2人確認されたと発表した。県内の患者は計52人になった。
-
三島の80代女性 カード詐取被害
三島市の80代女性が22日、郵便局長を名乗る男らに郵便貯金のキャッシュカード2枚をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は3月下旬ごろ、男から「キャッシュカードに防止器を取り付ける必要があるので預かる」などと電話を受け、その後に女性宅に訪れた郵便局員を名乗る女にカードを手渡した。カードの口座からは現金が引き出されたという。
-
警官を名乗る人物に1200万円 沼津の女性 詐欺被害
沼津市の70代女性が22日までに、警察官などを名乗る人物に現金約1200万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は詐欺事件として調べる。 同署によると、3月上旬に女性宅に警察官や検察官をかたる男の声で「詐欺で逮捕した犯人があなたから口座を買ったと言っている。無罪を証明するために協力してください」などと電話があった。女性が指示に従い、相手が申請したインターネットバンキングの口座に預金を集めたところ、4月中旬までの4回にわたり、計約1200万円を他人の口座に移し替えられたという。
-
静清信金藤枝支店 特殊詐欺被害防ぐ 藤枝署が感謝状
藤枝署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、静清信用金庫藤枝支店(高田剛弘支店長)に署長感謝状を贈った。 同署によると、3月8日、来店した藤枝市内の高齢夫婦が土地購入の頭金として現金300万円を出金しようとした。職員が不動産会社名や連絡先を聞き、返答に困っていた夫婦を不審に思い同署に通報するなどして被害を防いだ。 同署で贈呈式が行われ、高田支店長は坂田幸隆署長から感謝状を受け取った。
-
JA職員が特殊詐欺を未然防止 袋井署が感謝状
袋井署は22日、特殊詐欺被害防止に貢献したとしてJA遠州中央袋井南支店の職員鈴木佳緒利さん(47)に署長感謝状を贈った。同署で贈呈式を行った。 鈴木さんは3月11日、同支店の窓口で出金手続きをしようとした80代女性から出金の理由を聞き取り、内容から特殊詐欺を疑い警察に通報した。鈴木さんは昨年3月にも、詐欺被害を未然に防いだとして同署から表彰を受けた。
-
御殿場線列車と衝突し死亡
21日午前11時50分ごろ、長泉町納米里のJR御殿場線四ツ谷踏切で、線路内に立ち入った人が下り普通列車と衝突し、死亡した。裾野署によると、衝突したのは成人男性とみられ、同署が身元の確認を急いでいる。JR東海によると、御殿場-沼津駅間の上下線で約1時間半にわたり運転を見合わせた。計11本に運休や遅れが出て、約1230人に影響が出た。乗客にけがはなかった。踏切の遮断機は正常に動いていたという。
-
海自ヘリ2機墜落 衝突か 1人死亡、7人行方不明 伊豆諸島・鳥島東方 深夜、潜水艦探知訓練中
20日深夜、伊豆諸島の鳥島東方海域で訓練中の海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が墜落した。計8人が搭乗しており、海自は捜索現場で2機のフライトレコーダー(飛行記録装置)を発見し、回収した。21日午前、東京・市谷の防衛省で記者会見した木原稔防衛相は、近接した場所で見つかっていることから「2機が衝突した可能性が高い」との見方を示した。海自はうち1人を救助したが、死亡を確認。残る7人の捜索を続けるとともに事故原因を調べている。 海自によると、ヘリ6機と艦艇8隻で海自潜水艦を探知する訓練をしていた。当時は墜落した2機のほかにヘリ1機が飛行していた。20日午後10時38分ごろ、大村航空基地(
-
工場から出火、おがくず焼く
20日午後7時半ごろ、島田市牛尾、大井川小径木加工事業協同組合の平屋建て工場内から出火し、おがくずを焼いた。けが人はいなかった。島田署によると、工場は出火当時、無人だった。同署と静岡市消防局が出火原因を調べている。
-
浜名湖に身元不明女性遺体
19日午後5時10分ごろ、浜松市中央区舞阪町弁天島の浜名湖で、女性の遺体が浮いているのを通行人が見つけて119番した。浜松西署によると、遺体は60~80代くらいで身長約160センチ、中肉。紺色の長袖ストライプ柄のシャツと黒色の長ズボン、両膝に黒色のサポーターを着用していた。浜松市消防局によると、女性はあおむけの状態で、橋の下の岸付近で発見された。同署などが身元を調べている。
-
【牧之原・バス置き去り園児死亡】臨時の運転が招いた悲劇 23日初公判
牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で2022年9月5日、園児の河本千奈ちゃん=当時(3)=が送迎バスに置き去りにされ、熱中症で死亡した事件で、業務上過失致死の罪に問われた前園長の増田立義被告(74)、元クラス担任(48)の初公判が23日、静岡地裁で開かれる。幼い命が失われた事件の真相について両被告は法廷で何を語るのか―。関係者への取材と同市検証委員会の報告書などを基に当日の状況を時系列で追い、両被告が問われている過失に迫る。 (「届かぬ声」取材班) 運転手「不在」、複数回認識か ―事件当日の経過 「おれが乗らなきゃいけなくなった」 22年9月5日朝。川崎幼稚園の関係者は、同園の職員
-
裾野の自治会で400万円使途不明 業務上横領などの疑いも
裾野市の千福が丘区自治会で400万円以上が使途不明金となっていることが19日、複数の区関係者への取材で分かった。区費や市の交付金が私的流用された可能性があり、自治会から相談を受けた裾野署は業務上横領などの疑いもあるとみて、調べている。 関係者によると、使途不明金は3月上旬の会計監査で発覚した。区費などを管理する口座残金が改ざんされた疑いがあり、発覚時点で約418万円の行方が分からなくなっていた。2023年4月から24年2月にかけ、数十万円ずつ複数回に分けて引き出されていたという。自治会は3月中旬以降、同署に届け出て関係資料を提出した。 自治会は口座を管理していた女性事務員を出勤停止処分と
-
【牧之原・バス置き去り】園児遺族「本音語って」 前園長ら、23日に初公判
牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で2022年9月、園児の河本千奈ちゃん=当時(3)=が送迎バスに置き去りにされ、熱中症で死亡した事件で、業務上過失致死の罪に問われた前園長の増田立義被告(74)、元クラス担任の被告(48)の公判が23日、静岡地裁で始まる。千奈ちゃんの両親は被害者参加制度を利用して出廷する予定で、父親(39)は両被告に対し「裁判のために用意した言葉ではなく、自分の本音で語ってほしい」と求める。 公の場での発言は増田被告は事件2日後の記者会見以来で、元クラス担任の被告は初めて。全国の園児送迎バスへの安全装置の設置義務化など、社会に大きな影響を与えた事件について両被告が何を語
-
函南でひき逃げ 自転車の中学生軽傷
19日午後6時20分ごろ、函南町間宮の路上で自転車に乗っていた同町の男子中学生に黒色っぽい車両が接触し、そのまま逃走した。三島署によると、中学生は右腕を打つ軽傷を負った。現場は十字路で、同署はひき逃げ事件として捜査している。
-
三島の80代女性 250万円詐取被害 カード2枚も
三島市の80代女性が19日、息子や郵便局員を名乗る男らに現金250万円とキャッシュカード2枚をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は18日午前10時ごろ、男から「会社の郵便物を間違えて送った」「取引先の決算に間に合わない」などという電話を受け、女性宅を訪れた息子の上司のおいを名乗る男に現金とカードを手渡した。
-
熱海で住宅半焼
19日午後0時40分ごろ、熱海市紅葉ガ丘町の男性(66)方から出火し、木造2階建て住宅を半焼した。けが人や延焼はなかった。熱海署によると、出火当時は無人で、近所の人が110番した。同署などが出火原因を調べている。
-
投資詐欺で1100万円被害 島田の70代男性
島田市の会社役員の70代男性が19日までに、交流サイト(SNS)を通じて投資名目で現金1100万円をだまし取られたと島田署に届けた。 同署によると、男性は1月下旬、SNS上で投資の勧誘を受け、グループチャットに参加。トレーダーや指南役をかたる人物とやりとりを重ね、3月上旬までに指定された4口座に約5回現金を振り込んだ。「税金を支払わないと利益がなくなる」と言われて不審に思い、同署に相談した。
-
浜松・西山町の女性殺害10年 浜松中央署が情報提供呼びかけ
現在の浜松市中央区西山町で、無職曽根栄子さん=当時(79)=が自宅で殺害された事件は21日、発生から10年を迎える。浜松中央署捜査本部は19日、現場周辺で情報提供を呼びかける街頭広報を行った。 2014年4月21日午後7時ごろ、台所で血を流して倒れている曽根さんを帰宅した家族が発見した。死因は首を刺されたことによる失血死だった。捜査本部はこれまでに延べ4万6千人を投入して捜査を続けているが、犯人の特定には至っていない。 広報活動には浜松中央、浜松西の両署や県警捜査1課の警察官約20人が参加し、通行する車のドライバーらにチラシ入りポケットティッシュを配った。捜査本部によると、これまで計88
-
伊豆で住宅火災 2階部分焼く
18日午後3時20分ごろ、伊豆市松ケ瀬の男性方から出火し、木造2階建て住宅の2階部分を焼いた。男性方は4人暮らしで、出火当時、男性含め3人が在宅していたが無事だった。伊豆中央署などが出火原因を調べている。
-
ヘリの強風で型枠当たり重傷 静岡の工事現場
国土交通省航空局は18日、静岡市葵区の鉄塔の工事現場で、ホバリング中のヘリコプターが吹き下ろす強風により、地面に置かれていた鋼製の型枠があおられ、型枠に当たった地上作業員1人が左脚挫創の重傷を負ったと発表した。 事故は12日に発生した。国交省によると、型枠は長さ約6・5メートル、重さ約140キロ。ヘリは「新日本ヘリコプター」(東京都)が運航し、同日午前10時ごろ、約7メートル上空からホバリングし、建設用資材であるセメントをつり下ろした際、現場の土台に使う型枠があおられた。 国交省は航空事故に認定し、運輸安全委員会が事故調査官3人を指名した。
-
静岡の80代女性 カード詐取被害 50万円引き出される
静岡市葵区の80代の無職女性が18日、警察官を名乗る男らにキャッシュカード1枚をだまし取られたと静岡中央署に届けた。女性の口座からは現金50万円が引き出されていた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日午前10時半ごろ、女性宅に警察官を名乗る男から「あなたの口座が不正に使われている」「私服の女性警察官を向かわせる」などと電話があった。女性はその後、自宅を訪れた女にキャッシュカードを封筒に入れて手渡した。女は女性が目を離した隙に封筒をすり替えてカードを盗んだという。
-
100万円詐取容疑で17歳少女再逮捕 静岡南署
静岡南署と県警捜査4課は18日、詐欺の疑いで横浜市の無職少女(17)を再逮捕した。 再逮捕容疑は3月28日、何者かと共謀し、静岡市葵区の無職女性(88)宅に息子や郵便局職員をかたり「書類を間違って送ってしまった」「遠くて取りに行けない」などと電話をかけた後、女性宅を訪れて現金100万円をだまし取った疑い。少女は同日に静岡市内で起きた別の詐欺未遂事件で同署などに現行犯逮捕されている。
-
小林製薬「紅こうじ」健康被害疑い 静岡県内で新たに1人 患者48人に
静岡県は18日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡り、県内で健康被害の疑いのある患者が新たに1人確認されたと発表した。県内の患者は計48人になった。
-
広島の市民団体、岸田首相ら告発 「祝う会」虚偽記入疑い
2022年に岸田文雄首相の就任を祝う会を主催した団体が、収益の一部とみられる資金を岸田氏の関連政治団体に寄付していた問題で、広島県の市民団体が18日、岸田氏と政治団体「岸田文雄後援会」の代表者ら4人に対する政治資金規正法違反容疑の告発状を広島地検に提出した。 市民団体は「岸田首相を刑事告発する会」。問題を巡っては、神戸学院大の上脇博之教授が2月に同地検に告発し、団体がそれに続いた。 告発状によると、22年6月12日に広島市内のホテルで開かれた「祝う会」は、後援会が主催する政治資金パーティーだったにもかかわらず、任意団体と偽って開催したと指摘。その上で後援会の政治資金収支報告書に、支出した
-
浜松など激しい雨 南部で突風も発生 軽乗用車2台が横転
上空の寒気と高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響で静岡県内は17日未明から朝にかけて大気の状態が不安定になった。浜松市中央区では1時間雨量が54・5ミリの非常に激しい雨が降り、4月の観測史上最大を記録した。 浜松市南部には一時、大雨警報が発令され、突風も発生。同区都盛町の市道交差点では同日午前4時45分ごろ、付近のガソリンスタンドに置かれていた軽乗用車2台が横転し、信号待ちをしていたミニバイクに接触した。浜松東署によると、ミニバイクに乗っていた同区の男性(60)が足首や手首などに軽傷を負ったもよう。 静岡地方気象台によると陸側と海側からの風がぶつかり、浜松市付近で局所的な前線ができた可
-
富士の80代女性 カード詐取被害
富士市の80代無職女性が16日、銀行員を名乗る女らにキャッシュカード3枚をだまし取られたと富士署に届け出た。同署が特殊詐欺として調べている。 同署によると、同日午後1時ごろ、女性宅に家電量販店員をかたる男から「あなたのクレジットカードでテレビを買いにきた客がいる」と電話があり、警察官や銀行協会職員をかたる男からも「口座を止めた。古いキャッシュカードの交換に行く」などと連絡があった。その後、自宅を訪れた銀行員を名乗る女にキャッシュカード3枚を封に入れるよう指示され、隙を見てすり替えられて盗み取られたという。
-
免許失効で車運転 河津町職員を懲戒
河津町は17日、運転免許証の失効中に自家用車を運転していたとして40代の男性主幹を戒告の懲戒処分にしたと発表した。 町によると、この職員は3月26日から31日にかけ免許を失効状態で通勤や私用で車を運転。公用車の運転はなかったとしている。本人が年度当初に免許証のコピーを町に提出しようとしたところ、自ら失効に気付いたという。 所属課の課長は口頭による厳重注意とした。町は対策として、今後は所属課に加え総務課でも職員の免許証を確認する。岸重宏町長は「行政への信頼を失墜させおわび申し上げる。再発防止を徹底する」とのコメントを出した。
-
浜松市中央区のコンビニでATM窃盗未遂 ガラス突き破り、持ち去ろうとしたか
16日午前4時20分ごろ、浜松市中央区法枝町のローソン浜松法枝町店で、何者かがフォークリフトのような車両でガラス扉などを突き破って侵入し、ATMを持ち去ろうとした。浜松中央署は窃盗未遂事件として犯人の行方を追っている。 同署によると、ATMを持ち去ろうとしたが、運び出すことができずそのまま逃走したとみられる。 当時店は営業時間外で、警備会社からの通報で発覚した。レジ周辺に物色した痕跡があり、詳細な被害は確認中としている。複数犯の可能性もあるとみて捜査を進めている。 現場はJR浜松駅から南へ約3キロの住宅や農地などが点在する地域。
-
420万円詐取被害 沼津の50代女性
沼津市の50代女性会社員が16日までに、SNSで知り合った人物に投資名目で現金約420万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は2月中旬、SNSを通じて知り合った人物に投資話を持ちかけられ、その後7回にわたり50万~100万円を指定された口座に振り込んだという。利益金を引き出そうとしたが相手と連絡が取れなくなり、被害が発覚した。
-
特殊詐欺で50万円被害 静岡の60代女性
静岡市葵区の60代女性が16日、区役所や金融機関の職員を名乗る男らに現金約50万円をだまし取られたと静岡中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日正午ごろ、男らから「累積保険料の払い戻しがある。コンビニのATMに行って」などと女性宅に電話があった。女性は同区内のコンビニに行き、携帯電話で男から指示された通りATMを操作したところ、他人の口座に現金が振り込まれた。その後、女性が近くの交番に相談して被害が発覚した。
-
小山社協職員着服 被害5団体 告訴状 御殿場署に提出
小山町社会福祉協議会の30代男性職員が事業利用者から徴収した代金や事務を受託する団体の口座から金銭を着服したとされる問題で、同社協は16日、被害を受けた5団体が男性を業務上横領や背任容疑で、御殿場署に告訴状を提出したと発表した。実質被害額は338万円超に上るという。 男性は問題発覚後の2023年6月に懲戒解雇された。同社協、町共同募金委員会、町遺族会、町シニアクラブ連合会、町赤十字奉仕団が4月3日、同署に告訴状を提出した。男性が、同社協が事務を受託する同連合会など3団体の預金口座から180万円、高齢者向け配食サービス代金など87万円、「歳末たすけあい募金」などの浄財69万円を着服したとして
-
国道1号静清バイパスで車両火災 静岡・葵区
16日午前8時35分ごろ、静岡市葵区北安東4丁目の国道1号静清バイパス上りの唐瀬インターチェンジ(IC)付近で、藤枝市の会社員男性(66)のトラックの荷台付近から出火した。けが人はいなかった。 静岡中央署によると、男性は走行中に出火に気づき、同ICの流出車線に停車した。同車線は2時間余りにわたり通行止めとなった。
-
出合い頭に衝突 軽乗用車が横転 牧之原市
16日午前6時45分ごろ、牧之原市静波の県道交差点で、牧之原市の男性(56)が運転する乗用車と掛川市の男性(38)が運転する軽乗用車が出合い頭に衝突した。軽乗用車が横転し、掛川市の男性が軽傷のもよう。現場付近は事故処理の影響で約1時間半、通行止めになった。現場は信号機のない交差点。
-
熱海・熱函道路でトラック横転 3台絡む事故、2人重軽傷 一時通行止め
15日午前6時45分ごろ、熱海市相の原町の県道熱海函南線(通称・熱函道路)で、トラックや軽乗用車など3台が絡む事故が発生した。2人が重軽傷のもよう。現場付近は事故処理の影響で約6時間、通行止めになった。 熱海署によると、御殿場市の女性運転手(56)の中型トラックが下り坂を走行中に横転し、対向車線にいた熱海市の男性会社役員(50)の軽トラックに衝突した。軽トラックが弾みで後続にいた同市の販売業男性(74)の軽乗用車にぶつかった。女性運転手が右肘に重傷、男性会社役員が首に軽傷とみられる。 中型トラックは横転の直前、付近の街路灯や看板、道路沿いに駐車中のタクシー2台にも相次ぎ衝突していた。現場
-
能登教訓に計画検証 県下署長会議 静岡県警本部長 指示
静岡県警は15日、県下署長会議を県警本部で開いた。津田隆好本部長が対面出席した県内28署長に対し、能登半島地震を踏まえ、警察の総合力を発揮した緊急事態対策の推進を指示した。 津田本部長は「地形が類似する伊豆半島でも同様の事態が想定される。署長自らが、被災情報の収集や避難誘導などの計画が管内の実態に即した実効性あるものかを確認し、危機感を持って検証を」と求めた。社会情勢が刻々と変わる中、新たな脅威に的確に対応する能力の醸成と組織運営により「警戒の空白」を生じさせないよう強調した。 3月末着任の津田本部長は、同じく新体制に移行したばかりの各署の運営重点として、「匿名・流動型犯罪グループ」など
-
下田市役所を安全運転推進事業所に 下田署で指定証交付
下田署と下田地区安全運転管理協会はこのほど、2024年度の安全運転管理推進事業所に下田市役所を指定した。 同署で交付式が開かれ、板山光宏署長が「他事業所の模範となってほしい」と指定証を手渡した。大原清志財務課長は「職員一丸で事故のないまちづくりを進める」と応じ、協会の大西将由副会長からアルコールチェッカー約30個を受け取った。
-
事故防止に貢献、功労者ら180人表彰 安協磐田地区支部
静岡県交通安全協会磐田地区支部はこのほど、長年にわたり交通安全活動を推進し、事故防止に貢献した功労者らをたたえる「優良運転者等表彰式」を磐田市上新屋のアミューズ豊田で開いた。松下直一支部長と、石川真磐田署長が180人に表彰状や記念品を贈った。 表彰を受けたのは主に次の通り。 【交通栄誉章緑十字銅章 全日本交通安全協会会長表彰】岩間敏訓、小沢宏男、小林貞次、斉藤勝悠、鈴木勝、鈴木裕次、中沢修身、平野貴代子、太箸隆三【優良運転金賞 県警察本部長・県交通安全協会会長連名表彰】平野敏男、藤森達芳、山崎峰次
-
熱函道路で車3台関連の事故、上下線で通行止め
15日午前6時50分ごろ、熱海市相の原町の県道熱海函南線(通称熱函道路)で、トラックなど3台が関連する事故があり、1人が重体のもよう。現場付近の上下が通行止めになった。
-
SNS投資詐欺で40万円被害 焼津の40代男性
焼津市の40代の男性会社員が14日、SNS(交流サイト)を通じて知り合った人物から投資名目で現金約40万円をだまし取られたと焼津署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は3月10日ごろにSNSを通じて投資の勧誘を受け、4月8日までの間に数回にわたって指定された個人口座に現金を振りこんだ。 同署管内では11日にも同様の手口で焼津市の40代の会社役員男性が約390万円の被害を届け出ていた。
-
沼津の東名で金網フェンス散乱 少なくとも26台が被害
13日午後9時10分ごろ、沼津市足高の東名高速道下り線で、金網フェンス約20枚が本線上に散乱し、少なくとも26台の通行車両が乗り上げた。 静岡県警高速隊によると、金網フェンスはおよそ2キロにかけて点々と落下し、乗り上げた車はパンクしたり、バンパーに傷が付いたりした。金網フェンスを落とした車両は見つかっていない。
-
静岡駅の線路内に人立ち入り、1万4千人に影響
13日午後9時35分ごろ、東海道新幹線の静岡駅構内で線路内に人が立ち入ったため、同新幹線は上下線で一時運転を見合わせた。安全を確認し、約30分後に運転を再開した。上下線計17本が最大37分遅れ、約1万4千人に影響が出た。JR東海によると、ホームから線路内に人が降りたのを駅員が見つけた。人と新幹線の接触はなかったという。
-
運転手「脇見が原因」 御前崎 児童5人乗車 バス事故
御前崎市上朝比奈の市道で11日に牧之原市の自主運行バスが道路脇の茶畑に突っ込んだ事故で、男性運転手(71)が「手元にあった時刻表を見ていて、脇見運転をした」などと原因を説明していることが12日、牧之原市への取材で分かった。 バスは市の委託を受けた「ミズノグループ」(同市静谷)が運営し、主に通学用として利用されていた。事故当時は同市立相良小の児童5人が乗車し、うち3人が12日までに病院で診察を受けた。同日からは事故を起こした車両の代わりに、別のバスとワゴン車の2台で運行する。
-
焼津カツオ盗 検審申し立て 被害の船会社
焼津市の焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオの窃盗事件で、組織犯罪処罰法違反容疑で追送検された同市の水産加工会社「マルテ小林商店」と同社元役員の男(46)=窃盗罪で起訴=を不起訴とした静岡地検の処分は不当だとして、窃盗の被害に遭った船会社が12日、静岡検察審査会に審査を申し立てた。 同社と被告は2021年3月、不正に入手した冷凍カツオを正規の取引で購入したように装い利益を得た疑いがあるとして、23年3月に静岡県警から書類送検された。地検は今年1月、不起訴処分にしていた。
-
24億円送金 水原容疑者訴追 米検察「大谷選手は被害者」
【ロサンゼルス共同】米ロサンゼルスの連邦地検は11日、銀行詐欺容疑で大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)を訴追したと発表した。違法賭博の借金を返すため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5千万円)以上を不正に送金したとしている。大谷選手は送金を知らず、許可もしておらず被害者だと指摘した。 ロサンゼルスの連邦地裁は、水原容疑者が12日に同地裁に出廷すると明らかにした。水原容疑者が正式に起訴され、有罪評決が出れば、最高で禁錮30年が科される可能性がある。 連邦地検によると、水原容疑者は送金のため、大谷選手を装って銀行に電話した疑いがある。
-
MRI画像を別人に誤送付 静岡県、委託研究事業
静岡県は12日、静岡社会健康医学大学院大に委託した調査研究事業で、MRI画像を別人に送付するミスがあったと発表した。対象者は1人で、名前や生年月日などが記載されていた。 県健康政策課によると、誤送付があったのは袋井市の住民の健康状態を調べる「静岡多目的コホート研究事業」。検査結果を郵送する際、同大学院大の担当者が誤ってMRI画像を別の調査対象者の封筒に入れたという。関係者に謝罪し、画像を回収した。県は「確認体制を強化する」としている。
-
新東名トンネル 路肩に金属片落下 新清水IC―JCT
中日本高速道路東京支社は12日、新東名高速道下り新清水インターチェンジ(IC)-新清水ジャンクション(JCT)間の小河内トンネルで、内壁に取り付けられた換気設備から欠損した長さ約11センチ、幅約1センチの金属片が路肩に落下しているのが見つかったと発表した。 同支社によると、見つかったのは換気設備内のプロペラを構成する部品。3月19日正午ごろ、設備点検の際に発見された。欠損した原因は調査中。2012年の同トンネル開通時に設置された換気設備という。
-
パチンコ店で火災 浜松市
12日午後9時5分ごろ、浜松市中央区のパチンコ店「ABC浜松森田町店」から出火し、外にあるLEDや外壁などを焼いた。約10分後に鎮火し、けが人はいなかった。浜松市消防局によると、従業員から「1階入り口の電気系統のあたりから火と煙が上がっている」と通報があった。
-
御前崎で茶畑にバス突っ込む 小学生5人乗車 牧之原市自主運行
11日午後3時ごろ、御前崎市上朝比奈の市道で、牧之原市の自主運行バスが道路脇の茶畑に突っ込む事故があった。牧之原市によると、同市立相良小の児童5人が乗車していて、このうち2人が病院で診察を受けたという。 菊川署などによると、バスは男性(71)が運転し、進行方向右側の茶畑に突っ込んだという。普段は主に通学用として利用され、児童は下校中だった。 現場は御前崎市と牧之原市の市境付近で、センターラインのない緩やかなカーブ。
-
投資詐欺390万円 焼津の男性被害
焼津市の40代の男性会社役員が11日、SNS(交流サイト)を通じて知り合った人物から投資名目で現金約390万円をだまし取られたと焼津署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は2月中旬ごろ、SNSを通じて「簡単にできて必ずもうかる」などと投資の勧誘を受け、3月下旬までに指定された口座に数回にわたり現金を振り込んだという。
-
鉄製ふた 盗難相次ぐ 静岡県内で被害
小山の水路 19枚 小山町北郷地区の農業用用水路で、水路の接続や集水などの役割を持つ「枡(ます)」部分にふたをする鉄板が相次いで盗まれていたことが11日、町などへの取材で分かった。町は同日までに、御殿場署に被害届を出した。 町によると、中日向区で6日、縦横70センチの鉄板14枚がなくなっているのを地域住民が発見した。用沢区では10日に縦横90センチの鉄板5枚がなくなっていることが発覚した。盗まれた時期は不明で、署員や町職員が現場を確認して安全確保のためバリケードを設置した。被害額は計110万円超とみられ、町が地区内で注意喚起を行っている。 中日向区では1月、中日向浅間神社の屋根の銅板が何
-
復旧工事契約など4議案承認、可決 湖西市議会臨時会
湖西市議会は11日、臨時会を開き、2023年5月に火災が発生した市環境センターリサイクルプラザ(同市吉美)の復旧工事に向けた契約締結など4議案を原案通り承認、可決して閉会した。 火災は不燃ごみを粉砕し金属類を回収する作業中に発生し、出火原因はごみに混入したリチウムイオン電池と判明した。火災によりアルミ選別機や外壁などが損傷した。復旧工事の見積額は8億5360万円。市環境センター基幹改良工事と一体での実施が必要として、改良工事を行った「荏原環境プラント」(東京都)と特命随意契約を締結する。工事は25年3月に完了予定。費用は保険金3億6300万円と、公共施設整備基金を充てる。 ほかの議案は、法改
-
2800万円詐取被害 伊東の60代男性 外国為替売買の投資名目
伊東市の60代男性が10日、外国為替売買の投資名目で現金約2800万円をだまし取られたと伊東署に届けた。同署は県内で被害が相次ぐSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は2023年10月下旬、SNSのフェイスブックに出ていた投資の広告をクリックしたところ、外国為替の売買に関する投資を勧誘された。12月ごろから今年2月下旬までの間に複数回、指定された口座に計約2800万円を振り込んだという。男性は周囲の関係者に相談し、同署に被害届を出した。
-
御殿場の駐車場で乗用車から出火
9日午後9時55分ごろ、御殿場市二枚橋の駐車場に止められていた乗用車から出火し、車体の一部を焼いた。けが人はいなかった。御殿場署によると、車体の右前方のライト付近から火が出たとみられる。同署などが出火原因を調べている。
-
東名で看板落下 走行中の車に傷 小山町
中日本高速道路は9日午前6時25分ごろ、小山町竹之下の東名高速道御殿場インターチェンジ(IC)-大井松田IC間で、強風により縦横約1メートルの規制看板1枚が追越車線に落下し、同車線を走行していた乗用車1台のフロントバンパーなどに傷が付いたと発表した。運転手にけがはなかった。看板は約10分後に撤去された。 同社は、看板の落下によって傷が付いたなど心当たりのある車両に対し、問い合わせを受け付けている。問い合わせは同社<フリーダイヤル(0120)236208>へ。
-
住宅と物置小屋全焼 富士宮、けが人なし
9日午後7時ごろ、富士宮市野中の男性方から出火し、木造2階建て住宅と近隣の物置小屋1棟を全焼したほか、木造住宅2棟の一部を焼いた。けが人はいなかった。富士宮署などによると出火当時、男性の家族は全員外出中だった。同署などが出火原因を調べる。 現場はJR富士宮駅から南西に約2キロの高台にある住宅密集地で、炎が上がって周囲は一時騒然となった。
-
空き家を焼く火事 熱海市
9日午後0時25分ごろ、熱海市咲見町の空き家から出火し、鉄筋コンクリート造り3階建ての建物の一部2・4平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。熱海署によると、空き家は隣接する古屋旅館が所有し、物置として使っていた。当時は無人だった。屋内のコンセント部分に電気のショート痕が見つかったという。消防が駆けつけ、約15分後に鎮火した。
-
焼津の57歳女性 80万円詐取被害
焼津市の無職女性(57)が8日までに、SNSを通じて現金約80万円をだまし取られたと焼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、女性はSNSで「仕事を手伝ってくれないか」「利益が25%でその一部をあげる」などと言われ、犯人の指定する口座に作業に必要な代金を振り込んだ。その後、「作業が終わらなければ元金が戻らない」などと言われ、6、7日に同市内のATMから複数回に分け、現金約80万円を指定された口座に振り込んだ。
-
紅こうじ入院212人 小林製薬に相談5万3000件
厚生労働省は8日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントに関する健康被害の入院者が、7日時点で、退院した人を含め計212人になったと同社から報告を受けたと明らかにした。医療機関を受診した人は計1224人。同社への相談件数は約5万3千件となった。 厚労省によると、6日に同省と大阪市が小林製薬本社で実施した聞き取りでは、健康被害の把握から公表まで約2カ月を要したことなどに関し、再発防止に向けた資料の提出を受けたり、担当者の説明を聞いたりした。食品衛生法は、事業者が健康被害を把握した際は自治体に情報提供することを努力義務とするが、同社は認識していなかった可能性もあるという。 国のコールセンターには
-
浜松で腕時計など860万円相当盗難 ブランド品買い取り販売店に何者かが侵入
7日午前2時半ごろ、浜松市中央区伝馬町のブランド品買い取り販売店に何者かが侵入し、高級腕時計など計21点(860万円相当)を盗んで逃走した。浜松中央署が窃盗事件として犯人の行方を追っている。 同署によると、盗まれたのは、高級ブランドの腕時計6点とカバン15点。当時、店は営業時間外で無人だった。従業員が防犯装置作動の通知を受け、同署に通報した。 同店関係者によると、複数人による犯行とみられ、来店者が利用する出入り口とは別の裏口から侵入した可能性が高い。ショーケースのガラスが割られ、商品が盗まれていたという。 現場はJR浜松駅から北西に約600メートルの市中心街で、国道257号に面したビル
-
浜松・引佐町で住宅火災 2人けが
7日午後5時5分ごろ、浜松市浜名区引佐町金指の男性(59)方から出火し、2階建て住宅を焼き、2人がけがをした。細江署と市消防局が出火原因を調べている。 細江署と市消防局によると、出火当時、住宅には男性と52歳の妹がいて、2階にいた妹が「1階が燃えている」と119番した。妹がベランダから避難した際に転倒しけがを負って救急搬送されたが、命に別状はないとみられる。避難を手伝った通行人の男性(60)=同区=も軽傷を負った。 現場は天竜浜名湖鉄道金指駅の北約1キロ。出火した住宅の窓から激しく炎が上がり、近隣住民らが消火活動を心配そうに見守った。通行人の女性は「通りがかりに窓から煙が出ていて火事に気
-
建造物侵入疑い 米兵ら5人逮捕 沖縄県警
沖縄県警沖縄署は7日、建造物侵入などの疑いで、米軍キャンプ・シールズ(沖縄市)所属の海軍2等兵曹サバンナ・デニソン容疑者(21)ら5人を現行犯逮捕した。いずれも認否を明らかにしていない。
-
男性が外窓清掃中に転落、死亡 伊豆の国市の医療施設
6日午前9時10分ごろ、伊豆の国市田京の伊豆保健医療センターで、長泉町本宿の清掃作業員の男性(45)が外窓の清掃中に転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。施設は4階建てで、高さ約15メートル。伊豆中央署などによると、男性は器具で体をつりながら4階の窓を1人で清掃していた際、落下したとみられる。命綱は付けていたとされる。同署は労災事故とみて、原因を調べている。
-
富士宮で住宅2棟全焼 周辺2000戸一時停電も
5日午前11時25分ごろ、富士宮市杉田の男性方から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。隣接する木造2階建て住宅1棟も全焼したほか、住宅3棟と車庫、カーポートのそれぞれ一部を焼いた。電線が焼損した影響で周辺約2千戸が一時停電した。けが人はいなかった。 同市消防本部と富士宮署によると、家人は避難して無事だった。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、停電は約3時間半後にすべて復旧した。 同署などが出火原因を調べる。
-
袋井でひき逃げ 3台絡む玉突き事故、1人けが
5日午後1時40分ごろ、袋井市堀越の県道で、北進の乗用車が信号待ちをしていた浜松市中央区の男性会社員(29)の乗用車に追突し車両3台が絡む玉突き事故を起こしてそのまま逃走した。磐田市の男性会社員(45)が頭部打撲の軽傷のもよう。袋井署がひき逃げ事件として調べている。
-
傷害の疑いで男逮捕 伊東署
伊東署は4日、傷害の疑いで住所、職業不詳の男(29)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前5時半ごろ、伊東市内のタクシー会社駐車場で、男性従業員(81)の左肩にかみつくなどし、けがを負わせた疑い。同署によると、容疑者は始業前のタクシーを利用しようとして暴行したという。
-
孫名乗る男らに200万円詐欺被害 三島の80代女性
三島市の80代女性が4日、孫やJR社員を名乗る男らに現金200万円をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、2日午前11時ごろ、男から女性宅に「財布が入ったバッグを落とした」「200万円必要になったから助けてほしい」などと電話があり、女性はその後訪れた孫の知人を装う男に現金を手渡したという。
-
投資詐欺100万円 40代女性が被害 伊豆の国
伊豆の国市の40代女性が4日、交流サイト(SNS)を通じ投資名目で現金約100万円をだまし取られたと伊豆中央署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は2023年8月上旬、インスタグラムを通じて知り合った人物に投資の勧誘を受けた。やりとりを続け、24年3月中旬までの間に13回にわたって現金を指定された口座に振り込んだという。
-
磐田の89歳女性 300万円詐取被害
磐田市の無職女性(89)が4日、孫をかたる男らに現金300万円をだまし取られたと磐田署に届けた。同署は特殊詐欺事件として捜査している。 同署によると、同日午前9時ごろ、女性宅に孫をかたる男から「会社の金と契約書をなくしたのでお金を貸してほしい。いくら用意できるかな」などと電話があった。女性は「300万円なら用意できる」と伝えたところ、孫の会社の上司を名乗る男から「お金を取り扱う担当者が受け取りに行く」との電話が入った。女性は正午ごろ、自宅を訪ねてきた男を孫の会社関係者と信じ、現金を手渡したという。女性の親族からの通報で発覚した。
-
小林製薬 紅こうじ サプリ向け 菌発酵期間4倍 食品用より衛生難度高く
小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」サプリメントによる健康被害が疑われる問題を巡り、同社がサプリ原料となる紅こうじ菌の発酵で、食品用に比べて4倍の時間をかけていたことが4日、同社関係者への取材で分かった。健康効果があるとされる成分の濃度を高めるため、サプリ用は最長56日間発酵させていた。 紅こうじ菌の発酵には細かい温度管理が必要とされる。琉球大の橘信二郎准教授(微生物利用学)は「発酵の時間が長いほど、汚染リスクが高くなる」と指摘。サプリの成分向上を狙った長期間の発酵により、製造工程で衛生管理の難度が高まったとみられる。健康被害の原因物質と疑われる青カビ由来の化合物「プベルル酸」が、昨年9月の製
-
トラックが横転、一時通行止め 国道414号・伊豆-河津間
3日午前11時20分ごろ、河津町梨本の国道414号で、富士宮市の男性運転手(60)の大型トラックが横転し、上下線をふさいだ。下田署によると、現場は片側1車線のカーブ。男性にけがはなかった。事故の影響で、伊豆市の道の駅「天城越え」付近から同町の河津七滝インターチェンジ付近までの間が約4時間にわたり通行止めとなった。
-
川根本町で火災 住宅1棟全焼
2日午後10時40分ごろ、川根本町地名、男性(70)方から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。けが人はいなかった。 島田署によると、男性は1人暮らしで、逃げて無事だった。同署が出火原因を調べている。 現場は大井川鉄道地名駅から西に約450メートルの住宅街。近隣に住む30代女性は「2、3回爆発音が聞こえた。青い炎も見えて大きな火柱が立っていた」と話した。
-
紅こうじ 原因調査に数カ月 プベルル酸 人体影響は不明
小林製薬の「紅こうじ」配合サプリメントを巡り、摂取との関連が疑われる死亡者は3日までに5人確認され、国が原因究明を進めている。サプリからは青カビ由来の天然化合物「プベルル酸」が確認されたが、腎臓を含めた人体への影響は明らかになっていない。原因物質の可能性もある一方、動物実験などを含めた調査には数カ月を要するとの見方もある。 厚生労働省などによると、プベルル酸は1930年代に発見された。抗生物質としての特徴があるものの、毒性は非常に強い。抗マラリア薬の研究を進める北里大のチームが2017年、マウスに一定量を皮下注射したところ、3日目までに5匹中4匹が死んだと論文で報告した。 食の安全に詳し
-
【紅こうじ問題】静岡県内の健康被害 新たに1人確認
静岡県は3日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡り、県内で健康被害の疑いがある患者が新たに1人確認されたと発表した。県内の患者は計19人になった。
-
わいせつ行為疑いで40代警部書類送検 静岡県警、盗撮容疑で20代警察官も
擦れ違いざまに女性の胸を触ったとして、静岡県警は2日までに、不同意わいせつの疑いで、県警本部所属としていた40代の男性警部を静岡地検に書類送致した。男性警部は懲戒処分を受けて退職した。複数の関係者への取材で分かった。 関係者によると、元警部は今年2月中旬ごろ、JR静岡駅近辺を歩いている最中、擦れ違いざまに見知らぬ女性の胸を触るわいせつな行為をした疑いが持たれている。女性らが近くの交番に駆け込んで被害を通報した。元警部はこの行為の前、数時間にわたって知人らと飲酒していたとされる。事件発覚後、3月下旬まで休職扱いなどで出勤はしていなかったという。 また、女性の姿を盗撮したなどとして、県警が県
-
3200万円詐取被害 沼津の80代女性 ネットバンキング利用
沼津市の80代女性が2日までに、警察官を名乗る者らに現金約3200万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は詐欺事件として調べている。 同署によると、3月13日に警察官や検察官をかたる男の声で女性宅に「暴力団を逮捕したら、あなた名義の預金通帳が出てきた」「口座をインターネットで利用できるように申し込みをしてください」などと電話があった。女性は指示通りに申し込んで口座に預金を集め、同29日、4回にわたって計約3200万円を他人の口座に移し替えられたという。 金融機関から女性に連絡があり、被害が発覚した。女性は電話でインターネットバンキングのIDやパスワードなどの情報を聞き出されていた。
-
ふるさと納税寄付 1人の情報漏えい 焼津市
焼津市は2日、ふるさと納税業務で寄付者1人の個人情報が漏えいしたと発表した。漏えいした情報は、氏名と返礼品の発送日。 市によると、1日に寄付者からメールで届いた問い合わせの返答を、誤って別の寄付者に送信した。職員がふるさと納税管理システムにメールアドレスを登録した際のミスが原因で、市は当事者に謝罪するとともに再発防止策を図る方針。
-
70代男性 500万詐欺被害 浜松市
浜松市中央区の70代男性が2日までに、約500万円分のプリペイドカード利用権をだまし取られたと浜松東署に届けた。 同署によると、3月31日に男性宅のパソコンの画面が動かなくなり、表示された電話番号に連絡したところ、ソフトウエア開発会社の社員を名乗る男から「パソコンはハッキングされている」「止めるにはお金がかかる」などと指示された。31日、4月1日の2日間にわたって同区内のコンビニ店で指定されたプリペイドカードを購入し、番号を教えたという。その後も「シリアルコードの入力がうまくいかなかった」などと追加で指示され、数十枚のカードを区内3店舗のコンビニで購入した。 詐欺被害を疑ったコンビニ店の
-
メールパスワード 書き換えられる 函南の小中学校
函南町は2日、町内の複数の小中学校で代表メールのパスワードが意図せず書き換えられたと発表した。校内のパソコンへのウイルス感染や児童生徒の個人情報流出は確認されていないという。 町によると、1日午後に届いたメールを開封したところ、パスワードが書き換えられたため、復旧作業に取り組んでいるという。町は、町内の学校代表メールを装ったフィッシング詐欺などのメールが送信される可能性があり、注意を呼びかけている。
-
【紅こうじ問題】静岡県内の健康被害 新たに2人確認
静岡県は2日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡り、県内で健康被害の疑いがある患者が新たに2人確認され、うち1人は入院治療を受けたと発表した。県内の患者は計18人になった。
-
JR焼津駅、線路内に車進入 アクセル踏み間違えか 一時運転見合わせ
1日午後3時55分ごろ、焼津市栄町のJR焼津駅近くのマンション敷地内から乗用車がフェンスを突き破ってJR東海道線の線路内に進入し、ホームに衝突して停止した。焼津署によると、運転していた同市の無職男性(76)にけがはなく、巻き込まれた人もいなかった。駐車場で誤ってアクセルを踏んだ可能性があるとみて事故の状況を調べている。事故の影響で、JR東海道線静岡ー掛川駅間の上下線で一時運転を見合わせた。
-
ひき逃げ容疑の職員を懲戒処分 浜松市
浜松市は1日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕、送検された市中央健康づくりセンターの女性職員(60)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。 処分は同日付。女性職員は出勤のため乗用車を運転していた2月29日午前8時ごろ、同市中央区の県道交差点で、男子高校生の自転車と衝突して軽傷を負わせ、そのまま逃走したとして浜松西署に逮捕された。女性職員はその後、不起訴処分となった。
-
三島の遺体は80代女性
三島署は1日、三島市川原ケ谷の五十路大橋高架下で30日に見つかった身元不明遺体について、同市の80代女性と特定した。同署が死亡した原因を調べている。
-
腎障害 別サプリでも 3月末時点 紅こうじ入院157人に
小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」成分を含むサプリメントを巡り、日本腎臓学会は1日、独自調査で腎障害を確認した47人の分析結果を公表した。46人は「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」を服用。残る1人は「ナイシヘルプ+コレステロール」を服用し、この商品の健康被害判明は初めてとみられる。初診日は昨年11月以降で、約8割が今年1月以降に受診していた。40~69歳が9割を占め、死亡例の報告はなかった。 厚生労働省は1日、「紅こうじ」サプリメントに関する健康被害の入院者が、3月31日時点で157人になったと同社から報告を受けたと明らかにした。同社に寄せられた相談件数は約2万2千件となった。 同省は、
-
著名人から「一発逆転できる投資の話」 伊東の男性、1000万円詐欺被害
伊東市の50代の無職男性が31日、新規公開株への投資名目で現金1千万円をだまし取られたと伊東署に届けた。同署は静岡県内で被害が相次ぐSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は2月上旬、著名人をかたる「LINE(ライン)」のアカウントから「一発逆転できる投資がある」「新規公開株を優先的に購入できる」などと投資を勧誘された。同月9日、指定された埼玉県内の金融機関の口座に1千万円を振り込んだという。 男性は返金の申し出を拒否されたことなどから詐欺を疑い、同署に被害届を出した。新規公開株に関しては、実在する会社名でのやりとりがあったという。
-
住宅2棟ほぼ全焼 富士・吉原商店街付近の住宅街
31日午後4時ごろ、富士市中央町の男性(67)方から出火し、木造2階建て住宅をほぼ全焼したほか、延焼した西隣の鉄骨3階建ての学習塾兼住宅をほぼ全焼した。 「住宅の2階から黒煙が見える」などと近隣住民から119番があった。富士署によると出火元の住宅は男性と妻の2人暮らしで西隣の住宅は夫婦と息子の3人暮らし。出火当時、5人とも外出中だった。同署などが出火原因を調べている。 現場は富士市役所から東に約1キロの吉原商店街付近の住宅街。近隣の50代女性は「バチバチ音がして外に出ると、両方の家から周りが見えなくなるほどの煙が上がっていた」と話した。
-
ペルー大統領に不正蓄財疑い 自宅など当局捜索
【サンパウロ共同】ペルーの捜査当局は30日までに、ボルアルテ大統領が所有する高級腕時計を資産として申告せず、不正蓄財の疑いがあるとして首都リマにある自宅や大統領府を捜索した。地元メディアが報じた。 ボルアルテ氏は推定数百万円のロレックスの腕時計、高級なブレスレットや指輪など宝飾品を多数保有しているとされる。不正に取得したとの汚職疑惑も浮上しているが、弁護士として活動していたボルアルテ氏は、働いて得た金で購入したと否定している。 捜索は予備的捜査の一環で、捜査当局は今後ボルアルテ氏に詳細な説明を求める。地元メディアが、公式行事などで撮影されたボルアルテ氏の多数の写真を検証し、10本以上の腕
-
静岡・清水区の中部横断道で単独事故 上下線とも一時通行止め
30日午後3時ごろ、静岡市清水区土の中部横断道上りで、三重県の男性(75)が運転する乗用車が中央分離帯に衝突した。事故処理のため、富沢IC(インターチェンジ)―新清水JCT(ジャンクション)間で上りが約4時間、下りが約2時間にわたり、通行止めになった。県警高速隊によると、けが人はいないとみられる。現場は片側1車線の直線部分。同隊が事故原因を調べている。
-
高架下に身元不明遺体 三島市
30日午前5時25分ごろ、三島市川原ケ谷の五十路大橋高架下で、女性の遺体を通行人が発見し、110番通報した。三島署によると、遺体は60~80代くらいで身長153センチ。中肉で白髪交じりの短髪。カーキ色のブルゾンと長ズボン、灰色のカジュアルシューズなどを着用し、心臓にペースメーカーを付けていた。同署が身元を調べている。
-
倉庫の内部ほぼ全焼 浜松市
30日午前10時ごろ、浜松市中央区頭陀寺町の輸送機器部品加工業の鉄骨造の倉庫から出火し、内部をほぼ全焼した。出火当時、倉庫内は無人だった。現場はJR浜松駅から南東に約2キロの住宅街。浜松東署などが出火原因を調べている。
-
「プベルル酸」毒性も報告 製造時、混入可能性? 紅こうじ問題
小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントの原料から青カビがつくる天然の化合物「プベルル酸」が検出された。マウスや人の細胞で毒性も報告されており健康被害の原因となった恐れがある。ただ紅こうじ菌と青カビは種類が異なり、なぜ検出されたのかは不明。専門家は「製造工程で青カビが混入した可能性を含め調べる必要がある」と指摘する。 厚生労働省は29日「プベルル酸がどういう経路で入ってきたかは全く分からない」と説明した。プベルル酸が健康被害の原因となった可能性を「一定程度あるが、網羅的に検討していく」とし、他の物質も含めて調べる方針だ。 ある微生物学の専門家は「きちんとした製造工程であれば、紅こうじ菌
-
小林製薬 工場立ち入り検査 紅こうじサプリ原料製造 健康被害拡大で厚労省、大阪市
小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントを巡る健康被害問題で、厚生労働省と大阪市は30日、食品衛生法に基づき、原料を製造していた同社の大阪工場(大阪市淀川区)を立ち入り検査した。工場は昨年12月に閉鎖されたが、サプリを摂取したとみられる死亡例が計5人に上り、被害が拡大する状況を踏まえ、原料の製造過程や衛生管理体制を確認。原因究明を本格化させる。 厚労省と小林製薬は29日、健康被害のあった製品のロットを分析した結果、「想定しない物質」として青カビ由来の天然化合物「プベルル酸」を検出したと明らかにした。大阪工場で昨年4~10月に製造された原料に含まれていた。検査はプベルル酸が工場で混入したり
-
倉庫会社元幹部、再び不起訴に 焼津カツオ盗で静岡地検
静岡検察審査会が、焼津市の焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオの窃盗事件に絡み、「不起訴不当」と議決していた同市の冷蔵倉庫会社元幹部の男性(53)の窃盗容疑について、静岡地検は29日、再捜査の結果、再び不起訴処分とした。 男性は2021年3月、窃盗罪で有罪判決を受けた神奈川県の運送会社元社長らと共謀し、宮城県の船会社が水揚げした冷凍カツオ約10トンを盗んだとして、22年5月に焼津署に逮捕された。地検は22年8月に不起訴処分としたが、被害に遭った船会社が処分を不服として静岡検察審査会に審査を申し立て、検審は23年10月に「不起訴不当」と議決していた。
-
投資詐欺で110万円 三島の女性が被害
三島市の50代女性が29日、金への投資名目で現金110万円をだまし取られたと三島署に届け出た。同署はSNS型の投資詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は2月上旬、著名人をかたるSNSアカウントから金への投資を勧誘された。2月下旬から3月中旬までに4回にわたり、指定された口座に現金を振り込んだ。現金が引き出せないことを不審に思って同署に相談し、だまし取られたと気付いたという。
-
静岡の80代女性 200万円詐取被害
静岡市清水区の80代無職女性が29日、息子を名乗る男らから現金200万円をだまし取られたと清水署に届け出た。 同署によると、27日昼ごろ、女性宅に息子を名乗る男から「小切手と契約書類が入ったかばんをなくした」「今日中にお金がいるので上司の関係者が取りに行く」などと電話があった。女性はその後、自宅を訪れた息子の上司の関係者を名乗る男に現金200万円を手渡し、だまし取られたという。
-
能登半島地震踏まえ防災注力強調 静岡県警本部長着任の津田氏
静岡県警本部長に29日付で着任した津田隆好氏(56)=警視監=が県警本部で記者会見し、能登半島地震を踏まえ「同じような地震が伊豆半島で起こったらどうすべきか。まずは関係機関と連携し、本部長としてしっかり考えていきたい」などと災害対策に注力する姿勢を強調。「交通安全対策にも力を入れていきたい」と抱負を語った。=「時の人」2面へ 大阪府警副本部長時代に取り組んだ匿名・流動型犯罪グループ対策をはじめ、特殊詐欺やサイバー犯罪への対応を課題として挙げて「一から勉強し、やるべきことをしっかり見据えていきたい」と意気込んだ。 大阪府警内で発生したという誤認逮捕や広報対応における誤報の事案を具体的に紹介
-
小林製薬 紅こうじ問題 社長「死者出ると思わず」 危機意識欠如 あらわ 公表に2カ月 会見歯切れ悪く【表層深層】
小林製薬による「紅こうじ」サプリメントとの関連が疑われる死者は5人、体調不良を訴えた人は800人規模に膨れ上がった。2度目となる29日の記者会見では、小林章浩社長が症状を把握した当時を振り返って「死者が出るとは思わなかった」と明かすなど、危機意識の欠如があらわになった。食品の安全性に対する不安拡大に政府関係者は頭を抱えた。 29日に大阪市で開かれた記者会見は4時間半に及んだ。被害の把握から公表まで約2カ月かかった対応のまずさや、原因物質の可能性が浮上した青カビ由来の「プベルル酸」に質問が集中した。 小林製薬は1月15日に医師からの連絡で症状の発生を確認した。原因究明に時間を要した結果、
-
盗撮常習犯逮捕に貢献 三島の阿部さん 小型カメラの仕掛け確認 沼津署が感謝状
沼津市の商業施設で20代女性のスカートの中を盗撮した男を追いかけて取り押さえ、逮捕に貢献したとして沼津署は27日、三島市の会社員阿部明尚さん(40)に署長感謝状を贈った。今回の逮捕で、男は数年間にわたり盗撮を繰り返していたことが発覚。阿部さんは「見て見ぬふりはできなかった」と振り返った。 阿部さんは15日午後1時45分ごろ、施設内の店舗で不自然に女性のスカートの中に片足を伸ばす男を目撃。その後、速足で店舗外に出た男を怪しいと感じ、気が付かれないよう追跡。男の靴に小型カメラが仕掛けられているのを確認した。男が逃げようとしたため、腕をつかんで押さえ、盗撮の事実を確認したところ男は認めたという。
-
SNS投資詐欺 計1360万円被害 伊東の60代女性2人
伊東市の60代女性2人が28日、いずれも金への投資名目で、現金約1千万円と約360万円をそれぞれだまし取られたと伊東署に届けた。同署がSNS型投資詐欺事件として調べている。県警はSNS上での面識のない相手からの投資話は詐欺につながるとして、注意を呼びかけている。 同署によると、女性の一人は2023年12月上旬、著名人をかたる「LINE(ライン)」のアカウントから紹介されたSNS上のグループ内で、金への投資を勧誘された。1月上旬から2月中旬までの間に複数回、指定された口座に計約1千万円を振り込んだという。 もう一人の女性は2月下旬、大手証券会社の職員をかたるラインのアカウントから紹介された
-
御前崎で住宅火災 けが人なし
28日午前10時25分ごろ、御前崎市御前崎の男性(74)方から出火し、2階建て住宅の一部を焼いた。 菊川署によると、火元とみられる2階の部屋が激しく燃えていた。当時、家には男性の家族がいたが、逃げて無事だった。同署と市消防本部が出火原因などを調べている。
-
新東名下りで車両火災 ワゴン車全焼 けが人なし
28日午前5時40分ごろ、浜松市浜名区滝沢町の新東名高速道上りで、大阪府茨木市の女性(42)のワゴン車から出火し、車体を全焼した。けが人はいなかった。静岡県警高速隊によると、走行中に異音がし、女性が車両から煙が出ていることに気付いて路肩に停車した後、火が出たという。同隊が出火原因を調べている。
-
静岡の80代女性 カード3枚詐取被害
静岡市葵区の80代無職女性が28日、息子や郵便局員を名乗る男らにキャッシュカード3枚をだまし取られたと静岡中央署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日午後1時ごろ、女性宅に息子や郵便局員を名乗る男らから「荷物を間違えて送ってしまった」「荷物の件で至急お金を用意してほしい」「上司の息子が家までキャッシュカードを取りに行く」などと複数回電話があった。その後女性宅を訪れた上司の息子を名乗る男にキャッシュカード3枚を手渡し、だまし取られたという。
-
静岡県警の対処能力「誇りに」 大原本部長が離任会見
29日付で近畿管区警察局長に転出する大原光博静岡県警本部長が28日、離任の記者会見を県警本部で行い、「優秀な部下、同僚の力添えもあり、任を全うできた。県民のご厚情に深く感謝する」と思いを述べた。 約1年半の在任期間で印象深い仕事として、小山町の観光バス横転、国道1号静清バイパスの橋桁落下、伊豆の国市の山車横転といった事件事故を挙げ「全国の耳目を引く深刻な事故に直面し、いずれも職員が迅速に任を果たした。県警の対処能力の高さの証しで、誇りに思う」と強調した。 着任直後に直面した台風被害を教訓に、組織を挙げて災害、緊急事態への対処能力の強化を進めたとし、「能登半島地震も受け、伊豆半島を含めた全
-
薬機法違反疑い 富士の3人不起訴 静岡地検
静岡地検は28日、指定薬物を含む植物片を販売目的で所持したとして、医薬品医療機器法(薬機法)違反の疑いで逮捕、送検されていた会社役員の男性(36)=富士市=、無職の男性(18)=同市=、会社役員の男性の妻(33)=同市=をいずれも不起訴処分とした。地検は理由を明らかにしていない。 会社役員の男性は静岡市葵区両替町で経営する販売店で、指定薬物「HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)」を含む乾燥植物片を販売目的で所持したとして、同店の従業員だった男性とともに2月上旬に逮捕された。同月下旬には別の指定薬物「Δ9(デルタナイン)―THCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)」を含む植物片を
-
詐欺未遂の疑いで少女逮捕 静岡南署
静岡南署と県警捜査4課は28日、詐欺未遂の疑いでいずれも自称の横浜市、無職少女(17)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日、氏名不詳者と共謀し、静岡市駿河区の無職男性(90)宅に孫をかたり「大事な書類を間違って送ってしまった」「100万円か200万円用意できないか」「上司のめいが代わりに取りに行く」などと複数回電話をかけた後、上司のめいを装った少女が男性宅を訪れ、現金をだまし取ろうとした疑い。同署によると、電話を不審に思った男性の通報を受け、警察官が男性宅付近に現れた少女を取り押さえたという。同署は特殊詐欺の受け子とみて捜査を進める。
-
TOKAI元社員 「架空工事」で起訴 静岡地検
静岡地検は28日、TOKAIホールディングス(静岡市葵区)のリフォームなどを担うグループ会社TOKAIで架空の工事代金を同社に請求し、現金をだまし取ったとして、詐欺の罪でTOKAI元社員でコンサルタント業の男(44)=藤枝市=を静岡地裁に起訴した。 起訴状などによると、被告はTOKAIで下請け業者への工事の発注業務を担当していた。2019年1~2月には静岡市駿河区のホテルの空調設備工事を装って237万6千円、19年12月から20年1月の間には袋井市の大学研究実験棟の同工事を装って220万円、20年2~3月には同じ大学の教育棟の同工事を装って187万円を、いずれも事情を知らない下請け業者の男
-
電車と衝突、女性死亡 JR御殿場線
28日午後0時45分ごろ、御殿場市大坂のJR御殿場線廠舎(しょうしゃ)踏切で、線路内に女性が立ち入り、下り普通電車と衝突して死亡した。御殿場署によると、女性は40、50代とみられ、身元の確認を急いでいる。JR東海によると、事故の影響で御殿場-沼津間の上下線で一時運転を見合わせた。
-
焼津の70代男性 820万円詐取被害
焼津市に住む派遣社員の70代男性が27日までに、総合通信基盤局の職員をかたる男らに現金約820万円をだまし取られたと焼津署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、2月8日、男性宅に同局の職員を名乗る男から「あなたの名義で契約されている携帯電話が詐欺に使われている」などと電話があった。その後、警察官や検事を名乗る人物から「捜査のために仮想通貨を購入しなさい」などと電話で言われたため、相手の指示に従い、現金約820万円で購入した仮想通貨を3月12日までの間に5回にわたり送金して、だまし取られた。
-
藤枝明誠高でいじめ 第三者委、対応遅れ指摘
藤枝明誠高で女子生徒の根拠のない性的なうわさを流すなどのいじめがあったことが27日、分かった。同校が設置した第三者委員会は、学校の対応の遅れを問題視する調査報告書をまとめた。静岡県は同日、調査は尽くされたとして再調査は不要と判断したと発表した。 同校のホームページで公表されている調査報告書によると、いじめは女子生徒が同校に入学した2019年の5月ごろから起きた。生徒間で根拠のない性的なうわさを拡散されたり、SNSで性的なメッセージを執拗(しつよう)に受けたりしたという。女子生徒は20年1月から休みがちになり、同10月に自殺を考えたところを警察官に保護された。 いじめ防止対策推進法は、生徒
-
紅こうじ 自主回収相次ぐ イオンPB、DHCは台湾で
小林製薬の紅こうじを使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、27日も紅こうじを含む商品の自主回収が相次いだ。イオンがプライベートブランド(PB)で食品7品目の回収を発表したほか、健康食品ディーエイチシー(DHC)が台湾で販売する製品を回収する。 イオンはPBの「トップバリュ ベストプライス」の「回鍋肉の素」や「麦麹使用でふんわり肉まん」など食品7品目の自主回収を発表。 DHCは、台湾で販売する「DHC濃縮紅麹」に小林製薬の紅こうじ原料の使用が確認されたとして回収を発表。日本で販売する同名の製品は小林製薬の紅こうじを使用していないという。 熊本県甲佐町の森川健康堂は、子
-
紅こうじ 死者2人に 入院106人 3商品回収命令 昨年9月以降製 被害偏り
小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」のサプリメントを巡る健康被害問題で、厚生労働省は27日までに、同社から2人目の死亡例が報告されたと明らかにした。サプリ摂取後に入院したのは106人という。同社は昨年9月以降に製造された「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」を摂取した人に健康被害が偏っていると報告。小林章浩社長らが29日午後、大阪市内で記者会見すると発表した。 大阪市は27日、食品衛生法に基づき、自主回収対象3商品の回収命令を出した。「紅麹コレステヘルプ」はこれまでに約100万個を販売。流通量が多く、回収には数カ月を見込む。回収後、さらに廃棄命令を出す方針。 厚労省によると、2人目の死亡例は、
-
浜松で軽傷ひき逃げ
26日午後8時ごろ、浜松市中央区の国道152号で歩道を渡っていた東京都世田谷区の歯科医師の女性(35)に白色の車両が接触し、そのまま逃走した。女性は左膝に擦り傷や打撲を負うなどの軽傷を負った。浜松東署は、ひき逃げ事件として捜査している。同署によると、現場は信号のある交差点。
-
現住建造物放火未遂の疑い 浜松の男を逮捕
浜松中央署は26日、現住建造物放火未遂の疑いで浜松市中央区住吉1丁目、無職の男(63)を逮捕した。逮捕容疑は25日、家族と同居するアパートの自室で、2回にわたり火をつけた疑い。同署によると、男は自ら火を消したとみられる。
-
空き家から出火 静岡市葵区梅ケ島
26日午後2時40分ごろ、静岡市葵区梅ケ島の空き家から出火し、木造平屋建ての家屋と車庫を全焼した。けが人はいなかった。静岡中央署によると出火当時、建物は無人だった。同署と市消防局が出火原因を調べている。
-
未知の成分?微生物?菌の株が変化? 紅こうじ被害究明 原因物質特定が鍵 サプリ特有の問題点も
全国で健康被害が相次いだ小林製薬の「紅こうじ」の一部からは「カビ由来の未知の成分」が検出され、腎疾患につながった可能性がある。専門家からは「製造過程で微生物などが混入し、有害物質が発生した可能性も否定できない」との見方が出ており、この成分の特定が原因究明の鍵となりそうだ。 紅こうじは、血中コレステロール値を下げる効果が期待できるとしてサプリメントとして販売されている。また食品の着色や風味付けなど幅広い用途で使われている。ただ「シトリニン」というカビ毒をつくることがあり、欧州では使用を制限する動きもある。一方、小林製薬の紅こうじからは、問題発覚後もシトリニンは検出されていない。 唐木英明・
-
小林製薬 紅こうじサプリ問題 対応後手 不信の連鎖 公表に2カ月 被害拡大か
小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡る問題は重大な健康被害が懸念される事態となった。発生の把握から使用停止呼びかけに2カ月超を要し、判明した死亡事例は最近まで摂取を続けたとみられる。情報提供の遅れが被害の拡大を招いた恐れがあり、原料を供給した企業への連絡も後手に回った。機能性表示食品に対する信頼も揺らぎ、不信の連鎖を招いた。 1月15日、ある医師から小林製薬の代表番号に電話があった。「紅こうじサプリとの関連が疑われる症状で入院した患者がいる。サプリの成分を教えてほしい」。31日にはサプリを摂取した本人から、2月1日には別の医師からも同様の相談が相次いだ。 原因不明 小林製薬は当初
-
刃物所持で逮捕の空士長を停職処分 空自浜松基地
航空自衛隊浜松基地は25日、浜松市内で正当な理由なく刃物を所持するなどして逮捕されたとして、第1術科学校整備部の20代男性空士長を停職6日の懲戒処分にしたと発表した。 浜松基地によると、男性は2023年10月8日午後9時ごろ、地元の祭りに参加した際、弟と口論になって刃物を持ちだしたという。男性は包丁を持って弟を追いかけたとして、暴力行為処罰法違反の疑いで浜松西署に現行犯逮捕された。 静岡地検浜松支部は同16日、罪名を同法違反と銃刀法違反に切り替えた上で不起訴処分にしていた。同基地によると、起訴猶予とみられる。
-
静岡の80代女性 カード詐取被害
静岡市駿河区の80代女性が25日、警察官をかたる男にキャッシュカード2枚をだまし取られたと静岡南署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日午後1時ごろ、女性宅に警察官を名乗る男から「あなたのキャッシュカードが東京で使われている」「警察官が書類を渡しに行く」などと電話があった。約1時間後に警察官を装った男が女性宅を訪れ、女性から預かったキャッシュカードを封筒に入れ、女性が目を離した隙に封筒をすり替えてカードを盗んだという。
-
藤枝の家具会社 副部長を書類送検 従業員死亡事故
島田労働基準監督署は25日、労働安全衛生法違反の疑いで藤枝市岡部の家具製造販売会社と同社生産管理副部長の50代男性を静岡地検に書類送致した。 書類送検容疑は2023年3月15日、藤枝市の同社工場内でフォークリフトを使用する際に危険を防止する作業計画を定めなかった疑い。同日、トラックの荷台からフォークリフトで合板を降ろす作業を手伝っていた男性従業員(61)が、崩れた合板とトラックの間に挟まれ死亡する事故が発生した。
-
足場から転落、東伊豆の男性死亡
25日午前8時15分ごろ、東伊豆町片瀬の住宅敷地内で、塗装工事のために組まれていた足場の解体作業中、建設作業員の男性(53)=同町稲取=が転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。駿東伊豆消防本部によると、同僚の男性から「(男性が)5メートルほどの高さの足場から落ちて頭から出血している」と119番があった。下田署が転落の状況や原因を調べている。
-
浄水毒物混入容疑 浜松の男性不起訴 地検支部
静岡地検浜松支部は25日までに、浄水毒物混入と傷害の疑いで逮捕、送検された浜松市の男性(51)を不起訴処分にした。22日付。同支部は処分理由を明らかにしていない。 男性は2023年12月に自宅で、40代の妻や10代の子どもら同居家族4人の飲料水に健康を害する物を投入したほか、有害な物を入れたコーヒーを70代の義父母に飲ませ、目まいなどの中毒症状を負わせたとして浜松中央署に逮捕された。同署によると、妻ら4人は飲料水を飲まず、義父母は救急搬送されたが命に別条はなかったという。
-
高知競馬で落馬 島田出身の塚本騎手死亡
高知県競馬組合(高知市)は、24日に実施された高知競馬の第10レースで落馬した塚本雄大騎手(25)が同日死亡したと25日に発表した。 塚本騎手はコスモシーウルフに騎乗していたが馬がつまずいたことでバランスを崩し、落馬したとみられる。組合によると他の馬との接触はなかった。24日に高知市内の病院に搬送されたが、同日死亡した。 塚本騎手は島田市出身。初騎乗は2016年4月で、地方競馬で318勝を挙げていた。
-
警視庁捜査員を告発 大川原化工機 公文書毀棄疑い
「大川原化工機」の社長ら幹部が外為法違反罪などに問われ、起訴が取り消された事件を巡り、同社側は25日、公文書毀棄(きき)と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、捜査当時の警視庁公安部の捜査員2人を同庁に刑事告発した。元取締役島田順司さん(70)の弁解録取書を破棄し、過失だったかのような虚偽の報告書を同庁に出した疑いがあるとしている。 同社側によると、捜査員2人は男性で、島田さんの取り調べを担当した警部補と、捜査を指示する立場だった上司の警部。島田さんは「組織として検証し、このようなことが起きないようにしてほしい」と話した。 事件を巡っては、東京地裁が昨年12月、東京地検と警視庁の捜査の違法性を
-
日大薬物事件 7人不起訴に
廃部となった日本大アメリカンフットボール部を巡る違法薬物事件で、東京地検は25日、麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)容疑で書類送検された元部員7人を不起訴処分とした。理由を明らかにしていない。 一連の事件で逮捕、書類送検された元部員らの刑事処分などが終結した。
-
タジク国籍 4容疑者起訴 ロシアテロ 死者137人に
ロシア連邦捜査委員会は24日、モスクワ郊外のコンサートホールで起きた銃乱射の実行犯としてロシア西部で拘束した容疑者4人をモスクワに移送、テロの罪で起訴した。モスクワの裁判所は25日未明までに全員の逮捕を認め、5月22日までの身柄拘束を許可した。タス通信などが報じた。 4人はいずれも中央アジアのタジキスタン国籍。少なくとも2人が犯行を認めた。25日までに死者は137人、負傷者は182人になった。捜査当局は背後関係や動機の解明を本格化させる。 4被告は32歳から19歳で、ロシアに出稼ぎに来ていたとみられる。25日付のロシア紙イズベスチヤは、うち1人が今月初めにトルコで犯行の指示を受け、犯行現
-
浜松市街地道路に大量の泡、一時騒然 パーキング事故で消火設備作動、酒気帯び運転容疑の男逮捕
浜松中央署は24日、道交法違反の疑いで、全て自称の浜松市中央区高丘北1丁目、美容師見習いの男(21)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午前8時ごろ、同区内で普通貨物車を酒気帯び運転した疑い。同署によると、男は同区元城町のパーキング内で複数の車にぶつかる事故を起こし、通行人からの通報で発覚した。「事故を起こしたのは間違いないが、酒を飲んだ記憶はない」などと容疑を否認しているという。 事故の影響でパーキング内の消火設備が作動し、スプリンクラーから大量の泡消火剤が放出された。泡消火剤はパーキングから約30メートル先の国道152号にまで流れ、周囲は一時騒然となった。 現場は同市の中心市街地で、
-
ビル解体中2人重傷 川崎 床と落下か
23日午後3時50分ごろ、川崎市多摩区登戸の4階建てビルで「解体工事中にコンクリートが落下し2人がけがした」と119番があった。消防や多摩署によると、40歳と41歳の男性作業員がビル屋上で床部分を壊して4階へ落としていた際、床と共に落下。コンクリートの塊に左足を挟まれるなどの重傷を負った。署が詳しい経緯を調べる。 署によると、2人は市内の病院へ搬送された際、意識はあったという。
-
融資保証金名目 30万円詐取被害 焼津の船舶整備会社
焼津市内の船舶整備会社が22日、融資保証金名目で現金30万円をだまし取られたと焼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、2月29日、同法人代表者の携帯電話に「1000万円融資可」とショートメールが届き、代表者が連絡を取ったところ、相手から「融資額希望額のうち、2割が利息となる。その半額を先に支払ってほしい」などと言われた。3月8日、同市内の金融機関のATMから現金30万円を指定された金融機関の口座に振り込んだ。
-
静岡人インタビュー「この人」 全国優秀警察職員表彰を受賞した 相沢大輔さん(掛川市)
1984年4月拝命。主に捜査1課など刑事畑を歩み、殺人や強盗、傷害をはじめとする困難かつ重要な事件を解決に導く功績が評価された。現在、磐田署刑事課強行犯上席係長を務め、卓越した捜査技術を生かして若手の育成にも尽力する。愛知県岡崎市出身。警部補。58歳。 -受賞の感想は。 「これまで携わってくれた上司や先輩、同僚の指導助言のおかげで受賞することができた。約40年の警察人生を支え、理解してくれた家族にも感謝している。苦楽をともにした捜査1課のOBからもたくさんの連絡を頂き、改めて賞の重みを感じた」 ―印象に残っている事件は。 「捜査1課係長時代の2007年から4年間、県西部で殺人関連の捜
-
富士市の製紙工場で火災 5人搬送、1人は一酸化炭素中毒
21日午前8時40分ごろ、富士市上横割の「大興製紙」の2階建ての工場から出火し、機械や壁、天井などを焼いた。同市消防本部によると、従業員5人が煙を吸い込み、喉の痛みを訴えて病院に搬送された。 同本部によると、5人のうち40代男性が一酸化炭素(CO)中毒で中等症と診断された。30代男性1人と40代男性3人は軽傷。出火当時、工場は稼働中で複数の従業員がいた。富士署と同本部が出火原因を調べている。 現場はJR富士駅から東に約600メートル。敷地内にいた工場関係者の50代男性は「工場の外から火は見えなかったが、周囲の煙がすごかった」と話した。
-
事故再発防止へ 神社本庁に要望書 静岡県警、山車事故受け
伊豆の国市田京の市道で2023年11月に秋祭りの山車が横転し、参加した住民ら14人が死傷した事故を受け、静岡県警は21日までに、神社本庁(東京都)に対して同種事故の再発防止を求める要望書を提出した。交通指導課の鈴木駿介課長が同本庁を訪れ、関係者に手渡した。 事故の教訓を県内と全国の各神社で広く共有し、住民ら関係者へ改めて周知してもらい、祭典行事の開催に伴う安全対策の徹底につなげるのが狙い。提出は今月15日に行った。 要望の主な内容は、祭典関係者などの綿密な事前の打ち合わせの実施▽情報の共有と伝達▽技術・知識の確実な伝承▽山車運行前の現地調査と道路状況に応じた運行方法、安全の確認―の4項目
-
トレーラー荷台から出火 小山町
21日午後2時40分ごろ、小山町菅沼の国道246号で、走行中のトレーラーの荷台から出火し、積んでいたスクラップごみの一部などを焼いた。けが人はいなかった。同署や御殿場市・小山町広域行政組合消防本部によると、トレーラーはリサイクル会社の所有で、主に鉄くずなどを運んでいた。40代の男性運転手が走行中に出火に気づいた。同署などが原因を調べている。
-
住宅や雑木林焼く 富士宮市
21日午前11時5分ごろ、富士宮市山宮で火災が発生し、木造2階建て住宅1棟を全焼したほか、周囲の枯れ草と雑木林の計約400平方メートルと、近隣駐車場などの車両6台を焼いた。けが人はいなかった。市消防本部によると、住人からの119番で「外で枯れ草を燃やしていたら家に燃え移った」などと説明があったという。現場は市役所から約10キロ北の山あいで、周囲には工業団地がある。近くで働く男性は「風が強く、あっという間に燃え広がった」と話した。
-
エレベーター事故代表を再び不起訴 静岡地検
浜松市中央区の菓子問屋倉庫で男性社員(62)がエレベーターに挟まれて大けがを負った事故で、浜松検察審査会(検審)が不起訴不当と議決した同社男性代表(67)の業務上過失傷害容疑について、静岡地検は21日、再捜査の結果、再び不起訴処分にした。検審の議決から約2週間での決定となった。地検は処分理由を明らかにしていない。 事故は2019年3月26日朝に発生した。倉庫2階にいた男性社員が、降下するエレベーターのかごの天井と床の間に上半身を挟まれ、一時意識不明の重体になった。 男性代表は23年10月ごろに書類送検され、静岡地検浜松支部は24年1月31日に不起訴にした。男性社員の代理人弁護士は、エレベ
-
2400万円詐取被害 浜松の60代男性
浜松市中央区の60代男性が21日までに、金への投資名目で現金約2400万円をだまし取られたと浜松中央署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は2023年12月上旬、フェイスブックを通じて知り合った人物に金への投資を持ちかけられた。SNSでやりとりを続け、2月上旬までの間に複数回にわたり、指定された口座に現金を振り込んだという。
-
大谷選手通訳 球団が解雇 水原一平氏 違法賭博疑い
【ロサンゼルス、ソウル共同】米大リーグ、ドジャースは21日、大谷翔平選手(29)の通訳を務めてきた水原一平氏(39)との契約を解除した。複数の米メディアが同氏の解雇を20日付で報じ、球団も事実上認めた。違法賭博への関与が指摘されており、広報は「ドジャースも報道は把握しており、情報を収集している」との声明を出した。=関連記事12面へ ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、違法とされるブックメーカー(賭け屋)との関係が浮上し、告発された。スポーツ専門局ESPNは、捜査対象のブックメーカーに水原氏の借金があり、大谷選手の口座から少なくとも450万ドル(約6億8千万円)が送金されたと報じ、20
-
沼津80代女性 1500万円詐取被害 オレオレ詐欺
沼津市の80代の女性が20日、息子を名乗る男らに1500万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日午前11時半ごろ、女性宅に息子をかたる男から「会社の書類を間違えて送ってしまった」などと電話があり、現金を要求された。その後、女性は自宅近くの路上で、上司の息子を装う男に現金を手渡したという。
-
裾野で住宅全焼 21日未明
21日午前1時20分ごろ、裾野市深良の女性方から出火し、木造2階建て家屋と木造平屋納屋をほぼ全焼した。裾野署によると、1人暮らしの女性は避難して無事だった。近隣の女性は「真っ赤だった。風が強く大きな火の粉が遠くまで飛んで怖かった」と話した。同署などが出火原因を調べている。
-
沼津で枯れ草火災
20日午後3時半ごろ、沼津市岡宮の休耕地から出火し、枯れ草約900平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。沼津署などが出火原因を調べている。
-
路線バスに軽乗用車が追突 浜松市
20日午後4時40分ごろ、浜松市中央区東若林町の国道257号で、遠州鉄道の路線バスに軽乗用車が追突した。浜松東署によると、路線バスの男性運転手(53)と乗客の男性2人、同区の軽乗用車の男性(27)がそれぞれ軽傷を負ったもよう。事故当時、路線バスはバス停に停車中だった。約20人が乗車していた。同署が事故の原因を調べている。
-
信号柱に乗用車衝突 一時通行止め 島田市旗指
18日午後10時15分ごろ、島田市旗指の市道交差点で、磐田市のアルバイトの男性(20)の乗用車が信号柱に衝突し、柱が路上に倒れた。信号柱の撤去などで、周辺は約5時間半にわたり通行止めになった。現場は国道1号島田金谷パイパスの旗指インターチェンジから南に約200メートルの直線道路。島田署が事故原因を調べている。
-
日本就学うたい勧誘 労基法違反疑い 掛川の人材派遣会社
掛川市満水の人材派遣会社「Live」と同社関係者4人が、日本とフィリピンの重国籍の10代女性に対して違約金を定めた労働契約を交わし、貸し付けた前借金を賃金と相殺した労働基準法違反事件で、同社が女性に日本での就学をうたい来日を勧誘していたことが、19日までの掛川署への取材で分かった。 同署によると、日本で語学を学ぶことができ、家族を日本に呼び寄せることもできるなどの説明をしていたという。同様の手口で、日本とフィリピンの国籍を持つ10代男女約20人が被害に遭ったとみられている。同社従業員がフィリピンで複数回説明会を開いていたとされ、参加者に同様の説明をして就労希望者を募集していたという。事件を
-
御前崎の山林から出火
19日午後5時25分ごろ、御前崎市新野の山林から出火し、下草などを焼いた。御前崎市消防本部によると、のり面約2千平方メートルが焼けたとみられ、けが人はいなかった。通行人から「ごみの焼却中に周りの木々に燃え移った」などと通報があったという。
-
SNS詐欺2300万被害 浜松の50代男性
浜松市中央区の50代男性が19日までに、投資名目で現金約2300万円をだまし取られたと浜松東署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は2月上旬、マッチングアプリで知り合った女性とみられる人物に投資話を持ちかけられた。SNSでやりとりを続け、3月上旬までの間に複数回にわたって現金を指定された口座に振り込んだという。多額の手数料を請求されたとして、男性が同署に相談していた。
-
公園トイレの窓ガラス16枚割られる 磐田市が被害届提出
17日午後5時半ごろ、磐田市富士見町の富士見公園で、男女共用トイレの窓ガラス計16枚が割られているのを市民が発見し、磐田署に通報した。市は18日、同署に被害届を出した。 市都市整備課によると、窓ガラスは床面から約1・7メートルの高さにあり、割れた破片が床に散らばっていた。15日の時点では公園の清掃員が異常がないことを確認していたという。
-
竹林から出火、900平方メートル焼く 伊豆の国市
18日午前11時20分ごろ、伊豆の国市長岡の竹林から出火し、下草など約900平方メートルを焼いた。伊豆中央署によると、同市の男性が付近で伐採した木を燃やしていたという。同署などが詳しい原因を調べている。
-
利用者情報漏えいか 焼津市の深層水脱塩施設
焼津市は18日、市駿河湾深層水脱塩施設(同市鰯ケ島)の利用登録の個人情報約1万5千件が漏えいした恐れがあると発表した。内容は登録番号と登録日、氏名、住所、電話番号。クレジットカードや金融機関口座番号などの情報は含まれていない。 市漁港振興課によると、市が同施設の日常管理運営業務を委託している静岡県水産加工業協同組合連合会で、利用者情報が入ったパソコンから漏えいした可能性があるという。14日午後4時、同連合会の従業員が事務所で脱塩水の給水者約1万5千人の個人情報を管理するパソコンを操作中、ウイルス感染したという表示が出た。表示された電話番号に連絡し、「マイクロソフトカスタマーセンター」を名乗
-
東名高速道で車両火災 御殿場市
17日午後10時半ごろ、御殿場市川島田の東名高速道上りで、横浜市の男性(44)が運転するキャンピングカーから出火し、全焼した。車には他に3人が乗っていたが、けが人はいなかった。静岡県警高速隊によると、走行中に異変に気づいた運転手が路肩に停車し、火が出たという。遮音壁にも延焼した。同隊が出火原因などを調べている。火災の影響で現場付近の車線を約3時間半にわたって一時規制し、最大約5キロの渋滞が発生した。
-
車両火災、芝生千平方メートル焼く 御殿場市
18日午前11時20分ごろ、御殿場市板妻の芝畑で、止めてあった同地区の男性(77)の乗用車から出火し、車体をほぼ全焼した。周囲の芝生約千平方メートルも焼いた。御殿場署によると、男性が車から降りている間に何らかの原因で火が出た。男性は消火しようとして右手の指にやけどの軽傷を負ったという。同署などが原因を詳しく調べている。
-
多重国籍の10代と違約金契約交わす 掛川の会社 書類送検 労基法違反容疑
日本とフィリピンの多重国籍者と違約金を定めた労働契約を交わして雇い、渡航費などの名目で貸し付けた前借金を賃金と相殺したとして、掛川署などは18日、労働基準法違反の疑いで掛川市満水の人材派遣会社「Live」と同社役員の男ら4人を静岡地検浜松支部に書類送致した。 書類送検されたのは掛川市の会社役員の男(75)、磐田市の無職の男(68)、焼津市の会社員の女(49)、藤枝市の会社員の男(54)。書類送検容疑は、4人が同社の従業員だった2022年9月8日、焼津市内の同社事務所で日本とフィリピンの国籍を持つ10代女性と、労働契約の不履行に対する違約金を10万円と定める契約を交わし、さらに同11月から2
-
「SNS型詐欺」など静岡県警 連携捜査を加速 組織改編
静岡県警は今春の定期人事異動に伴う組織改編で、交流サイト(SNS)などでつながり「闇バイト」で実行役を募る「匿名・流動型犯罪グループ」の捜査態勢を強化し、戦略的な取り締まりを加速させる。県警少年サポートセンターの体制整備を進めるとともに、少年警察補導員を県の児童相談所(3人)と県教委(1人)に初派遣し、多様化する少年非行などの問題に他機関と連携して対処する。 匿流グループに関連する特殊詐欺の広域的な連携捜査の加速と同時に、刑事部捜査4課を中心とした組織犯罪対策局内に新設班などを設け、専属捜査員も拡充し実態解明などを進める。 インターネットやSNSを悪用した各種犯罪への態勢整備で、サイバー
-
SNS投資詐欺1億5800万円被害 吉田町の60代女性 同種事件で静岡県内最高額
静岡県内で交流サイト(SNS)を通じて投資に勧誘する詐欺などの被害が急増している中、吉田町の60代女性が15日までに、SNSを通じて知り合った人物に投資名目で現金約1億5800万円をだまし取られたと牧之原署などに届けた。同署や県警捜査2課はSNS型投資詐欺事件として調べている。同課によると、県内で発生した同種の詐欺事件では過去最高額の被害。同署管内では14日に、牧之原市の70代の男性が投資名目で約4600万円をだまし取られる被害が発覚したばかりだった。 同課によると、女性は2023年11月中旬ごろ、「LINE(ライン)」などを通じて知り合った人物に投資を勧誘され、12月ごろから3月上旬まで
-
全国高校女子ソフト大会開会式で3人搬送 貧血やけいれん訴え 富士宮
15日午後3時45分ごろ、富士宮市の静岡県ソフトボール場(富士山スタジアム)で行われていた全国高校女子ソフトボール選抜大会の開会式で、選手3人が貧血やけいれんなど症状を訴え、救急搬送された。同市消防本部によると、いずれも軽症とみられる。 開会式は午後3時に始まり、関係者のあいさつが行われている途中、立てなくなった選手が列から運び出された。式典終了後に救急車が球場内に入り、他の選手らは心配そうに見守った。 静岡地方気象台によると、最寄りの富士市にある観測点の最高気温は16・9度と3月下旬並みだった。大会事務局は「日差しが強かったことや、長距離移動に伴う疲労などが原因かもしれない」との見解を
-
太陽光パネル 銅線窃盗被害 掛川市
掛川市南部で太陽光パネルに取り付けられていた銅線の盗難が2件続けて発生したことが15日、関係者への取材で分かった。掛川署が捜査を進めている。 被害に遭った同市の会社によると、4日朝、太陽光パネルの異常アラームを受けて現地確認したところ、同市千浜と同市浜野の2カ所の太陽光発電施設で銅線が盗まれていた。銅線は2本で各約15メートル分、切断されて持ち去られ、被害額は計60万円という。 会社は同署に被害届を提出した。同社担当者は「周辺にも複数、太陽光パネルを設置している。対策を検討中だが不安だ」と話した。
-
最賃法違反の疑い 浜松の会社書類送検
浜松労働基準監督署は15日、最低賃金法違反の疑いで浜松市中央区の配管等製造業「山新工業合同会社」と同社の男性代表(49)を静岡地検浜松支部に書類送致した。 書類送検容疑は男性社員1人に対して、2022年4月から6月まで3カ月分の定期賃金計約24万円を、それぞれの所定日に県最低賃金以上の金額で支払わなかった疑い。 労基署によると、所定日に賃金の支払いがなかったという。
-
下田市、岡崎市議を告発 個人情報保護法違反の疑い
2023年の下田市議選で市議の岡崎大五氏(61)が、NPO幹部の立場を利用して得た情報を基に選挙運動用はがきを送付していたことが分かった。市が15日、市議会全員協議会に報告した。市は同日、岡崎氏を個人情報保護法違反の疑いで下田署に刑事告発した。 市によると、岡崎氏は当時、市空き家バンク事業の管理業務を市から委託された「NPO法人伊豆イン賀茂シックス」の代表理事だった(現在は退任)。事業の登録申請者60人分の住所と氏名を利用し、はがきを送付したという。 23年4月19日に事業の登録者から「面識のない岡崎氏からはがきが届いた」と市に相談があり発覚。市議選は同23日投開票で、岡崎氏は当選した。
-
掛川で小屋全焼
15日午後2時15分ごろ、掛川市上内田の男性方から出火し、敷地内の木造の小屋を全焼したほか、隣接する木造2階建て住宅の屋根の一部を焼いた。掛川署によると、男性はきょうだいと3人暮らし。出火当時は3人とも外出していた。同署などが出火原因を調べている。
-
サイバー対処能力強化へ 「警視庁協働捜査班」拡充
深刻な被害が続くサイバー犯罪への対処能力を高めるため、警察庁は4月から46道府県警の捜査員46人を警視庁に集め、プロバイダーなど関係先が集中する首都圏での捜査に当たらせることが15日、警察庁への取材で分かった。2022年に警視庁に「警視庁協働捜査班」が設置されており、規模と捜査対象を拡充する。 インターネットバンキングの不正送金事件の被害が23年、過去最多の87億3千万円に上るなどサイバー犯罪は危機的な情勢だ。特殊詐欺とともに対策は警察の最重要課題となっている。 同捜査班は捜査の効率化のため、22年4月のサイバー警察局の設置とともに警視庁サイバー犯罪対策課内に発足。これまでは25道府県か
-
マンションで火災 女性の遺体 静岡市葵区
15日午後1時20分ごろ、静岡市葵区瀬名中央4丁目の6階建てマンションの4階の一室から出火し、台所の壁など一部を焼いた。火元となった部屋から女性1人の遺体が発見された。この部屋で1人暮らしだったとみられる60代女性と連絡が取れず、静岡中央署が身元の確認を進めている。 同市消防局や同署によると、出火当時、近隣住民から「爆発音がして黒煙が出ている」などと119番があった。現場は4階西側の角部屋で、台所付近以外の部屋への延焼はなかった。市消防局と同署が出火原因を調べている。
-
駿河区50代女性 500万円詐取被害
静岡市駿河区の50代女性が15日、投資名目で現金約500万円をだまし取られたと静岡南署に届けた。同署と県警捜査2課はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は昨年10月上旬から11月下旬までの間、知人男性に勧められた投資アプリを使い、カスタマーセンターと称するチャット上から指定された個人名義の口座へ元本や投資利益を出金するための手数料を約10回にわたり振り込んだ。指定された口座は毎回異なっていたという。手数料を払っても出金されず、詐欺だと気付いた。
-
富士宮で住宅火災、1人の遺体
16日午前2時40分ごろ、富士宮市万野原新田の木造2階建て住宅から出火した。焼け跡から1人の遺体が見つかった。
-
JR東海道線で人身事故 菊川─浜松間で上下運転見合わせ
15日19時45分ごろ、JR東海道線の磐田―豊田町間で、上り普通列車に人が接触し、菊川―浜松間の上下線で運転を見合わせた。
-
静岡県警「匿流」捜査態勢を大幅強化 国際ロマンス詐欺、連携対応
静岡県警は今春、交流サイト(SNS)などでつながり「闇バイト」で実行役を募る「匿名・流動型犯罪グループ」の捜査態勢を大幅に強化する。特殊詐欺なども実行している可能性が高いことから、刑事部捜査4課を中心とした組織犯罪対策局内に新設班などを設け、専属捜査員も拡充して「匿流グループ」の実態解明と犯罪収益の剝奪加速などにつなげる。14日までの県警への取材で分かった。 インターネットやSNSを悪用した詐欺などの各種犯罪への態勢も整備するとみられる。県内で昨年被害が急増し、今年に入っても被害が相次いでいる「国際ロマンス詐欺」や「SNS型投資詐欺」に加え、サイバー犯罪に対しても、生活安全部と刑事部の所管
-
SNS投資詐欺 静岡県内で急増 県警が対策強化 被害者半数は40~50代
交流サイト(SNS)を通じて投資に勧誘する詐欺の被害が静岡県内で急増しているのを受け、県警は14日、浜松市内で被害防止に向けた講習会を開き、詐欺の特徴や注意点を伝えた。 生活安全企画課の尾藤厚至課長補佐が講師を務め、参加した浜松地域の若手経営者らに「非対面で接触を試み、投資の話に持ってくる。投資のワードが出たら詐欺と疑って」と注意を促した。 同課によると、ネット広告やダイレクトメッセージを通じてチャットに誘導し「元本保証」などとうたい、投資名目で金銭を要求するケースが多い。マッチングアプリなどを入り口に恋愛感情を抱かせた上で金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害も拡大し、いずれも被害者は
-
牧之原の70代男性、4600万円詐欺被害 SNS上で投資話
牧之原市の70代の農業の男性が14日までに、SNSを通じて知り合った人物に投資名目で現金約4600万円をだまし取られたと牧之原署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署などによると、男性は2023年11月ごろ、SNSを通じて知り合った人物に投資話を持ちかけられた。12月ごろから今年3月上旬までの間、数百万円単位の現金を指定された口座に十数回にわたり振り込んだという。投資のやりとりはSNSやアプリを使って行われ、振り込みには複数の口座が指定されていたという。男性が返金を求めたところ、多額の手数料を要求されたことから同署に相談し、被害が発覚した。 同署などによると、本年(
-
同僚隊員にけが 空士を停職60日 空自浜松基地
航空自衛隊浜松基地は14日、同僚隊員にけがを負わせたとして、警戒航空団第2整備群修理隊の20代の男性空士を停職60日の懲戒処分にしたと発表した。 同基地によると、男性空士は2022年12月24日、口論になった同僚隊員の胸ぐらをつかみ、突き飛ばすなどしてけがを負わせた。男性空士は「日頃から生活態度に不満を抱いていた」と話しているという。
-
エレベーター事故 代表の不起訴不当 浜松検察審査会 議決
浜松検察審査会は14日までに、浜松市中央区の菓子問屋の倉庫で、安全対策を怠ったために男性社員(62)=同区=がエレベーターに挟まれて大けがを負ったとして、業務上過失傷害容疑で書類送検された同社の男性代表を不起訴にした静岡地検浜松支部の処分について「不起訴不当」と議決した。地検は再捜査する。議決は6日付。 男性社員の代理人弁護士によると、事故の発生は2019年3月下旬。エレベーターはドアの一部が撤去され、日常的に出入り口が開いたまま昇降する状態だったという。男性社員は、降下するエレベーターのかごの天井と床の間に胸を挟まれ、一時意識不明になる大けがを負ったとしている。 検審は「極めて危険な状
-
静岡の80代女性 400万円詐取被害 カード2枚も
静岡市葵区の80代女性が14日、孫を名乗る男らに現金400万円とキャッシュカード2枚をだまし取られたと静岡中央署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日正午ごろ、女性宅に孫を名乗る男らから「郵便物を間違えて送ってしまった」「決済の書類が入っていて今日中に払わないといけない。お金を貸してほしい」などと電話があった。午後2時ごろ、自宅を訪れた孫の代理人を名乗る男に現金とカードを手渡し、だまし取られたという。
-
富士で住宅火災
14日午前8時5分ごろ、富士市大淵、女性方から出火し、木造2階建て住宅の2階の1室を焼いた。富士署などによると、女性が煙を吸い、市内の病院に救急搬送された。女性は娘と2人暮らし。出火当時、娘は外出していたという。同署などが出火原因を調べている。
-
SNS投資詐欺 現金80万円被害 御殿場の40代女性
御殿場市の40代の女性会社員が14日までに、投資名目で現金80万円をだまし取られたと御殿場署に届けた。同署は投資詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は1月下旬ごろ、インスタグラムに掲載された投資に関する広告をクリックし、その後に知り合った人物に投資を勧誘された。トレーダーとして紹介された人物の個人口座に、3月上旬までに計80万円を振り込んだという。
-
静岡・長田西中校舎に侵入、消火栓で放水か 1、2階水浸し
12日夜から13日早朝までの間に、静岡市駿河区の長田西中に何者かが侵入して校舎2階と4階の消火栓を開けて放水し、校舎の一部が水浸しになった。13日朝に出勤した職員が見つけ、警察に通報した。静岡南署は建造物侵入事件として調べている。 同署などによると、侵入したとみられるのは12日午後9時50分から13日午前5時50分までの間。発見時も消火栓のホースから水が出続け、特に放水量が多かった2階の廊下約50メートルは床面が水浸しだった。1階倉庫に保管していたトイレットペーパー約240個も浸水で使えなくなったという。 被害当時、校舎の玄関などは施錠され、警備システムは作動しなかった。13日、生徒は通
-
浜名湖遺体事件、殺人容疑で2人再逮捕
湖西市の浜名湖畔で高校生の遺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は12日、高校生を殺害した疑いが強まったとして、殺人の疑いで浜松市中央区の21歳の男と18歳の男を再逮捕した。
-
浜松で空き家全焼
11日午後4時15分ごろ、浜松市中央区下石田町の空き家から出火し、木造2階建て家屋が全焼したほか、近隣6棟の車庫やビニールハウスなどに一部延焼した。浜松東署と浜松市消防局によると、けが人はいなかった。所有者の親族が敷地内で作業していたが、出火時は不在だったという。同署などが出火原因を調べている。
-
磐田の温浴施設、車突っ込む
10日午後10時25分ごろ、磐田市下万能の温浴施設で、同市の女性(84)が運転する軽乗用車が店舗入り口のガラス窓に突っ込んだ。磐田署によると、けが人はいなかった。女性はアクセルとブレーキを踏み間違えたとみられる。
-
三島のアパート2階から出火
10日午前10時20分ごろ、三島市若松町の2階建てアパート「ShaMaisonシェル」の2階居室から出火し、キッチン周りを焼いた。三島署によると、部屋の住人は出火当時、不在だった。同署などが出火原因を調べている。
-
軽トラックと衝突、高齢男性死亡 富士
9日午後8時ごろ、富士市松岡の静岡県道で、富士市岩淵の男性会社員(59)の軽トラックと歩いていた高齢男性が衝突した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。現場は信号や横断歩道のない道路。富士署によると、軽トラックは東進していて、横断していた男性に衝突したとみられる。
-
伊豆ぐらんぱる公園のコンテナから出火、不用品焼く 伊東
10日午前4時40分ごろ、伊東市富戸のレジャー施設「伊豆ぐらんぱる公園」敷地内のコンテナから出火し、プラスチックやバッテリー類などの不用品を焼いた。伊東署によると、当時周辺は無人で、けが人や延焼はなかった。付近の国道を走る車のドライバーが通報した。同署などが出火原因を調べている。
-
袋井のディスカウント店で万引き、店員を車で引きずる 男女2人組逃走
9日午後11時半ごろ、袋井市川井のディスカウント店「MEGAドン・キホーテ袋井店」で、万引した男女2人組が、呼び止めた店員を乗用車で引きずり、現場から逃走した。袋井署は、事後強盗事件として逃げた2人の行方を追っている。 2人組はいずれも外国人風で、年齢は20~40代の中肉。男は身長約175センチで、上下黒色の洋服に灰色ニット帽を着用。女性は身長約160センチで、黒色長髪。水色のパーカと紺色のズボンを身につけていた。逃走車は白色の乗用車。 袋井署によると、30代男性店員=同市=が、買い物かご2箱分の商品を店外に持ち出した2人組を発見し、呼び止めようと被疑車両につかまったところ、そのまま引き
-
下山中に転倒し骨折
10日午後2時20分ごろ、静岡市葵区の南アルプス山伏登山口から北西約1・5キロ地点で、愛知県愛西市の女性会社員(64)が下山中に転倒して歩行が困難になり、同行者が119番した。約2時間後に静岡市消防局のヘリが救助した。静岡中央署によると、女性は右足首を骨折したが、命に別条はないという。
-
廃小屋に身元不明遺体 川根本町
9日午後1時45分ごろ、川根本町犬間の国有林内の廃小屋で、成人とみられる性別不明の遺体を林野庁職員が発見し、島田署に届けた。同署によると、遺体は全身白骨化していて、頭髪が白髪だった。ジャケット、黒色パーカ、青色シャツ、デニムパンツ、黒い靴下、運動靴などを着用していた。黒のリュックサック、金色の腕時計、銀縁眼鏡を所持していたとみられる。現場は大井川鉄道井川線接岨峡温泉駅から南東約800メートルの遊歩道沿い。同職員が遊歩道整備で付近を訪れた際、遺体を発見した。同署が身元や死因を調べている。
-
沼津の80代女性 カード詐取被害 350万円引き出される
沼津市の80代女性が10日までに、市役所職員や金融機関職員を名乗る男らにキャッシュカード3枚をだまし取られたと沼津署に届けた。同署によると、カードを利用して計350万円が引き出されていた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、7日午後3時ごろ、女性宅に市役所の職員をかたる者から「還付金がある」「振込口座はどこか」などと電話があった。女性は電話で金融機関名を伝えた後、自宅を訪れた金融機関の職員を装った男にカード3枚をだまし取られたという。
-
県道脇のり面から出火 南伊豆町
10日午後5時15分ごろ、南伊豆町石井の県道脇のり面から出火し、下草約10平方メートルを焼いた。約20分後に消し止められ、けが人はいなかった。下田消防本部によると、風にあおられた木と電線が接触して出火したという。
-
静岡の郵便局強盗 東方向に逃走か 爆発物?にひも状の物
静岡市葵区の静岡北瀬名郵便局に7日に女とみられる人物が押し入り、爆発物をほのめかすような物で職員を脅して現金約90万円を奪った強盗事件で、犯行を終えた女が同郵便局を出て北側に走った後、すぐに東方向に右折して逃走したとみられることが8日、関係者への取材で分かった。静岡中央署は現場とその周辺で防犯カメラやドライブレコーダーの映像、女の目撃情報を集めながら逃走経路などの捜査を進めている。 関係者によると、女がカウンター越しに職員を脅す際に使った物は、ひも状の物が付いていて、対応した職員が爆発物かもしれないと認識したという。ただ、稚拙な手作り感があり、実際には爆発するような危険物ではなかった可能性
-
静岡・梅ケ島で住宅全焼1人けが 近隣3棟に延焼
8日午後8時ごろ、静岡市葵区梅ケ島の男性方の1階から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。近隣の住宅1棟と倉庫2棟にも延焼し、いずれも全焼した。静岡中央署によると、男性は90代で、80代の妻との2人暮らし。男性は両手と両足などにやけどを負って救急搬送され、重傷とみられる。
-
伊豆の国80代女性 カード詐取被害 50万円引き出される
伊豆の国市の80代無職女性が8日、金融機関職員を名乗る男にキャッシュカード2枚をだまし取られたと伊豆中央署に届けた。女性の口座からは約50万円が引き出されていて、同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、6日午前、女性宅に男から「保険の還付金があり、キャッシュカードの番号と暗証番号を教えて」「カードを封筒に入れておいて」などと複数回電話があった。女性は7日午前、自宅に訪れた金融機関職員を名乗る男にカード2枚を封筒に入れて手渡した。
-
静岡で郵便局強盗 現金90万円奪い逃走、女か 静岡中央署が捜査
7日午後3時5分ごろ、静岡市葵区瀬名1丁目の静岡北瀬名郵便局に女とみられる人物が押し入り、現金約90万円を奪って逃走した。静岡中央署が強盗事件として調べている。 同署によると、女は身長150センチ程度で黒色のパーカと長ズボンを着ていた。パーカのフードをかぶり、黒色のサングラスと白色のマスクを身に着けていて、顔は見えない状態だったという。 女は1人で出入り口から入り、カウンターで窓口の職員に爆発物をほのめかすような物を示しながら、「お金をください」などと伝えた。職員が差し出した現金約90万円を奪うと、走りながら北側に逃げたとみられる。犯行時間は数分だった。当時、局内に4人の職員がいたが、い
-
浜松の60代女性 500万円詐欺被害
浜松市中央区の60代パート女性が7日までに、税務署職員を名乗る男らに現金約500万円をだまし取られたと浜松中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、6日に浜松西税務署や金融機関の職員を名乗る男から女性宅に「税金の返金手続きがある」などと電話があった。女性は同区のスーパーマーケットのATMで、電話で男が指示する通りに操作したところ、現金が他人の口座に振り込まれたという。
-
店舗に乗用車衝突 静岡市駿河区
7日午前8時50分ごろ、静岡市駿河区曲金4丁目の弁当店に焼津市内の女性(76)が運転する乗用車が店舗の外壁に衝突した。静岡南署によると、外壁に穴が開いたが、店内にいた従業員2人にけがはなかった。女性は腰などを打ち、軽傷とみられる。同署が事故原因を調べている。
-
電子マネー詐取 コンビニで防げ 高齢者向けチェックシート 「最後のとりで」店と協力 伊豆中央署
伊豆中央署が、現金化しやすい特定の電子マネーの詐取やコンピューターウイルス除去名目のサポート詐欺の発生を受け、対策を強化している。コンビニ店と連携し、狙われやすい高齢者を被害から守る。高橋文典署長は「詐欺は日々巧妙化している。協力して食い止めたい」と呼びかける。 同署管内の伊豆市と伊豆の国市では昨年、特殊詐欺が8件発生し、被害額は1735万円に上った。電子マネー被害は5件、計約400万円。加えて、今年1月の2件の特殊詐欺被害(計234万円)はいずれも電子マネー詐取だった。 こうした状況を受け、同署は2月下旬と3月初旬、管内のコンビニ店責任者を対象に対策会議を開き、特殊詐欺発生状況を説明したほ
-
操縦不能の貨物船、千葉向けえい航
下田海上保安部は6日、南伊豆町の石廊埼灯台の沖合で4日午後に操縦不能となった貨物船「新共和丸」(3819トン)について、5日夜にえい航を開始したと発表した。海保によると、貨物船がタグボートを手配した。千葉県に向かったという。
-
日大薬物事件 捜査終結 新たに元部員1人書類送検
廃部となった日本大アメリカンフットボール部を巡る違法薬物事件で、警視庁薬物銃器対策課は6日、麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)の疑いで元部員1人を書類送検した。一連の事件で逮捕、書類送検されたのは計11人となり、同課は捜査を終結した。 書類送検容疑は昨年2月、東京都内で大麻と認識して大麻のようなものを所持した疑い。捜査関係者によると、元部員は3年生の20代。 同部を巡っては警視庁が昨年8月に東京都中野区にある寮を家宅捜索して以降、3人を逮捕、7人を書類送検していた。 逮捕された3人のうち、麻薬取締法違反(所持)の罪に問われた3年生(21)は1月に懲役1年4月、執行猶予3年の有罪判決が確定
-
農業用水路で2人意識不明 神奈川、塗装作業中
6日午後7時10分ごろ、神奈川県伊勢原市高森にあるトンネル状の農業用水路で「作業員が倒れた」と119番があった。地元消防によると、男性6人が倒れており、うち少なくとも2人の意識がないという。 当時は塗装作業などをしており、現場にはシンナーや塗料があった。県警や消防が経緯を調べている。
-
浜松の70代男性 50万円詐取被害 サイト登録料名目
浜松市天竜区の70代男性会社役員が6日、架空の料金請求で現金50万円をだまし取られたと天竜署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると5日午前、NTTファイナンスを名乗る男から「サイトの登録料の未払い金がある。返金により95%は保証される」、午後に個人情報保護委員会を名乗る男から「調査をしたらもう二つの未払い金があった」などとそれぞれ電話があった。男性は市内金融機関のATMから2回に分けて現金を振り込んだという。
-
電子マネー詐取 函南の女性被害 70万円分
函南町の60代の女性パート従業員が5日、マイクロソフトの社員を名乗る男にパソコンのウイルス対策などの名目で電子マネー約70万円分をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は4日、ウイルス感染を知らせるパソコンの警告画面に記載された番号に電話し、男から「対策ソフトを入れた方がいい」などと言われ、三島市と函南町のコンビニエンスストア4カ所で電子マネーカードを購入し、番号を伝えて利用権をだまし取られた。
-
焼津でひき逃げ 自転車男性けが
4日午後6時40分ごろ、焼津市浜当目の市道で走行中の同市の男性(33)の自転車に黒色の車両が接触し、そのまま逃走した。男性は軽傷を負ったもよう。焼津署が、ひき逃げ事件として捜査している。同署によると、車両が追い抜きざまに自転車に接触したという。
-
植物工場から出火 袋井市
4日午前11時40分ごろ、袋井市堀越のリーフレタスの植物工場から出火し、工場内のレタス製造棚などを焼いた。けが人はいなかった。袋井消防署などによると、工場関係者から「レタスを栽培している棚から火が出た」などと通報があった。出火当時、工場は稼働中だったが、従業員は全員避難して無事だったという。袋井署などが出火原因を調べている。
-
貨物船が操船不能
4日午後4時半ごろ、南伊豆町の石廊埼灯台から南西に約25キロの沖合で、貨物船「新共和丸」(3819トン)が操縦不能となった。下田海上保安部によると、東京都の船籍で、三重県四日市市から青森市に向けて油を運ぶ最中だった。かじが故障したという。乗組員9人にけがはない。
-
流木から出火、消波ブロックなど焼け焦げる 静岡市清水区の海岸
3日午後8時50分ごろ、静岡市清水区興津中町の海岸で、消波ブロックの間に挟まった流木から出火し、消波ブロックなど約280平方メートルが焼け焦げた。清水署によると、けが人はいないという。同署などが出火原因を調べている。
-
刃物で脅した疑い 男を逮捕 富士宮署
富士宮署は2日、暴力行為処罰法違反の疑いで富士宮市淀師、自称会社員の男(49)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後1時半ごろ、同市内の小売店駐車場で、同市の投資家男性(57)に刃物を突き付けて脅迫した疑い。同署によると、2人に面識はなく、交通トラブルがあったとみられる。
-
磐田で布工場全焼【動画あり】
1日午前9時50分ごろ、磐田市海老塚の工場から出火し、建物など約1500平方メートルを全焼した。けが人はいなかった。 磐田署によると、出火当時、工場は稼働中だった。布などを製造していたという。現場はJR磐田駅から南西に約1・4キロ。同署などが出火原因を調べている。
-
伐採作業中、木と接触し死亡
1日午前10時半ごろ、浜松市天竜区佐久間町奥領家の山林で、伐採作業をしていた長野県飯田市上村、団体職員の男性(60)が木とぶつかって胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。天竜署によると、男性ら複数人でチェーンソーなどを用いて伐採作業をしていたという。同署が原因を調べている。
-
天竜川河口付近に女性遺体
1日午後2時40分ごろ、浜松市中央区松島町の天竜川河口付近の砂浜で、あおむけに倒れている女性の遺体を、付近にいた漁師が発見し、110番した。磐田署によると、年齢は40~70代くらい。身長は145センチくらいで小太り。頭髪は白髪交じりのショートカット。上下黒色のウインドブレーカーに紺色トレーナー、黒色のスエットズボン、黒色のスニーカーなどを着用していた。同署が身元の確認を進めている。
-
清水海保幹部をパワハラで減給
清水海上保安部は1日、部下に対してパワーハラスメントを行ったとして、同保安部幹部の男性職員(59)を減給5分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。 同保安部によると、幹部職員は2022年12月上旬、年末賞与の明細を手渡す際、部下職員の頭頂部を1回平手でたたくパワーハラスメントを行った。部下は「痛い」と声を上げ、昨年5月に同保安部内の相談窓口に苦情申し立てしたことから発覚した。 幹部職員は「ねぎらいの気持ちで肩はたたいたが、頭はたたいていない」と否定しているが、目撃者がいたことからパワハラと認定された。幹部は辞職を申し出ているという。
-
放火対策呼びかけ 新静岡駅で市消防局 火災予防運動スタート
静岡市消防局は1日、春季火災予防運動の初日に合わせた広報活動を同市葵区の静岡鉄道新静岡駅改札前で実施し、増加傾向にある放火への警戒を訴えた。 活動には消防局予防課や葵消防署のほか、市危機管理総室の職員ら7人が参加した。運動期間が始まったことを伝えながら、放火させない環境づくりや住宅用火災警報器の点検に関するチラシや啓発品など計千部を駅利用者に配布した。 同消防局によると、管内の出火原因のうち「放火・放火の疑い」は2021年まで16年連続1位。22年には4位(10件)まで下がったが、23年は2位(12件)と微増した。予防課の担当者は「寒く乾燥するこの時期は火災が増加傾向にある。燃えやすい物
-
「再び核実験しない誓約を」 焼津港所属「第五福竜丸」被ばくのビキニ事件70年 当時の市助役日誌公開
1954年3月1日に焼津港所属のマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員23人が被ばくした「ビキニ事件」は1日で、発生から70年。焼津市の市歴史民俗資料館は節目に合わせて、市の対策本部長を務めた宮崎作次助役(当時)の日誌を10年ぶりに展示している。文中には、国会議員を通じて、アメリカに再び核実験をしない誓約を求める場面が登場するなど、市としての事件への向き合い方が読み取れる。 「福竜事件対策本部長日誌綴」。表紙の厚紙に、こう記された日誌は、通常は資料館の収蔵庫で保管している。記述は、第五福竜丸が帰港した2日後の3月16日から始まり、市としての事件の受け止めや調査に訪れる専門家の動き、魚価安定に向け
-
住宅が全焼 浜松市浜名区
28日午後10時ごろ、浜松市浜名区寺島の男性方から出火し、木造2階建て住宅が全焼した。約3時間後に鎮火した。けが人はいなかった。近所に住む30代女性は「一気に燃え広がっていて、火の粉がすごかった」と振り返った。浜北署や市消防局が出火原因を調べている。
-
浜松の郵便局員 懲戒解雇処分 詐取容疑で逮捕
日本郵便東海支社は29日、顧客のキャッシュカードをだまし取ったなどとして詐欺容疑で逮捕された浜松市中央区の20代男性郵便局員(処分保留で釈放)を懲戒解雇処分にしたと発表した。処分は28日付。 同社によると、男性は浜松橋羽郵便局(同区天龍川町)で勤務していた2023年10月ごろから11月ごろまでの間、顧客から預かったカードを使ってゆうちょ銀行口座から90万円を窃取した。本人への聴き取りや口座の調査などで裏付けたとした。 男性は同区の70代男性から通帳1通とカード1枚をだまし取ったとして、12月に浜松東署に逮捕された。同署によると、男性の口座からは約150万円が引き出されていたという。
-
富士宮の山林で下草焼く
28日午前11時半ごろ、富士宮市上条の山林から出火し、下草などを焼いた。富士宮署によると、約千平方メートル以上が焼けたとみられる。同市消防本部によると、近隣の男性から「ごみを焼却していたところ竹やぶに燃え移った」などと通報があった。
-
愛知の留置死 元警部略式起訴 名古屋区検、業過致死罪
愛知県警岡崎署の留置場で2022年12月、勾留中の男性=当時(43)=に適切な医療を受けさせるなどの注意義務を怠り死亡させたとして、名古屋区検は28日、業務上過失致死の罪で、留置担当だった元警部(46)を略式起訴した。一方、同容疑や特別公務員暴行陵虐容疑などで書類送検されていた元警部以外の8人について、名古屋地検は不起訴処分とした。 県警は昨年12月、書類送検した9人を含む県警史上最多の27人を処分し元警部や当時の署長が辞職した。ただ、遺族や専門家から処分の甘さを指摘する声が上がり、今回の検察の判断も同様の議論を呼びそうだ。 区検によると、元警部は22年12月ごろ、他の担当者に飲食物の摂
-
不正入手カードで350万円窃盗疑い 浜松中央署、女を逮捕
浜松中央署は28日、窃盗の疑いで奈良県大和郡山市九条町、無職の女(27)を逮捕した。逮捕容疑は2023年7月25日から26日までの間、不正に入手した浜松市の70代女性名義のキャッシュカード1枚を使って、同市中央区内のコンビニ店のATMから18回にわたって現金計約350万円を払い出して盗んだ疑い。 同署によると、女は同25日に10回、26日に8回にわけて犯行に及んだという。既に同署に詐欺と窃盗の容疑で逮捕されている男が女性からカードを詐取し、そのカードを使用したとみられる。
-
藤枝の70代女性 78万円詐取被害
藤枝市の70代無職女性が28日までに、総合通信局を名乗る男らに現金約78万円をだまし取られたと藤枝署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、15日午前11時ごろ、女性は携帯電話で総合通信局を名乗る男から「携帯電話が不正契約されている」などと言われ、16日に男らが指示した口座に現金を振り込んだ。女性が家族の勧めで同署に相談して発覚した。
-
熱海沖に女性の漂流遺体
28日午前8時20分ごろ、熱海沖を航行中の旅客船の船長から「海上で漂流遺体を発見した」と下田海上保安部に通報があった。海保の所属艇が同9時50分ごろ、熱海港の防波堤灯台から南南東約4キロの海上で女性の遺体を収容した。海保によると、女性は推定で10代後半から40代前半。身長約165センチの中肉、黒色の短髪で、いずれも黒色の長袖シャツとタイツを身に着けていた。目立った外傷はないという。
-
島田のカフェから出火 けが人なし
28日午後3時20分ごろ、島田市金谷東2丁目のカフェ「SORACAFE(ソラカフェ)」から出火し、木造平屋建て店舗の調理場の内壁や天井などを焼いた。けが人はいなかった。島田署によると、出火当時、店舗関係者が調理場で油の処理をしていたという。同署が詳しい原因を調べている。
-
大麻リキッド所持疑い 浜松東署が2人逮捕
浜松東署は28日、大麻取締法違反の疑いで浜松市中央区和田町、とび職の男(20)、同区古川町、同じくとび職の男(20)の両容疑者を逮捕した。2人の逮捕容疑は2023年11月中旬、共謀して同市内で大麻リキッド1本を所持した疑い。同署によると、2人で車内にいたところをパトロール中の署員が職務質問して発覚した。
-
妻に暴行疑いで静岡の消防士逮捕 清水署
清水署は28日、傷害の疑いで、静岡市消防局職員の男(34)=同市清水区七ツ新屋=を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後5時半ごろ、自宅で妻(32)の顔や体を複数回殴るなどの暴行を加え、左手指にけがを負わせた疑い。容疑者は同消防局の消防士という。
-
静岡・消防士殉職火災 「リスク教育不十分」 隊員アンケートで指摘 市 組織課題検証完了
2022年8月に静岡市葵区呉服町の雑居ビル3階から出火し、静岡市消防局駿河特別高度救助隊の男性=当時(37)=が殉職した火災を巡り、市が進める消防局の組織的課題の検証結果の取りまとめが完了したことが27日までに、関係者への取材で分かった。検証の一環で、消防局職員に行ったアンケートで警防活動時のリスクに関して十分な教育が行われていないことなどが浮かび上がったという。同隊が命綱を付けずに濃煙の屋内に進入した理由を「安全意識の欠如」と指摘し、研修や訓練の見直しを求めるなど再発防止策を整理して28日にも公表する方針。 関係者によると、今回の殉職事故を巡って市としても客観的かつ多角的な視点から原因を
-
浜松市浜名区で火災、住宅5棟焼く けが人なし
27日午後4時20分ごろ、浜松市浜名区小松の女性方から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。近隣の住宅4棟も一部を焼き、約3時間後に鎮火した。けが人はいなかった。 近所に住む80代男性は「ボンッと1回音がして驚いた。外に出ると黒い煙が上がり、その後下の方から火がボーッとあがっていた」と振り返った。 浜北署や市消防局が出火原因を調べている。
-
運転手暴行の罪 自衛官を不起訴 地検浜松支部
静岡地検浜松支部は27日までに、暴行の疑いで逮捕、送検された航空自衛隊浜松基地所属の男性自衛官(31)=浜松市中央区葵西6丁目=を不起訴処分とした。26日付。同支部は処分理由を明らかにしていない。 男性自衛官は1月27日夜、同区内で、乗車したタクシーの運転手の顔を殴ったり、胸ぐらをつかんだりしたとして浜松中央署に逮捕された。
-
首相パーティー 立民が追及強化 規範抵触、「脱法」疑い
立憲民主党は、岸田文雄首相に関係するパーティーに批判の矛先を向けている。首相就任後も大規模な政治資金パーティーを開催しているとして、自粛を求める大臣規範に抵触していると追及。就任祝賀会に対しては「脱法」と疑いの目を向ける。自民党派閥のパーティー裏金事件と合わせ、自民の「金権体質」(泉健太代表)を浮き彫りにする狙いだ。 「2022年に7回もパーティーを開いた。異常なペースだ」。野田佳彦元首相は26日の衆院予算委員会で首相に迫った。 首相の政治団体「新政治経済研究会」の22年分政治資金収支報告書によると、同年に開催した7回のパーティー中、6回は1回で1千万円以上を集める「特定パーティー」。2
-
ブラジル人男性刺され死亡 浜松の集合住宅、男逮捕
26日午後10時50分ごろ、浜松市中央区の集合住宅で、男性が刃物のようなもので刺されたと消防に通報があった。刺された袋井市のブラジル国籍の男性(43)は、搬送先の病院で死亡が確認された。浜松東署は殺人未遂容疑で、この集合住宅に住むブラジル国籍の男(36)を逮捕した。容疑を殺人に切り替えて調べる。
-
旧天竜林高事件 銀行「振込控え渡した」 補充意見書で弁護団提出へ アリバイ新証拠
浜松市天竜区の旧天竜林高を舞台にした調査書改ざん・贈収賄事件の再審請求を巡り、元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑確定=が、元校長(76)=加重収賄罪などで有罪確定=に現金を渡したとされた日時に、保険契約手続きで銀行に滞在していたためアリバイが成立するとの弁護側の主張に関して、銀行側が弁護側の照会に応じて「手続き後、(元市長に)保険会社所定の振込用紙の一片を控えとして渡しているはず」と回答していたことが、26日までの関係者への取材で分かった。 2人の弁護人はアリバイ成立の公算がさらに高まる新証拠として補充意見書に盛り込み、3月中に裁判所に提出する方針。 事件の確定判決などでは元市長は200
-
貸別荘のサウナ室焼く 熱海市
26日午前6時25分ごろ、熱海市下多賀の貸別荘から出火し、木造2階建て貸別荘のサウナ室などを焼いた。けが人はいなかった。熱海署と市消防本部によると、宿泊客7人のグループが25日夕から貸別荘を利用していた。26日朝、サウナ室が燃えているのに気づき、初期消火した。通報で駆けつけた消防隊員が約1時間後に消し止めた。同署などが出火原因を調べている。
-
東海道新幹線車内 少量の灯油漏れる 乗客、ストーブ持ち込み
24日正午過ぎ、東海道新幹線下り東京発岡山行き「ひかり」509号の車内で、乗客が持ち込んだ石油ストーブから少量の灯油が漏れた。 JR東海などによると、静岡―浜松間を走行中の車内で警備員が異臭に気付いた。体調不良などを訴えた乗客はいなかった。安全確認などのために22分遅れで浜松駅を発車し、後続の列車にも遅れが生じた。 車内へのガソリンや灯油などの可燃性液体の持ち込みは禁止されている。
-
函南町発注工事で男性作業員が骨折 水道管敷設中、事故
函南町は24日、町が発注した水道管敷設工事中の事故で、男性作業員が右足のかかとを骨折する全治4週間のけがを負ったと発表した。 町によると、事故は23日午後1時15分ごろ、同町日守の県道で発生した。アスファルト舗装のため転圧作業していた別の男性作業員のローラーと接触した。町は安全管理指導を徹底し、再発防止策に努めるとしている。
-
浜松の女性2人 現金詐取被害 浜北署、関連含め捜査
浜松市浜名区の50代の女性と60代の女性が21日、行政や金融機関の職員を名乗る男らから現金約50万円と約140万円をそれぞれだまし取られたと浜北署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて、2件の関連も含めて調べている。 同署によると、同日午後、それぞれの女性宅に市役所や区役所、金融機関の職員を名乗る男らから「保険金の過払いがある。払い戻し期限が1月末だった」「還付金の受け取り手続きをATMで行うことができる」などと電話があった。50代の女性は同区内のスーパーマケットのATM、60代の女性は金融機関のATMを操作し、現金を他人の口座に振り込まされたという。
-
焼津・女児重軽傷事故 運転手、確認怠り交差点に進入か
焼津市三右衛門新田の市道で軽乗用車が小学生女児3人をはねた事故で、軽乗用車を運転していた同市の自称会社員の女(19)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=が前方の安全を確認しないまま、交差点に進入した可能性があることが21日までに、関係者への取材で分かった。 関係者によると、女は児童が横断歩道付近を渡っていることに気づかずに、児童に衝突したとみられる。焼津署によると、事故は20日午後2時30分ごろ、市道の信号のない交差点で発生した。近くの小学校に通う男児1人を含む4人で横断歩道付近を歩いて南進していたところ、東進してきた軽乗用車にはねられた。2人が重傷、1人が軽傷とみられる。 事故を受けて、
-
伊豆の国・山車横転死亡事故 男性2人書類送検へ 静岡県警
伊豆の国市田京の市道で昨年11月、秋祭りの山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故で、静岡県警は21日までに、祭りに中心的に関わったとされる男性2人を業務上過失致死傷容疑で近く静岡地検沼津支部に書類送致する方針を固めた。関係者への取材で分かった。 関係者によると、2人は秋祭りの運営や山車の運行にそれぞれ関わっていた。県警は2人が、山車が事故現場となった下り坂に入る際に必要な対応などを講じていなかったために横転し、死傷者が出たとみて同容疑での立件に踏み切るとみられる。 事故は昨年11月3日午前8時40分ごろ、伊豆の国市田京の市道の下り坂で発生した。広瀬神社例大祭の高さ約3メート
-
浜松の70代女性 250万円詐取被害 息子ら名乗る電話
浜松市中央区の70代の無職女性が21日までに、息子らを名乗る男から現金250万円をだまし取られたと浜松東署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、20日午後2時半ごろ、女性宅に「仕事の書類を間違えて送ってしまった」「お金は僕の代わりに会社の人が受け取りに行く」などと電話があった。女性は新幹線でJR三島駅まで向かい、午後7時ごろ駅付近で息子の会社上司の関係者を名乗る男に現金を手渡したという。
-
性犯罪歴 就業制限20年 日本版DBS 子どもの安全重視
政府は21日、子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴の有無を確認する「日本版DBS」を巡り、性犯罪歴の照会期間を禁錮以上の場合、刑の終了から「20年」とする方向で調整に入った。関係者が明らかにした。性犯罪歴があれば就業が制限される。刑法が加害者の更生の観点から刑の効力を失うと定める期間を10年とするのに対し、子の安全を重視して長くする。性被害の防止につなげる。今国会に法案を提出する方針。 性犯罪歴のある人は対象職種に就くことが難しくなるため、職業選択の自由とのバランスや個人情報の管理が課題となる。照会期間が焦点となっていた。 罰金刑以下の照会期間は、刑の終了から「10年」とする方向で検討。
-
静岡県内で「出し子」勧誘か 清水一家組員が還付金詐欺疑い 静岡県警、事務所を捜索
還付金詐欺の「出し子」グループの管理役などを務めたとして、静岡県警に電子計算機使用詐欺、組織犯罪処罰法違反、窃盗の疑いで逮捕された指定暴力団山口組清水一家組員の無職の男(32)=静岡市清水区高橋4丁目=が、現役暴力団員の立場や人脈を使って主に県内で出し子を勧誘した上、現金の払い出しなども県内で実行させていたとみられることが20日、県警への取材で分かった。 被害者にATM操作で振込送金させた直後、土地勘のある県内で払い出しなどをさせて効率的に窃盗行為などを重ね、多額を暴力団の資金源にしていた可能性がある。このグループによる被害額は20府県で約3千万円に上るとみられ、御殿場、清水両署と県警捜査
-
下校中の女児3人はねられ搬送 焼津署、軽乗用車運転の女逮捕
20日午後2時30分ごろ、焼津市三右衛門新田の市道で、軽乗用車が小学生女児3人をはねた。焼津署によると、3人とも救急搬送され、けがはしているもようだが、搬送時に意識はあるという。 市教育委員会によると、はねられた3人は近くの小学校に通う4年生児童。同署によると、男児1人を含む4人で横断歩道付近を歩いて南進していたところ、東進してきた軽乗用車にはねられたという。男児にけがはなかった。下校途中だったとみられる。事故現場は黒石小から南に約800メートル先。軽乗用車側の市道は片側1車線。 同署は自動車運転処罰法違反(過失運転傷害)の疑いで、軽乗用車を運転していた同市の自称会社員の女(19)を現行
-
詐欺疑いで受け子の女再逮捕 沼津署
沼津署は20日、詐欺の疑いで東京都杉並区阿佐谷北2丁目、無職の女(26)を再逮捕した。特殊詐欺グループの受け子とみられ、逮捕は3回目。 再逮捕容疑は2023年11月下旬、何者かと共謀して、島田市の無職男性(86)と藤枝市の無職男性(90)に親族をかたって「会社でミスをした」などと電話でうそを言い、それぞれから現金100万円をだまし取った疑い。 女は別の詐欺事件で同年12月と今年1月に逮捕されている。
-
中学生殴った疑い 富士署が男逮捕
富士署は20日、傷害の疑いで、静岡県東部の40代の塗装業男を逮捕した。逮捕容疑は1月26日、自宅で男子中学生の顔を殴る暴行を加え、軽傷を負わせた疑い。同署によると2人は親子。同署は被害者が特定されるとして容疑者の氏名を明らかにしていない。
-
100万円詐取容疑 男子高校生逮捕 浜松東署
浜松東署は20日、詐欺の疑いで宇都宮市の男子高校生(18)を逮捕した。逮捕容疑は8日、氏名不詳の男らと共謀して浜松市中央区の無職女性(76)宅に「仕事の郵便物を誤郵送した。お金を貸してほしい」と電話をかけ、息子の同僚になりすまして女性宅を訪れて現金100万円をだまし取った疑い。 同署によると、男子高校生は特殊詐欺グループの受け子役とみられる。
-
建造物侵入と窃盗の疑い
浜松東署は20日、建造物侵入と窃盗の疑いで浜松市中央区幸2丁目、無職の男(45)を逮捕した。逮捕容疑は2023年12月下旬から24年1月上旬までの間に、同区内の会社事務所内に侵入し、電動工具など4点(計約40万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、転売目的とみられ、盗難品の一部はリサイクルショップに売却していた。
-
「白トラ」営業疑い 会社と男書類送検 沼津署
沼津署は20日、貨物自動車運送事業法違反(白トラ営業)の疑いで、沼津市内のクレーン会社と男性経営者(42)を静岡地検沼津支部に書類送致した。送致容疑は2023年8月ごろ、国土交通大臣の許可を受けずに、自家用車で建設資材を運ぶ一般貨物自動車運送事業を営んだ疑い。 同署によると、「白トラをしている会社がある」と情報提供があり発覚した。8月のみで約100万円の売り上げがあったという。
-
不同意性交の疑い 磐田署が男逮捕
磐田署は20日、不同意性交の疑いで静岡県西部地区に住む会社員の男(56)を逮捕した。逮捕容疑は2023年8月中旬、同地区で、同地区の10代女性に性的暴行を加えた疑い。同署によると、県西部の児童相談所から通報があり、発覚した。同署は被害者保護を理由に容疑者を匿名発表した。
-
法大アメフト部 3人に大麻疑い 警視庁検査は陰性
法大アメリカンフットボール部の男子部員3人が、大学側の大麻使用の尿検査で陽性を疑われる反応を示していたことが20日、関係者への取材で分かった。法大広報課などによると、大学側は検査後の19日に警視庁に相談。警視庁の検査では全員が陰性だった。 今月上旬に部員の大麻使用情報が部の指導者に寄せられた。法大は17日に部員と保護者にオンライン説明会を行い、全部員に検査を実施した。全部員に聞き取りもしたといい「組織的に行っていたというふうには認識していない」とした。 法大アメフト部は昨年12月の甲子園ボウルに出場した強豪。違法薬物を巡っては日大アメフト部、東農大ボクシング部で逮捕者が出ている。
-
川根本町で車が道路から転落、女性死亡か
20日午前7時35分ごろ、川根本町下泉の町道から約10メートル下に軽自動車が転落していると消防に通報があった。島田署によると、車内で70代女性が死亡しているもよう。
-
浜名湖遺体事件、表鷲津湖岸公園の立ち入り禁止解除
湖西市の浜名湖畔で袋井市の通信制高校2年生(17)の他殺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は19日、遺体の発見場所に隣接した表鷲津湖岸公園(湖西市鷲津)の立ち入り禁止を解除した。
-
浜名湖・高校生殺人事件 フリーダイヤル設置で情報募る 湖西署捜査本部
湖西市の浜名湖畔で9日に袋井市の通信制高校2年の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は19日、情報提供を求めるフリーダイヤルを設置した。 男子高校生は4日午後7時ごろ、「遊びに行く」と言って自宅を出た。5日未明まで浜松市中央区の友人宅に滞在したのを最後に行方が分からなくなり、9日夕、湖西市の表鷲津湖岸公園南側の湖上で遺体が発見された。 司法解剖の結果、男子高校生の死因は溺死と判明したが、遺体には生前に外部から強い打撃を与えられてできたとみられる皮下出血が複数あった。捜査本部は何者かが殴るなどの暴行を加えた後、溺れさせて殺害したとみて捜査している。 捜査本部は「事
-
浜名湖遺体 交友関係、足取り解明に全力 捜査本部20日で1週間
湖西市の浜名湖畔で袋井市鷲巣の通信制高校2年の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が自宅を出た後の4日夜、浜松市中央区の繁華街を訪れていたことが18日、知人への取材で分かった。男子高校生は「今から友達の家に行く」と話していたといい、その後、同区の友人宅アパートへ向かったとみられる。男子高校生は同宅に滞在した後、5日未明に行方が分からなくなった。湖西署捜査本部の設置から20日で1週間。捜査本部は男子高校生の交友関係のトラブルや足取りを調べ、事件に巻き込まれた経緯の解明に全力を挙げている。 トラブルか 捜査関係者によると、友人宅アパートでは男子高校生のほかに成人を
-
熱海でアパート火災 高齢女性が病院搬送
18日午前8時25分ごろ、熱海市和田町の「山本アパート」から出火し、木造3階建てアパートの一部を焼いた。高齢女性が病院に搬送された。熱海署と市消防本部によると、アパートは1階に1部屋と2、3階に各2部屋。1階が火元とみられ、アパートの大家でもある高齢女性が1人で暮らしていたという。2、3階のアパート住民は逃げて無事だった。火災に気づいた近隣の住民が119番し、約20分後に消し止められた。同署などが出火原因を調べている。
-
浜名湖殺人 男子高校生の訪問宅 近隣住民と複数のトラブル
湖西市の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が5日未明に滞在し、トラブルに巻き込まれたとみられる浜松市中央区の友人宅アパートでこれまで、出入りする若者グループが近隣住民らを怒鳴りつけるなど複数のトラブルが発生していたことが17日、関係者への取材で分かった。 近所の60代女性は昨年11月ごろ、アパートの前で、頻繁に出入りしていた若い男性が警察官に対して大声を出す姿を目撃。「『ふざけるな』などと警察官を罵倒しているようだった」と振り返る。その後、男性が警察車両で連行されていく様子も見かけたという。 周辺に住む男性はアパート駐車場に夜間、5人ほどの
-
浜名湖殺人 友人宅に若者頻繁出入り 以前から、男子高校生も?
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が5日未明に数時間滞在し、トラブルに巻き込まれたとされる浜松市中央区の友人宅アパートには、以前から男子高校生と同年代の若い男女が頻繁に出入りしていたとみられることが16日、捜査関係者や近隣住民への取材で分かった。男子高校生も出入りしていた可能性があり、湖西署捜査本部は最近の交友関係の聞き取りに加えて関係箇所の検証や捜索などを慎重に続け、5日未明のアパートの集まりと事件との関連について解明する。 関係者によると、5日未明はアパートに男子高校生の友人や成人の知り合いを含めた複数の国籍の知人男女
-
牧之原同僚殺害 背中刺し傷が致命傷か 死因は失血死
15日午後2時半ごろ、牧之原市菅ケ谷の人材派遣会社の社員寮で派遣社員の男性(42)が刃物で刺され死亡した事件で、背中付近の刺し傷が致命傷になったとみられることが16日、関係者への取材で分かった。牧之原署によると、司法解剖の結果、死因は失血死だった。 事件は15日午後2時40分ごろ、同じ寮に住む容疑者の男(53)からの119番で発覚した。救急隊が駆け付けた際、男性は血を流して倒れていた。関係者によると、刺し傷は深い位置まで達していて、大量に出血していたという。凶器は寮内にあった刃物を使ったとみられる。 同署によると、男は1~2年前、男性は10年ほど前からこの寮に住んでいて、2人は同じ職場に
-
融資保証金名目 250万円詐取被害 浜松の60代男性
浜松市中央区の60代の男性会社役員が16日までに、融資の保証金名目で現金約250万円をだまし取られたと浜松中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は1月17日、自身の会社に「融資許可証明書」と記載されたファクスが届いたため個人情報などを記入して融資を申し込んだところ、融資会社社員を名乗る男から電話で「事務手数料や特約担保金などを支払ってほしい」と現金を要求された。その後、男性は1月30、31日に、市内金融機関のATMから4回にわたって計約250万円を指定されたインターネット銀行の口座に振り込んだ。振り込み後も現金を要求されたことを不審に思い、静岡県警に相談し
-
浜名湖の高校生殺人 友人宅で誕生会か バイク倒すトラブル前、大人数で会食
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、男子高校生が5日未明に数時間滞在した浜松市中央区の友人宅では誕生日祝いのパーティーと称し、大人数で飲食をしていたとみられることが15日、複数の関係者への取材で分かった。男子高校生は、友人宅の敷地内でバイクを倒したことなどをきっかけにトラブルに巻き込まれた可能性があり、湖西署捜査本部が事件との関連を慎重に調べている。 関係者によると、友人宅には同年代の友人や成人の知り合いを含めた複数の国籍の知人男女が集まっていた。うち1人の誕生日を祝う目的だったとされ、飲食などをした男子高校生はバイクを転倒させトラブルが
-
酒気帯び運転の職員停職6カ月 下田市が懲戒処分
下田市は15日、道交法違反の罪で下田簡裁から罰金40万円の略式命令を受けた防災安全課主事の男性職員(31)について、同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。 市総務課によると、主事は2023年12月2日夜に市内で飲酒しタクシーで帰宅。翌日に市外で自家用車の点検を控えていたため河津町のガソリンスタンドへ給油に向かったという。その後、津波注意報が下田市に発表されたため市役所に向かう最中に物損事故を起こし、3日未明に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。 松木正一郎市長は「市民の信頼を裏切り、深くおわび申し上げる。事態を重く受け止め、再発防止に努める」とのコメントを出した。
-
電気配線の損傷が原因か 輪島大火災、焼損240棟【能登地震】
総務省消防庁は15日、能登半島地震で発生した石川県輪島市の「輪島朝市」周辺の大火災は、屋内の電気配線が地震で傷つきショートするなど、電気に起因した可能性があるとの見方を示した。住宅など約240棟を焼損し、焼失面積は東京ドームよりやや広い約4万9千平方メートルとしている。防火性能が低い古い木造の建物が密集し、急速に燃え広がったと分析している。 電気火災は阪神大震災や東日本大震災でも火災原因の6~7割を占めた。南海トラフ巨大地震や首都直下地震が起きると多数の犠牲者が出ると懸念され、政府は揺れを感知して電気を遮断する「感震ブレーカー」の普及などの対策を進める。 総務省消防庁消防研究センターが1
-
特殊詐欺未遂 逮捕に貢献 藤井さんに感謝状 浜松中央署
特殊詐欺未遂事件の容疑者逮捕に貢献した浜松市中央区の藤井信行さん(63)に15日、浜松中央署から感謝状が贈られた。藤井さんの不審者情報の通報がきっかけで特殊詐欺グループの受け子2人の摘発につながった。 藤井さんは1月15日、同区の職場近くで、携帯を手に1時間近くうろつく男を見かけた。しきりに電話をかけたり、うけたりしていたといい、誰かから指示を受けている様子も見受けられたことから、近くの交番に男の様子や服装などを伝えたという。 同日は詐欺電話の通報があり、同署は警戒を強めていた。詐欺電話があった住宅付近にもこの男が現れ、背丈や服装などが藤井さんの情報と整合性が取れ、逮捕に結びついた。
-
浜名湖の高校生殺人 バイク倒しトラブルか 直後に知人と姿消す
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、男子高校生が5日未明に滞在していた浜松市内の友人宅で、止めてあったバイクを倒したことなどをきっかけにトラブルに巻き込まれた可能性が高いことが14日、関係者への取材で分かった。 滞在先には、同年代とみられる友人を含めた複数の国籍の知人が集まっていたとされる。トラブルの直後、男子高校生が知人とともに姿を消したとの情報もあり、湖西署捜査本部が事件との関連を慎重に調べる。 男子高校生の死因は溺死で、13日の司法解剖時点で死後1週間程度が経過していた。遺体には、生前に殴られるなど外部からの強い打撃を加えられてで
-
沼津で東海道線踏切内に立ち入り、男性死亡 一時運転見合わせ
14日午後6時半ごろ、沼津市大諏訪のJR東海道線第三小諏訪踏切内に成人男性が立ち入り、熱海行きの上り普通列車と接触した。沼津署によると、男性は現場で死亡が確認された。JR東海によると、列車には約400人が乗っていたが、けが人はいない。踏切は正常に動作したという。沼津―東田子の浦間の上下線で一時運転を見合わせた。
-
発見現場周辺で再び実況見分 浜名湖の男子高校生殺人事件 湖西署捜査本部
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で9日に袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は14日午前、遺体の発見現場に隣接した表鷲津湖岸公園で再び実況見分を行い、捜査員が湖内に入って遺留品を捜索するなどした。 男子高校生の遺体は9日夕に発見され、13日の司法解剖で死因は溺死と判明した。同日時点で遺体は死後1週間程度が経過。遺体には、生前に外部から強い打撃を与えられてできたとみられる複数の皮下出血が確認されたという。捜査本部は何者かが男子高校生を溺れさせて殺害したとみて調べている。 男子高校生は4日午後7時ごろに自宅を出たのを最後に帰宅しなかった。外出時までに家族は男子
-
浜松の70代女性 100万円詐取被害
浜松市中央区の70代無職女性が14日までに、息子を名乗る男らに現金100万円をだまし取られたと浜松東署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、女性宅に8日、息子を名乗る男から「仕事の郵便物を間違えて送った」「くびになってしまうのでお金を貸して」などと電話があった。女性は自宅を訪れた息子の関係者を名乗る男に現金を渡したという。
-
浜名湖に男子高校生の遺体 殺人事件として捜査本部設置 静岡県警
9日午後3時45分ごろ、湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の中国籍の男子高校生(17)の遺体が見つかり、静岡県警は13日、司法解剖の結果などから何者かが男子高校生を溺れさせ殺害したと判断し、湖西署に捜査本部(本部長・平井伸英刑事部長)を設置した。捜査関係者によると、5日未明に男子高校生が滞在していた浜松市内の知人宅で友人とトラブルになったとの情報があり、同本部が事件との関連を調べている。 9日夕、遺体の発見場所に隣接した表鷲津湖岸公園=湖西市鷲津=で釣りをしていた男性が、「釣りざおに遺体がかかった」と110番した。遺体は湖面に浮いている状態で見つかり、死因は溺死だった。13日の司
-
富士署の捜査車両と軽乗用車が衝突 男性1人軽傷
12日午後5時40分ごろ、富士市加島町の信号のある県道交差点で緊急走行していた富士署の捜査車両の乗用車と、同市の飲食店従業員男性(37)の軽乗用車が出合い頭に衝突、軽乗用車が同市の会社員男性(55)の乗用車に衝突した。軽乗用車の男性は足を打って軽傷とみられる。 同署によると、捜査車両は西進、軽乗用車は北進していた。軽乗用車は対向で停止していた乗用車に衝突した。捜査車両は「人がもめている」との通報を受け現場に向かっていた。神田仁史副署長は「事故原因を究明し今後の再発防止に努める」とコメントした。
-
空自浜松基地内の下草など焼く
12日午前8時50分ごろ、浜松市中央区高丘東の路上で、近隣住民から「枯れ草が燃えている」との119番があった。市消防局によると、航空自衛隊浜松基地敷地内の下草など約3・4平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。
-
富士宮で製紙工場のボイラー焼く
13日午後5時10分ごろ、富士宮市羽鮒の製紙工場から出火し、ボイラーと周囲のダクトやベルトコンベヤーを焼いた。従業員は全員避難して無事だった。富士宮署などが詳しい出火原因を調べる。
-
静岡県農林技術研究所の防風林から出火
13日午前10時15分ごろ、東伊豆町稲取の静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター敷地内の防風林から出火し、下草約30平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。下田署によると、付近の電線が切れて垂れ下がっていたという。同署などが原因を調べている。
-
浜松の工場から出火
13日午後2時45分ごろ、浜松市浜名区新都田1丁目の環境衛生研究所の工場から出火し、1階の粉粒体分析測定室の壁や床など50平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。細江署によると、工場では粉じん爆発の危険性を評価する検査を行っていて、出火当時は検査の前に粉末を細かくする作業をしていたという。同署などが出火原因を調べている。
-
掛川で住宅1棟全焼 女性が煙吸い軽傷
12日午後4時半ごろ、掛川市上西郷の女性方から出火し、木造2階建て住宅1棟を全焼した。女性が煙を吸い軽傷を負った。隣接する住宅や倉庫計7棟の外壁や雨どいも焼いた。 同署によると、出火当時は女性と息子2人が在宅し、息子が「使用中のレンジから火が出た」などと話しているという。同署と市消防本部が出火原因を調べている。
-
北海道、姉殺害疑い 54歳の弟を再逮捕
北海道余市町と岩見沢市で1月、2人が殺傷された事件で、余市町の女性(63)を殺害したとして、道警は11日、殺人の疑いで弟の無職高橋元容疑者(54)=札幌市、殺人未遂容疑で逮捕=を再逮捕した。 再逮捕容疑は1月21日正午ごろから午後0時20分ごろ、姉の警備員高橋佳世子さん(63)の自宅アパートで、佳世子さんを刃物で刺し、出血性ショックで死亡させた疑い。
-
男性が首切りつけられる 掛川で3人けが、男ら4~5人逃走
10日午後11時50分ごろ、掛川市紺屋町の紺屋町公園周辺で、「友人が首を切られた」と110番があった。森町の男性(28)が刃物のようなもので首を切られ入院したが、命に別条はないという。一緒にいた男性2人も軽傷を負った。20代前後の4~5人の男が3人にけがを負わせて逃走したとみられ、掛川署が殺人未遂事件として調べている。 同署によると、掛川市の男性(31)は左頰を切られ、袋井市の男性(31)は馬乗りで殴られた。3人は掛川市内の店で飲酒後、店の前で男らに会い、口論になったとみられる。両グループに面識はないという。
-
菊川駅通過中の寝台特急、男性に接触 菊川―掛川間、一時運転見合わせ
11日午前0時50分ごろ、JR東海道線菊川駅構内を通過中の下り寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」に男性が接触し、菊川―掛川間の上下線で一時運転を見合わせた。JR東海静岡支社によると、同特急が最大129分遅れ、約290人に影響が出た。菊川署によると、男性はけがを負ったが命に別条はないという。
-
沼津の親子死亡ひき逃げ 85歳男性処分保留で釈放 地検沼津支部
沼津市松長の県道で親子2人が死亡したひき逃げ事件で、静岡地検沼津支部は10日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕、送検された同市大塚、鮮魚販売業の男性(85)を処分保留で釈放した。同支部は理由について「捜査を継続するため」とし、今後は在宅で捜査を進める。 捜査関係者によると、男性は「電柱にぶつかったと思った」と容疑を否認しているという。同支部はひき逃げの認識の有無について慎重に捜査するとみられる。 男性は1月15日早朝、同市の県道でトラックを運転中、路上にいた近所に住む男性(33)と母親(59)に衝突してけがを負わせ、そのまま逃走したとして沼津署に逮捕さ
-
静岡の新東名トンネルで火災 大型トラック全焼
9日午後3時55分ごろ、静岡市葵区北沼上の新東名高速道下り北沼上トンネル内で大阪府和泉市の男性(48)が運転する大型トラックから出火し、全焼した。運転手の男性がやけどを負った。大型トラックはキャリアカーで、積んでいた車両5台程度も焼いた。 静岡県警高速隊によると、男性から「タイヤがバーストして火が出た」と110番があった。現場は片側3車線の直線道路。大型トラックはトンネルの入り口から約150メートルの路肩に停車し、燃え広がった。同隊などが出火原因を調べている。 火災の影響で新東名高速道の新清水ジャンクション―新静岡インターチェンジ間の上下線が午後4時過ぎから通行止めとなり、下りで最大2キ
-
掛川でひき逃げ 男子中学生が軽傷 貨物自動車逃走
9日午前7時40分ごろ、掛川市下垂木の市道で、通学のため歩いていた男子中学生(14)に貨物自動車が衝突し、逃走した。中学生は転倒して右足に軽傷を負ったもよう。掛川署がひき逃げ事件として捜査している。同署によると、貨物自動車が追い抜きざまに男子中学生に衝突したとみられるという。
-
くみ上げポンプの小屋から出火 西伊豆町
9日午後0時40分ごろ、西伊豆町中の鉄筋コンリート平屋建ての水源管理施設から出火し、施設の一部を焼いた。下田署によると、町が管理するくみ上げポンプの小屋で、配電盤付近を焼いたという。
-
大型トラックなど4台玉突き事故 新東名高速下り御殿場JCT
8日午後11時10分ごろ、御殿場市駒門の新東名高速道下りで大型トラックなど計4台のトラックが絡む事故があった。最初に追突されたトラックを運転していた男性(46)と助手席の男性(59)=いずれも大分市=が軽傷を負った。 県警高速隊によると、熊本市の男性(36)の大型トラックが大分市の男性のトラックに追突。弾みで前方の大型トラック2台も巻き込まれたとみられる。同隊が事故原因を調べている。 事故処理のため、下り御殿場ジャンクション(JCT)のランプを約3時間45分にわたって閉鎖した。
-
新東名新静岡IC~新清水JCT間で通行止め
中日本高速道路によると、新東名高速道路は新静岡インターチェンジと新清水ジャンクション間の上下線で9日午後4時半ごろから、トンネル内での車両火災の影響で通行止めになった。
-
天浜線と軽乗用車が衝突、一時運転見合わせ けが人なし
9日午後0時20分ごろ、浜松市浜名区都田町の天竜浜名湖鉄道都田―常葉大学前間の広刑踏切で、新所原発掛川行きの上り列車と愛知県の70代男性の軽乗用車が衝突した。細江署などによると、男性と40代男性運転士、乗員7人にけがはなかった。天竜二俣―新所原間の上下線で一時運転を見合わせ、約1時間15分後に再開した。
-
特殊詐欺、直近10年で最多 被害総額2年連続増 目立つ電子マネー型
2023年の特殊詐欺の認知件数が前年比1463件(8.3%)増の1万9033件になり、直近10年間で最多となったことが8日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。3年連続の増加で、大都市圏の7都府県で67.3%を占めた。被害総額は前年比70億4000万円(19.0%)増の441億2000万円になり、2年連続で増えた。統計のある04年以降で認知件数、被害額ともに4番目に多かった。 現金化しやすい特定の電子マネーの詐取やコンピューターウイルス除去名目のサポート詐欺が目立った。警察庁の担当者は「被害者から連絡させる手口で、犯人側にとって楽なサポート詐欺の増加が影響した」と分析している。 特殊詐
-
刑法犯認知件数が増加 人流増など影響か 摘発件数も増 静岡県内
静岡県警が8日発表した2023年の県内の刑法犯認知件数(確定値)は1万5612件で、前年から1343件増加した。前年を上回るのは2002年以来21年ぶり。新型コロナウイルスの5類移行などで人流が増えたことが影響し、特に窃盗犯が増加した。摘発率は47・7%で前年を2・0ポイント下回ったが、特殊詐欺事件の摘発件数は31件増の177件となった。 刑法犯認知件数は増加に転じたものの、ピークだった02年(6万3008件)の4分の1で、コロナ禍前の19年の水準(1万7876件)も下回っている。県警捜査支援分析課は全国的に22年から増加傾向にある現状を踏まえ「人の動きが増す中、無施錠の自転車や車などが被
-
住宅全焼、男性がやけどで搬送 御前崎市比木
8日午後6時半ごろ、御前崎市比木の男性(61)方から出火し、木造平屋建て住宅を全焼した。菊川署によると、男性が顔にやけどを負い、病院に搬送された。 同署によると、出火当時は男性と息子が在宅していた。男性は料理をしたとみられ、息子が「空だきになった鍋付近から火が出た」などと話しているという。同署と市消防本部が出火原因を調べている。
-
ボーリングマシンに挟まれ男性死亡 伊豆の国市
6日午前10時40分ごろ、伊豆の国市奈古谷の市道で、富士市大淵、ボーリング調査業の男性(56)が「重さ約600キロのボーリングマシンに挟まれている」と作業関係者が119番した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。伊豆中央署が労災事故として原因を調べている。同署によると、男性は午前9時半ごろまでに、市道脇にある高さ約2メートルののり面上に作業関係者数人とボーリングマシンを設置した。現場を離れた作業関係者が戻ってきたところ、マシンと市道脇に駐車中のトラックの間に挟まった男性を発見したという。
-
清水の海に身元不明男性遺体
6日正午ごろ、静岡市清水区三保の清水灯台から東北東へ約6キロの沖合を航行中の船舶から、「漂流者らしきものが浮かんでいる」と118番があった。清水海上保安部によると、男性の遺体で、身長178センチ、年齢は不詳。両脇部分に赤色の線がある黒色のウエットスーツなどダイビング用の装備をしていて、銀色のダイバーズウオッチ、黒色の浮力調整用ジャケット、モンキースパナ2本を所持していた。同保安部が身元の特定を急いでいる。
-
裏金使途「説明必要」84% 内閣支持24% 最低水準 全国世論調査
共同通信社が3、4両日に実施した全国電話世論調査によると、自民党派閥政治資金パーティー裏金事件を巡り、裏金を受け取った議員がその使い道について「説明する必要がある」との回答が84・9%に上った。内閣支持率は24・5%で、前回調査(1月13、14両日)の27・3%を2・8ポイント下回り、岸田内閣として最低水準。裏金事件を受けて取りまとめた党改革中間報告で、自民が「信頼回復できる」は9・7%、「信頼回復できない」87・0%だった。 岸田内閣の支持率は昨年12月調査の22・3%に次いで低く、20%台は4回連続。不支持率は前回調査より1・4ポイント増えて58・9%だった。裏金の実態解明が進んでいない
-
「まるで会社」違法スカウトグループ「ナチュラル」 東京・歌舞伎町拠点 国内最大 組織性強く 「部署」で管理、階級、規約
東京・歌舞伎町を拠点に女性を風俗店などに紹介する国内最大規模の違法スカウトグループ「ナチュラル」の幹部らが昨年10月以降、内部の監禁事件を巡り相次いで逮捕された。グループは独自開発のアプリで連絡を取り合い警察の摘発を避け、取り調べに備えた研修も徹底。他の組織への移籍を禁じるなど、厳しい規約でメンバーを支配する「会社のような組織性」(捜査関係者)で勢力を拡大した。 捜査関係者によると、ナチュラルは10年以上前から活動を始め、現在は千人以上が所属しているという。ナンパを装って路上で声をかけるなどして女性と接触。風俗店につなげて売り上げの一部を継続して得る。歌舞伎町以外にも全国の繁華街でスカウ
-
浜松の80代女性 150万円詐取被害
浜松市中央区の80代無職女性が2日までに、息子を名乗る男らに現金150万円をだまし取られたと浜松東署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、1日午後1時ごろ、女性宅に息子を名乗る男から「仕事の郵便物を間違えて送ってしまった。会社に迷惑がかかるのでお金を用意してほしい」「自分の代わりに受け取りに来た人に渡して」などと電話があった。同日午後4時ごろ、女性宅を訪れた息子の関係者を名乗る男に、封筒に入れた現金を手渡したという。
-
逮捕の男性消防士 停職1カ月の懲戒 住居侵入疑い、浜松市
浜松市は1日、住居侵入の疑いで現行犯逮捕された市消防局東消防署の男性消防士(25)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。 処分は同日付。男性消防士は1月14日早朝、同市中央区の一般住宅に侵入したとして浜松中央署に現行犯逮捕された。同市消防局などによると、男性消防士は飲酒して記憶をなくし、無施錠の玄関から侵入して寝ていたという。 太田陽視消防長は「市民の信頼回復に全力を挙げて取り組むとともに、職員の綱紀粛正を図ってまいります」とコメントした。
-
ごみ回収所 安全策など協議急ぐ 沼津・死亡ひき逃げ事故
沼津市松長の県道で自治会のごみ回収場所の管理当番だった親子2人が死亡したひき逃げ事件を受け、地元関係者が安全対策を急いでいる。沼津署によると、県道沿いは歩道が狭い住宅街で、死亡事故が多発している。同署は31日、現場診断を実施し、自治会関係者、道路管理者ら25人がごみ回収場所の移設など安全対策を協議した。 事件は15日午前5時半ごろに発生した。死亡した2人はごみ用のネットを取り付けていたとみられ、県道脇の回収場所付近に倒れていた。県道は片側1車線で、回収場所は幅約80センチの路側帯に設けられていた。通勤・通学時間帯は混雑し、夜間はスピードを出す車が多い。参加者は住宅街で道路の拡幅が難しい現状
-
函南で強盗 女性けが パチンコ店駐車場、バッグ奪う
31日午後7時20分ごろ、函南町塚本のパチンコ店の駐車場で、何者かが70代の女性客から手提げバッグを奪い、逃走した。女性はけがを負い病院に搬送された。命に別条はないとみられる。三島署が強盗事件として捜査している。 同署によると、女性は自身の車付近にいたところ、バッグを奪われた。逃走した人物は上衣が黒色でジーンズを履き、黒色のキャップをかぶっていたという。 現場は国道136号沿い。同署が逃走経路などを調べている。
-
武豊火力発電所で爆発 中電出資JERA 黒煙上がる 愛知
31日午後3時10分ごろ、愛知県武豊町竜宮の武豊火力発電所で「爆発があり黒煙が上がっている」と119番があった。東京電力と中部電力が折半出資する発電会社JERA(ジェラ)が運営する施設で、地元消防などによると、けが人は確認されていない。 消防や県警によると、爆発は建物13階のボイラー施設内で起きたとみられる。燃料を運ぶためのコンベヤーなどからも出火したという。 JERAによると、発電所は石炭や木質バイオマスを燃料とし、最大出力は107万キロワット。爆発を受け、同3時半ごろ、発電機の運転を停止した。資源エネルギー庁によると、電力需給に影響はないとしている。 近くの工事現場で作業していた男性(3
-
沼津死亡ひき逃げ 事故直前の防犯カメラ映像に容疑者の車 トラック使い実況見分も
沼津市松長の県道で親子2人が死亡したひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された同市大塚の容疑者(85)が運転するトラックが事故直前、現場手前の防犯カメラに映っていたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。沼津署は同日、容疑者立ち会いの下、事故を起こしたトラックを使った実況見分を実施した。 見分を行ったのは、事故現場から約1キロ西側にある防犯カメラが設置されていた同市今沢の交差点。トラック積載部の助手席側の扉上部にある四つの金具のうち、二つが壊れていた。署員らは防犯カメラの映像を確認しながら、扉が開く角度や金具の緩み具合、路側帯までの距離を
-
セクハラで停職5月の懲戒処分 陸上自衛隊駒門駐屯地 男性2等陸曹
御殿場市の陸上自衛隊駒門駐屯地は30日、後輩の女性隊員にセクシュアルハラスメントをしたとして第1後方支援連隊の男性2等陸曹(44)を停職5月の懲戒処分にした。 同駐屯地によると、2等陸曹は2022年3月3~4日の勤務中、駐屯地内で後輩の女性隊員に対して性的言動を伴いながら体に触れ、精神的苦痛を与えた。同9日に事態を知った被害女性の同僚隊員が部隊に報告したことで発覚した。 2等陸曹は「二度とこのようなことをしないように深く反省している」と話しているという。
-
静岡県内ひき逃げ、1月だけで13件 県警「容疑者の徹底摘発続ける」
2024年に入り、ひき逃げ事件が静岡県内各地で相次いでいる。29日現在で、23年1月中の3件を大幅に上回る13件。沼津市松長の県道で親子2人が死亡するなど悲惨な事件もあり、県警がいずれの容疑者も摘発している。県警交通指導課は急増の原因は特定できないとした上で「目撃者からの通報協力など、地域や関係者の協力を得て徹底摘発を続けていく」と強調する。 同課によると、死亡ひき逃げは沼津の1件。重傷が2件、軽傷は10件。早朝や夜間を含めた幅広い時間帯に起きた。容疑者は20歳が最も若く、最高齢が85歳。 逃走した13人の動機は、沼津の死亡ひき逃げの容疑者を含め、「事故の認識を否認」が4人で最も多かった
-
静岡市駿河区で住宅火災 消防車ホース破損、水浴びた男性転び軽傷
30日午前7時55分ごろ、静岡市駿河区小黒3丁目の男性(30)方から出火し、木造2階建ての住宅1棟をほぼ全焼したほか、隣接する住宅1棟を半焼、住宅2棟と倉庫2棟の外壁の一部などを焼いた。男性は煙を吸い込んで病院に搬送された。静岡南署や静岡市消防局によると、男性は弟(29)と2人暮らし。弟は外出中で不在だった。近隣の住民も避難し無事だった。 この火災の消火活動中に消防車のホースが破損して水が噴出するトラブルがあり、現場付近を歩いていた近くに住む90代男性が水を浴びて転倒した。男性は救急搬送され、軽傷という。静岡市消防局は「けがをした方には大変申し訳ない。今後は車両拡声器などを使用して消火活動
-
焼津市の民家で火災 住人の74歳女性搬送
29日午前8時50分ごろ、焼津市吉永の民家から出火し、木造平屋建て1棟を全焼し、隣家の壁の一部を焦がした。民家に住む74歳の女性が煙を吸い込んだため、救急搬送された。命に別条はない模様。 焼津署によると、女性は1人暮らしだという。同署は出火原因を調べている。
-
裏金事件再発防止へ論戦 罰則強化など 予算委きょう集中審議
衆参両院の予算委員会は29日、自民党派閥の裏金事件を受け「政治とカネ」問題をテーマに集中審議を開く。再発防止に向けた罰則強化や政治資金の透明性確保などを巡り論戦。野党は事件の全容解明とともに、議員も連帯責任を負う「連座制」導入や政治資金パーティーの全面禁止を要求する。国会で野党も含めて議論すると繰り返してきた岸田文雄首相の説明姿勢が問われる。 裏金事件は自民衆院議員池田佳隆被告や安倍派の会計責任者ら計10人が立件され一連の捜査は事実上終結したが、安倍派の実力者「5人組」ら幹部は不起訴処分となった。裏金の使途をはじめ実態解明は進んでいない。 立憲民主党の安住淳国対委員長は「罪には問われなく
-
掛川の県道で乗用車がひき逃げ 横断中の女子中学生骨折
27日午前8時ごろ、掛川市大池の県道交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた女子中学生(14)に乗用車が衝突し、そのまま逃走した。中学生は鎖骨を折るけがを負った。掛川署がひき逃げ事件として捜査している。 同署によると、現場は片側1車線で、信号機はない。
-
焼津の海岸沿い松並木から出火 下草焼く
27日午前8時15分ごろ、焼津市利右衛門の海岸沿いの松並木から出火し、下草約64平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。焼津署と志太消防本部が出火原因を調べている。
-
千代田区談合 ほぼ最低制限価格で落札 警視庁が浜松の日管を捜索
東京都千代田区が発注した区立お茶の水小・幼稚園の改築関連工事の入札を巡る官製談合防止法違反事件で、逮捕された元区議嶋崎秀彦容疑者(64)=24日に辞職=に依頼し、最低制限価格の近似値などの情報を得たとされる配管工事会社「日管」(浜松市中央区)側が、空調設備工事の一般競争入札で、同価格に極めて近い額で落札していたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。 警視庁捜査2課は26日、浜松市にある日管の本社を家宅捜索した。入札は2020年5月で、三つの共同企業体(JV)が参加。日管のJVが約6億8454万円で落札した。最低制限価格は公表されていない。 捜査2課は、日管側が長年付き合いがあった嶋
-
大麻所持の疑い 牧之原署が男逮捕
牧之原署は24日、大麻取締法違反(所持)の疑いで島田市阪本、トラック運転手の男(24)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日、自宅で乾燥大麻1袋を所持した疑い。
-
人身交通事故件数、負傷者数 静岡県内ワーストの焼津署 事故削減へ危機意識共有
焼津署管内の人身交通事故件数、負傷者数の増加率が昨年、県内警察署のワーストとなったことが23日までに分かった。焼津署は深刻な事態と捉え、年末に実施していた朝と夕を中心に展開する「レッド・ボイスパトロール」の継続実施を決めた。事故発生が通勤通学と帰宅時に多いことに着目。音声を通じてドライバーや歩行者などに危機意識の共有を図っていく。 昨年の同署の人身事故件数は793件で前年比17・3%増、負傷者数は988人で同17・2%増。時間帯別で発生件数を見ると、最も多かったのは「16~18時」で126件、次に「6~8時」で113件、「8~10時」で112件と続く。事故の類型別では「出合い頭」が260件
-
磐田市消防 2023年、救急出動過去最多 適正利用呼びかけ
磐田市消防本部は23日までに2023年の救急・救助活動や火災の対応状況をまとめた。救急出動件数は前年比502件増の7277件で、2年連続過去最多を更新。うち、救急搬送者数は6371件で、入院を必要としない軽症者の割合は59%に上った。市消防本部は、市民に救急車の適正利用を呼びかけている。 救急件数の内訳は急病4757件、一般負傷1025件、転院搬送731件、交通事故515件。年齢別にみると、60歳以上の高齢者が全体の67%を占めた。救急出動件数が過去最多となった要因に市消防本部は「高齢化の進展をはじめ、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移り、人々の行動制限が緩和したこと」と挙げた。救
-
陸自射撃場発砲事件 元自衛官候補生を家裁送致 岐阜地検
岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で昨年6月、隊員3人が自動小銃で撃たれ死傷した事件で、岐阜地検は23日、殺人容疑などで逮捕され、鑑定留置を終えた元自衛官候補生の男(19)を、弾薬を奪おうと3人を射殺などしたとして強盗殺人と強盗殺人未遂の疑いで岐阜家裁に送致した。地検は容疑の切り替えについて「証拠を精査した結果」としている。 岐阜家裁は同日、2月5日までの観護措置を決めた。今後、少年審判を経て家裁が刑罰を科すのが相当と判断すれば、検察官送致(逆送)をする。男は改正少年法の「特定少年」に当たり、検察が起訴すれば実名や顔写真の報道が可能になる。
-
静岡の60代女性 100万円詐取被害
静岡市清水区の保育士の60代女性が22日、日本年金機構職員などを名乗る男らから現金約100万円をだまし取られたと清水署に届け出た。還付金詐欺とみられる。管内の還付金詐欺は増加傾向で、昨年は速報値で36件あった特殊詐欺被害のうち13件を占めており、「今日まで」などの文言で焦らせる手口に同署が注意を呼びかけている。 同署によると、同日午前9時半ごろ、女性宅に日本年金機構や金融機関の職員を名乗る男らから「年金を取り過ぎていた」「今日ならまだ手続きができる」などと電話があった。女性は同10時半ごろ、同区内の金融機関で、携帯電話で指示されるままATMを操作したところ、2回に分けて現金約100万円が他
-
店舗兼住宅を全焼 清水町徳倉
22日午後1時55分ごろ、清水町徳倉の工具店経営者方から出火し、木造2階建ての店舗兼住宅を全焼し、隣接する複数の民家の壁などを焼いた。けが人はいなかった。沼津署によると、1階の店舗部分から出火したとみられる。同署などが出火原因を調べている。
-
沼津の親子死亡ひき逃げ事件 85歳の男を逮捕
沼津市内の県道で親子2人がひき逃げされて死亡した事件で、沼津署は20日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで沼津市大塚、販売業の男(85)を逮捕した。
-
橋脚に落書き 湖西・潮見バイパス
湖西市の国道1号潮見バイパスの橋脚などでスプレー缶によるとみられる落書きが見つかり、道路を管理する国土交通省浜松河川国道事務所が湖西署に被害届を提出したことが19日、分かった。同署が器物損壊の疑いで調べている。 同事務所によると、被害を確認したのは潮見バイパスの橋脚と、浜名バイパスをくぐる地下道の2カ所で、昨年11月20日に同署へ届けた。周辺では数年前から落書き被害が複数確認され、同事務所では維持管理の中で落書きを消す作業も行うという。 周辺の道路を頻繁に利用するという同市の男性(63)は、「公共物の破損はいずれ税金で補塡(ほてん)することになってしまう。今後もエスカレートするのではと思
-
静岡南署管内人身事故 23年最少
静岡南署は19日までに、2023年1~12月に静岡市駿河区で発生した人身事故件数は1076件で、現在の管轄になった06年以降では件数、負傷者数、死者数のいずれも過去最少だったと明らかにした。前年比で173件減少し、このうち自転車が絡む事故件数が58件減の251件となり、大きな要因となった。 同署管内は自転車利用者が多く、23年も全事故のうち自転車事故が占める割合は23・3%と県平均(16・3%)の1・5倍だった。負傷者の年齢別割合では65歳以上の高齢者(23・6%)が最も多く、次いで20代(17・8%)だった。 高齢者の自転車事故は単独の転倒事故が目立つ。自転車事故が課題の一つとなる中、
-
浜松の80代 55万円とカード2枚詐取被害 120万円引き出される
浜松市中央区の80代無職女性が19日までに、息子を名乗る男らに現金55万円とキャッシュカード2枚をだまし取られたと浜松中央署に届けた。女性の口座からは現金120万円が引き出されていた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、18日午前10時ごろ、女性宅に息子を名乗る男から「会社の大事な書類が入った荷物を別のところに送ってしまった」「お金を貸してほしい。キャッシュカードも用意してほしい」などと電話があった。女性はその後、自宅付近で会社関係者を名乗る男に現金とカードを手渡したという。
-
東名高速道の中央分離帯枯れ草から火災 静岡・清水区、上下線一時通行止め
18日午前7時55分ごろ、静岡市清水区蒲原中の東名高速道で、中央分離帯ののり面の枯れ草から出火し、約1時間後に鎮火した。県警高速隊によると、消火活動や火災処理のため、上りの清水ジャンクション(JCT)―富士川スマートインターチェンジ(IC)間と、下りの富士IC―清水JCT間が一時通行止めとなり、約3時間後に解除された。 清水署によると、枯れ草約960平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。同署と市消防局が出火原因を調べている。
-
裾野の農業用水路鋼板4枚盗まれる
裾野市は18日、同市深良の市道で農業用水路3カ所の鋼板計4枚が盗まれたと発表した。裾野署に被害を届け出た。 市によると、盗まれたのは約50センチ四方の大きさで、厚さ数ミリの鉄製のふた。取っ手で固定してあったという。水路のふたがなくなっているのに気づいた近隣住民が17日に市へ通報した。 市道は通学路にもなっているため、市は応急措置として現場に簡易の柵を置いた。なるべく早く鋼板を再設置するという。
-
政治資金パーティー問題 岸田派に飛び火 改革の足元揺らぐ【表層深層】
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件が岸田派に飛び火した。派の元会計責任者が刑事責任を問われる展開に、岸田文雄首相は岸田派の解散へ率先してかじを切る。だが野党の怒りがやむ気配はなく、首相に辞任を迫る。国民の信頼回復へ「火の玉になる」と宣言し、改革の旗を振る首相。その足元が揺らぎつつある。 「事務的なミスの積み重ねだと報告を受けている」 18日午前、官邸。首相は、岸田派の元会計責任者が政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いで立件されるとの報道を受け、記者団から自身の責任を問われると、淡々と言い放った。この時は反省の弁は一切なかった。 ▽一転 首相が「事務処理上の疎漏」と釈明した背景
-
藤枝の60代女性 400万円詐取被害
藤枝市の60代の無職女性が17日までに、税務署や金融機関の職員を名乗る男らに現金約400万円をだまし取られたと藤枝署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、15日午後3時ごろ、女性宅に男らから「税金の払い戻しがある。口座に振り込むので近くのATMに行ってほしい」などと電話があった。16日にも「昨日の払い戻し手続きが正常に行えなかったのでATMに行くように」と指示があった。女性は両日とも指示されてATMを操作し、現金をだまし取られたという。
-
軽乗用車1台全焼 御殿場市
16日午前9時10分ごろ、御殿場市ぐみ沢の畑で沼津市の男性事務員(62)が運転する軽乗用車から出火し、車両1台を全焼した。通行人が男性を救出した。御殿場署によると、男性は運転中に体調が悪くなり、車を止めようとしたが意識がもうろうとした状態になったという。道路を逸脱し、道路脇の畑に突っ込んだ際に何らかの原因で出火したとみられる。男性は火災によるけがはなかったものの、病院に搬送された。同署などが原因を調べている。
-
カード他人に譲渡 1等空尉停職30日 空自浜松基地
航空自衛隊浜松基地は16日、キャッシュカードを他人に譲渡したとして、第1術科学校第3教育部の40代男性1等空尉を停職30日の懲戒処分にしたと発表した。 同基地によると、1等空尉は2021年2月ごろ、自己名義の銀行口座のキャッシュカードなどを部外者に譲り渡した。犯罪収益移転防止法違反の罪で調べが進められたが、静岡地検浜松支部は同年12月に起訴猶予で不起訴処分にしたという。
-
電子マネー130万円 70代男性詐取被害 伊豆の国市
伊豆の国市の70代の無職男性が16日までに、電子マネー利用権約130万円分をだまし取られたと伊豆中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。 同署によると、男性のパソコン画面に「セキュリティーに問題あり、今すぐ電話して」と表示され、記載された番号に電話したところ電子マネーを請求されたという。電子マネーカードを5回以上にわたって市内のコンビニエンスストアで購入し、相手にコード番号を伝えた。
-
農機具小屋焼く 浜松市・春野町
16日午前9時15分ごろ、浜松市天竜区春野町豊岡で農機具小屋1棟を焼く火災があり、消防が約1時間20分後に消し止めた。けが人はいなかった。天竜署と市消防局が出火原因を調べている。
-
新幹線でスプレー誤噴射の男性 浜松中央署が書類送検 安全装置不適切装着か
JR浜松駅で2023年12月、停車中の新幹線内でクマよけ用スプレーが誤噴射された事件で、スプレーを所持していた首都圏在住の男性が、発射レバーを固定する安全装置を正しく装着していなかったとみられることが15日、関係者への取材で分かった。浜松中央署は同日までに、過失傷害の疑いで男性を静岡地検浜松支部に書類送致した。 書類送検は11日付。男性は12月2日午後7時過ぎ、新幹線内でスプレーを誤って噴射させて乗客5人に軽傷を負わせたとされる。 捜査関係者によると、男性は日帰り登山で友人と共に愛知県東部を訪れ、帰宅途中だった。登山の際、試射するため安全装置をいったん外し、誤った方法で戻したため外れやす
-
釣り中の人身事故多発 下田海保の管内 初心者来訪増加が背景か
下田海上保安部は15日、2023年の管内海難事故の発生状況を発表した。人身事故のうち、釣りの最中の事故が18人と、直近5年で最多となった。海保はコロナ禍以降の初心者の来訪増加が背景にあるとみて、注意を呼びかけている。 人身事故全体は85人(死者・行方不明者22人)で、01年の統計開始以来最多だった22年の107人からは減少に転じた。マリンレジャー関連が65人を占めた。 65人のうち、釣り中の事故が18人(同5人)。最多は遊泳中の22人(同4人)だった。海保によると、特に伊豆半島の東海岸での転落が多く、装備が十分でないまま訪れる愛好家が増加しているという。海保は専用靴や救命胴衣の着用徹底を
-
愛知・男性遺体発見の住宅 書き置き「必ず帰る」 生存偽装か
愛知県阿久比町の住宅敷地内で絞殺された男性の遺体が見つかった事件で、住宅内に「必ず帰る」との書き置きが残されていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。遺体は連絡が取れない50代住人の可能性があり、県警は何者かが生存を装い、発覚を遅らせようとした疑いがあるとみて詳しい経緯を調べている。 捜査関係者によると、愛知県在住の30代女性を車内に監禁したとして監禁容疑で12日、静岡県警に逮捕された男(38)が「人を殺した」と女性にほのめかしていた。 書き置きはワープロ書きで、旅に出るが戻ってくるという趣旨の内容だった。男は男性の運転免許証を所持し、男性が関係していた車に乗っていたという。
-
三島のマッサージ店で強盗 男が2万円奪い逃走
14日午前2時ごろ、三島市一番町のマッサージ店「リラクゼーション健康園」で、客の男が女性店員から2万円を奪い、逃走した。三島署は強盗事件として調べている。 同署によると、男は身長約170センチで小太り。マッサージを受けた後、店員とトラブルになったという。付近の住民から「もめているようだ」と110番があった。当時、店内は女性店員1人だった。 現場はJR三島駅南口にほど近い雑居ビルの3階。同署は逃走経路などを調べている。
-
日本から移送の受刑米兵、仮釈放 21年静岡・富士宮3人死傷事故
【ワシントン共同】静岡県富士宮市で2021年5月に3人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年の判決を受け、昨年12月に日本から米国へ移送された米海軍兵の受刑者について、CNNテレビは今月12日に仮釈放されたと報じた。家族の話としている。 米仮釈放委員会が12日に仮釈放を命じたという。受刑者は日本で服役していたが、米議会の一部が不当な拘束だとして移送を求め、バイデン大統領も関係部局に対応を指示。日米両政府の協議を経て移送され、西部ロサンゼルスの刑務所に収監されていた。 CNNは、ハリス副大統領やサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が移送に直接関わってい
-
小山町内3神社 屋根の銅板盗難被害
小山町内の三つの神社で社殿の屋根の銅板が何者かに剥がされ、盗まれていたことが13日までに町などへの取材で分かった。御殿場署は被害届を受理し、窃盗事件として捜査している。 被害が確認されたのは、同町竹之下の白旗神社と中日向の中日向浅間神社、新柴の足柄神社。屋根の一部の銅板が集中的に剥がされた状態になっていた。白旗神社と中日向神社は年末年始に地域住民が発見して町に相談したという。町が被害の情報を発信したところ、12日朝に足柄神社でも同様の被害が見つかった。 盗まれた時期は不明という。社殿の銅板を狙った窃盗事件は静岡市でも相次いでおり、同署が関連性の有無を含めて捜査を進めている。
-
指定薬物所持疑い 静岡の男再逮捕 静岡南署
静岡南署は11日、医薬品医療機器法違反の疑いで静岡市駿河区手越、無職の男(44)=覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕済み=を再逮捕した。再逮捕容疑は昨年9月17日、自宅で指定薬物(通称・THCH)を含む液体の入った電子たばこ1本を所持した疑い。同署によると、THCHは大麻に類似した化合物で、昨年8月4日に規制対象となり、静岡県内では初の摘発。容疑者は自身が吸引する目的で所持していたとみられる。
-
浜松の団地1室から出火
11日午後8時50分ごろ、浜松市中央区舞阪町舞阪の3階建て市営住宅「第3吹上団地」1階の男性方から出火し、男性方の1室を全焼した。市消防局によると、70代男性が心肺停止状態で市内の病院に搬送された。浜松西署によると、男性と連絡が取れていない。同署と市消防局が身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べている。
-
吉田漁港で落書き 吉田町が被害届
吉田町は10日、同町住吉の吉田漁港で落書きの被害が確認されたと発表した。町は同日、牧之原署に被害届を提出した。 被害を受けたのは漁港内のトイレの外壁3カ所で、いずれも油性スプレーのような塗料で文言や模様が書かれていたという。同日午前にトイレの清掃に訪れた委託業者が発見した。 町内では2023年10月にも小藤路公園で落書き被害が発生していた。町はパトロールの強化に加え、別の被害がないか確認するという。
-
電子マネー100万円 40代男性詐取被害 伊豆の国市
伊豆の国市の40代の男性介護士が10日、電子マネー利用権100万円分をだまし取られたと伊豆中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は昨年12月14日、スマートフォンで閲覧していたインターネットサイトに会員登録を知らせる表示があり、退会しようと電話したところ電子マネーを請求され、今月10日までに電子マネーカードを複数回にわたって市内のコンビニエンスストアで購入し、相手にコード番号を伝えた。
-
大統領選出阻止へ殺害決意 韓国野党代表襲撃 逮捕の男供述
【ソウル共同】韓国の最大野党「共に民主党」の李在明[イジェミョン]代表が2日に南部釜山で首を刺された事件で、釜山警察庁は10日、現在までの捜査結果を発表した。殺人未遂容疑で逮捕された60代の男が「(李氏が)大統領になるのを防ぎ、4月の総選挙で李氏の勢力が多数議席を獲得しないよう殺害を決意した」との趣旨の供述をしていると明らかにした。 李氏は10日に退院し「事件が憎悪の政治を終わらせ、尊重と共生の政治が復活する契機になってほしい。私も努力する」と報道陣に語った。保革の激しい対立が事件の背景になったとの認識があるとみられる。 李氏を刺した男は捜査に対し、李氏が背任罪などで裁判中であることに関し「
-
浜松市中央区の国道で乗用車がひき逃げ 歩行者の70代男性重傷
9日午前10時25分ごろ、浜松市中央区板屋町の国道152号交差点で、乗用車が道路を歩いて渡っていた70代男性をはね、そのまま逃走した。男性は足の骨を折るなどの重傷を負った。浜松中央署がひき逃げ事件として調べている。 同署によると、現場は信号機のある交差点。男性は横断歩道を歩いていたとみられる。逃げた車は白色のセダンという。
-
池田議員 裏金管理か 安倍派パー券 電子ファイルに売り上げ
自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いで逮捕された衆院議員池田佳隆容疑者(57)=比例東海、自民除名=の事務所が、専用の電子ファイルでパーティー券の売り上げを管理していたことが9日、関係者への取材で分かった。池田容疑者が各秘書から事務所の資金について個別に報告を受け、集約していたことも判明。東京地検特捜部は池田容疑者が還流分の裏金を自ら把握していたとみて調べる。=関連記事2面へ 関係者によると、池田容疑者の事務所では、エクセルのファイルでパーティー券の売り上げを年ごとに管理し、東京と地元名古屋の双方の事務所で編集が可能だった。パー
-
救急2477件増 最多更新 浜松市消防局 23年出動まとめ
浜松市消防局はこのほど、2023年の火災・救助・救急の概要(速報値)を発表した。救急件数は22年比2477件増の4万3868件と過去最多を更新した。内訳は急病の2万9302件が最多。同局警防課の担当者は高齢化を背景に新型コロナウイルスやインフルエンザといった感染症の影響も指摘した。 火災については12件減の168件で死者数は5人増の10人。件数の減少について予防課の担当者は「安全性の高いこんろの普及や市民の予防意識の高まりが寄与した」とみる。損害額は約8679万円減の約4億9666万円。22年に起きた工場火災のような高額物件の火災が23年は減った。建物火災は100件。出火原因は「たばこ」が2
-
倉庫兼事務所が全焼 浜松市
5日午後3時15分ごろ、浜松市中央区新橋町の再生資源回収会社から出火し、平屋建ての倉庫兼事務所1棟約430平方メートルを全焼した。けが人はいなかった。浜松東署と市消防局が出火原因を調べている。
-
浜松のマンションで火災、1人死亡 住人男性と連絡とれず 中央区河輪町
4日午前4時50分ごろ、浜松市中央区河輪町の4階建てマンションから出火し、1階の1室を焼いた。焼け跡から1人の遺体が見つかった。 浜松東署と市消防局によると、同室は60代男性が1人で暮らしていたとみられる。男性と連絡がとれないことから、遺体は男性の可能性があるとみて身元の確認を急いでいる。ほかの部屋の住民はいずれも逃げて無事だった。
-
浜松市中央区のマンションで火災、1人死亡
4日午前4時50分ごろ、浜松市中央区河輪町の4階建てマンションの1階1室から出火し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。市消防局によると、同室の住人の60代男性と連絡がとれていないという。
-
海保機進入 許可記録なし 管制と機長 認識相違 羽田事故
羽田空港C滑走路で日航機と海上保安庁の航空機が衝突して炎上し、海保機の男性乗員5人が死亡した事故で、国土交通省は3日、日航機と海保機、管制の交信記録を公表した。海保機に滑走路への進入を許可する記録はなかった。一方で海保機の機長が「許可を得た上で進入した」と説明していることが海保への取材で判明。機長の認識が記録と相違しており、運輸安全委員会や警視庁などが経緯を調べる。 日航機の乗務員は同社の聞き取りに、管制からの着陸許可を認識し、復唱した後に着陸操作をしたと説明している。 警視庁は3日、業務上過失致死傷容疑で日航機とC滑走路を検証。東京空港署に捜査本部を設置し、関係者を事情聴取するなど捜査
-
韓国野党代表襲撃 60代男宅など捜索 殺人未遂容疑で逮捕へ
【ソウル共同】韓国最大野党「共に民主党」の李在明[イジェミョン]代表が南部・釜山を訪問中に刃物で刺され負傷した事件で、警察は3日、現場で拘束した60代男の中部・牙山の自宅や、経営する不動産仲介業の事務所を家宅捜索した。韓国メディアによると、男は殺意を認める趣旨の供述をしているといい、警察は殺人未遂容疑で逮捕する方針。党は同日、李氏は手術を終え快方に向かっていると説明した。 警察などによると、男は単独犯だと供述。凶器は刃渡り約13センチの登山用ナイフで、柄の部分にテープを巻くなど改造していた。 男は襲撃当時、額に李氏への支持を表す飾りを着け「サインしてください」と声をかけたとされることなどから
-
浜松でタクシー強盗 女が逃走、運転手殴られる 浜松東署が捜査
1日午後1時20分ごろ、浜松市中央区白鳥町の路上で、タクシーに乗車していた女が停車後に女性運転手(34)の顔を殴るなどの暴行を加え、乗車料金約2千円を支払わずに逃走した。浜松東署が強盗事件として捜査している。 同署によると、運転手から「乗客が暴れている」と110番があった。女は運転操作を巡って運転手と口論になり、暴行に及んだとみられる。女は徒歩で南方向に逃走した。運転手にけがはなかった。女は同区市野町から目的地を伝えずに乗車し、運転手に指図しながら20~25分間乗車していたという。 女は30~40歳くらい。身長160センチ程度で、茶色の長髪だった。ボーダー柄の長袖シャツと黒色のズボンを着
-
閉山の富士山で男性救助
30日午前9時半ごろ、富士山富士宮口9合目付近で、愛知県の40代男性から「足をけがして動けなくなった」と110番があった。静岡県警山岳遭難救助隊が出動し、約7時間後に救助した。富士宮署によると、男性は単独登山中に転倒してけがをしたが、命に別条はないとみられる。富士山の登山道は現在、冬季閉鎖されている。同署が状況を調べている。
-
社説(12月29日)柿沢衆院議員逮捕 不祥事連鎖止まらない
ことし2人目の現職衆院議員の逮捕だ。しかも政治資金パーティーを巡る自民党安倍派の裏金事件の捜査が進んでいるさなか。国民の信頼を回復するどころか、不祥事の連鎖に歯止めがかからない。 2人は不祥事の疑惑が明るみに出た時点で離党したが、元は自民所属で政府の要職も務めた。党総裁でもある岸田文雄首相はこの事態をどう収拾するつもりなのか。生半可な対応では国民の怒りが増すだけだ。責任の明確化と再発防止の思い切った改革が不可欠だ。 東京地検特捜部が、4月の東京都江東区長選を巡る公職選挙法違反の容疑で、前法務副大臣の柿沢未途容疑者と秘書4人を逮捕した。区長選で支援した木村弥生前区長の当選のため、選挙運動の
-
排水路のふた盗難 静岡市清水区で2枚被害
静岡県中部農林事務所は28日、静岡市清水区由比阿僧の排水路の鉄製ふた2枚(14万円相当)が盗まれたとして、清水署に被害届を出したと発表した。 鉄製ふたは、同事務所が管理する農地の地すべりを防ぐための排水路に設置されていた。1枚が幅68センチ、長さ140センチ、重さ33キロ。20日午前、巡視員が見回り中に気付いた。過去に同様の被害は確認されていないという。 同事務所は管内施設の点検を実施する方針。
-
妻切りつけ、全治4週間のけがを負わせた疑い
湖西署は28日、傷害の疑いで湖西市梅田、造園業の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は27日午後7時ごろ、自宅で妻(30)の左腕を刃物で切りつけ、全治4週間のけがを負わせた疑い。
-
磐田東高剣道部のいじめで家裁送致 元上級生2人 暴行容疑
磐田市見付の磐田東高剣道部で、複数の部員からいじめを受けた男子生徒が退学した問題で、静岡地検浜松支部は27日までに、暴行容疑で元上級生の少年2人を静岡家裁浜松支部に送致した。 同校によると、昨年夏ごろから、当時1年の男子生徒が剣道部の下宿先で複数の部員によるいじめを受けていた。具体的な内容については明らかになっていないが、関係者によると、男子生徒の頬(ほお)を平手打ちするなどの暴行行為の動画がインターネット上に投稿されていたという。 磐田署は、男子生徒からの被害届を受け、複数の部員から事情を聞くなどの捜査を進めていた。同署は、当時上級生の少年2人を暴行の疑いで今月8日に静岡地検浜松支部に
-
伊東のホテル敷地内で火災
27日午前10時50分ごろ、伊東市富戸のリゾートホテル「リブマックスリゾート伊東川奈」敷地内から出火し、植木や下草を焼いた。けが人はいなかった。伊東署と駿東伊豆消防本部によると、現場は宿泊棟とテニスコートを結ぶ通路脇の植え込み。火災に気づいたホテル従業員が119番して初期消火を行い、駆けつけた消防隊員が消し止めたという。同署などが原因を調べている。
-
下田の60代女性 100万円詐取被害
下田市の60代の無職女性が27日、親族を名乗る男らに現金100万円をだまし取られたと下田署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、26日正午ごろ、女性宅に親族や郵便局員を名乗る男から「仕事で書類やカードを誤って郵送した。金を顧客に振り込みたくて困っている」などと電話があった。女性は午後6時ごろに自宅付近で、親族の会社関係者を名乗る男に現金を手渡したという。
-
柿沢議員きょうにも立件 特捜部 公選法違反疑い、出頭要請
4月の東京都江東区長選を巡り東京地検特捜部が28日にも、公選法違反の疑いで、前法務副大臣の柿沢未途衆院議員(52)=自民党を離党=や事務所関係者らを取り調べ、立件する方針を固めたことが27日、関係者への取材で分かった。柿沢氏に出頭を要請した。柿沢氏が支援した木村弥生前区長(58)が当選した区長選前、区議らに配った現金に買収の意図が含まれていたと判断したもようだ。自民党派閥の政治資金パーティー事件に続き、岸田政権にさらなる打撃となる。 関係者によると、柿沢氏は特捜部の任意の事情聴取に、現金配布について「区長選と同日程で実施された区議選の陣中見舞い」と説明し、容疑を否認している。 柿沢氏側は自民
-
ストーカー禁止命令 凶行抑止には不十分 加害者の更生支援必要 全国で事件、浜松でも【ニュースBOX】
浜松市東区のマンションで10月下旬、住人の30代女性が、元交際相手の男に刃物で切りつけられる事件が発生した。殺人未遂容疑などで逮捕、起訴された男はこの女性に、つきまとい行為を繰り返し、ストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていた。禁止命令を受けた加害者が凶行に及ぶ事件は全国で後を絶たず、対応の難しさが浮き彫りになっている。識者は行政処分による抑止効果では不十分として、加害者の更生支援を義務づける制度設計の必要性を指摘する。 男はマンション4階の一室にベランダから侵入し、女性と、同居する60代男性の2人の帰宅を待ち伏せして刃物で切りつけた。女性から交際解消を迫られ、恨みを募らせた男は女性に「
-
磐田の中学卓球場 窓ガラス割られる 被害届提出
磐田市は26日、城山中(同市見付)の卓球場の窓ガラスなどが割れる被害が見つかったと発表した。同校は、何者かに破壊されたとみて、磐田署に被害届を提出した。 市教育総務課によると、25日午前8時ごろ、部活動のために登校した卓球部の生徒が、卓球場西側の窓の強化ガラス(飛散防止フィルム付き)と、網戸それぞれ1枚が壊されているのを発見し、教員に知らせた。同校からの報告内容では、内部に侵入した形跡や盗難の被害は確認されていないという。被害額は3万円。 21日午後4時ごろ、窓ガラスなどに異常がないことを顧問が確認。学校は23日から冬休みに入っており、22~24日までの間、卓球部は休みだった。今後、教職
-
中高年ライダー 静岡県内死亡事故相次ぐ 心は若くても… 体力自覚し安全運転を
若いころ二輪車に親しんだ中高年が再び乗るようになる「リターンライダー」が新型コロナウイルス禍をきっかけに増えた一方、中高年の死亡事故が県内で相次いでいる。今年発生したオートバイの死亡事故8件中6件は50~60代で単独事故が目立つ。事故が増える年末、県警や販売店は速度を控えた走行や防護ウエア着用を呼びかける。 10月上旬、静岡市駿河区の販売店「ホンダドリーム静岡」。静岡南署が店内への掲示を依頼したのは安全装備の徹底や安全運転を求める啓発チラシ。過去5年間のバイク事故死者の多くが頭や胸を損傷していたとして、チラシではヘルメットの顎ひもをしっかり締めることやエアバッグジャケットの着用を訴えた。
-
静岡県内で死亡事故連続発生 静岡県警が対策強化
河津町で軽乗用車に乗車中の1歳男児が死亡するなど県内で交通死亡事故が連続発生している状況を受け、県警は25日、緊急抑止対策を始めた。27日まで各地で指導や取り締まりを強化する。 県内で22日と24日に起きた事故で3人が死亡した。22日午前6時20分ごろ、袋井市久能の市道でバイクと歩行者が衝突し、歩行者の女性(88)が亡くなった。24日午後3時半ごろ、沼津市戸田で軽乗用車の男性(82)が単独事故を起こし、死亡した。河津町の国道135号で起きた事故は軽乗用車と乗用車の衝突で、軽乗用車の後部座席に乗っていた1歳男児が頭などを強く打って命を落とした。 県警はドライバーに対し、横断歩道付近での歩行
-
盗難の伝統楽器 欠損状態で発見 浜松市楽器博物館
浜松市は25日、2022年7月に市楽器博物館(同市中区)から盗難されたパプアニューギニアの伝統楽器「ラトル(通称ガラガラ)」を発見したと発表した。盗難時に防犯カメラに映っていた不審者が再び同博物館を訪れたため、通報を受けた浜松中央署員が確認したところ、この不審者宅から見つかったという。 市創造都市・文化振興課によると、発見は23年11月7日。職員間で共有していた不審者の容姿と酷似した人物が同日来館したため、複数人で確認した上で同署に通報した。この人物は同署員の任意聴取に対し、窃盗の事実を認めたという。 同楽器は盗難された当時、同館にテグスで固定された状態で展示され、ケースなどには入ってい
-
特捜検事取り調べ不適正 供述誘導疑惑 最高検が調査「組織的指示なし」
2019年参院選広島選挙区の河井克行元法相(60)の買収事件を巡り、元広島市議が東京地検特捜部検事に不起訴を示唆され供述を誘導されたと主張した問題で、最高検監察指導部は25日、取り調べは不適正だったとの調査結果を公表した。不起訴の約束はなかったが、期待させる発言があったことは否定しがたいと判断。不起訴を約束する組織的な指示はなかったと認定した。=関連記事3面へ 元法相の裁判に向けた「証人テスト」を担当した別の検事のやりとりに関し「証人尋問の公正さに疑念を生じさせるもので、より慎重な配慮が必要だった」とした。 供述誘導を訴えていたのは、元法相から現金30万円を受け取ったとして公選法違反(被
-
バンクシー作窃盗 2人目の男を逮捕 ロンドン
【ロンドン共同】ロンドンで22日に公開された正体不明の芸術家バンクシーの新作が男2人に持ち去られた事件で、ロンドン警視庁は24日、窃盗と器物損壊の容疑で40代の男を逮捕したと発表した。23日に同じ容疑で逮捕された20代の男は保釈されたが、警察は捜査を続ける方針。英メディアが報じた。作品が回収されたかどうかは不明。 作品は、一時停止を求める道路標識の表面に軍用無人機の機影3機が連なったもので、パレスチナ自治区ガザ情勢を受け、反戦を訴えたとみられる。公開から1時間もたたない22日の昼間に、男2人が柱から標識を取り外し、持ち去っていた。
-
富士宮のキャンプ場から出火 けが人なし 24日午後
24日午後0時25分ごろ、富士宮市麓のふもとっぱらキャンプ場から出火し、敷地内の下草約800平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。富士宮署などによると、利用客のたき火が飛び火したとみられる。同署が当時の状況などを調べている。
-
キャンプ場で芝生1600平方メートル焼く 御殿場、たき火原因か
24日午前11時20分ごろ、御殿場市上小林の「高嶺の森キャンプ場」から出火し、芝生約1600平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。 御殿場署によると、キャンプ客のたき火が芝生に燃え移ったという。同市・小山町広域行政組合消防本部によると、出火当時、利用客は6人ほどいたが、全員避難した。
-
島田金谷バイパスで事故、一時通行止め 23日午後
23日午後5時45分ごろ、島田市金谷城山町の国道1号島田金谷バイパス牧之原第2トンネル内で三重県いなべ市の契約社員女性(35)の軽乗用車と島田市のパート従業員女性(53)の軽乗用車が正面衝突した。パート従業員女性と同乗していた女子専門学校生(19)を含む3人が胸部を強打し救急搬送されたが、命に別条はないという。事故の影響で大代インターチェンジ(IC)-菊川IC間の上下線で約2時間通行止めとなった。現場は片側1車線の直線道路。同署が事故原因を調べている。
-
無免許運転容疑で女子高生逮捕 三島署
三島署は22日、道交法違反の疑いで三島市の女子高校生(19)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前4時ごろ、同市内で軽乗用車を無免許運転した疑い。同市の県道で停車中のタクシーに追突する事故を起こして発覚した。同署によると、運転していた車は本人名義だった。タクシーの男性運転手は首に軽傷を負ったという。
-
国1藤枝バイパスで4台絡む事故
21日午後3時5分ごろ、藤枝市原の国道1号藤枝バイパス原トンネル内で、大型トラックや乗用車など計4台が絡む事故が発生した。藤枝署によると、下り車線を走行していた静岡市葵区の50代男性の大型トラックが対向車線にはみ出したという。けが人はいなかった。事故の影響で谷稲葉インターチェンジ(IC)-薮田東IC間の上下線が3時間半にわたり通行止めとなった。
-
東海道線一時運転見合わせ
21日午前6時35分ごろ、JR東海道線原-東田子の浦間で上り線の架線にビニール3枚が付着しているのを、下り普通電車の運転士が発見した。ビニールの撤去と安全確認のため沼津-富士間で一時運転を見合わせた。この影響で上下計4本が全区間で運休、同14本が部分運休したほか、同14本が最大で約1時間20分遅れ、約7100人に影響が出た。
-
松野、高木氏に任意聴取要請 安倍派の大半還流疑い パー券収入不記載事件 特捜部、報告確認へ
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、松野博一前官房長官や高木毅国対委員長ら安倍派(清和政策研究会)の幹部に対し、東京地検特捜部が任意の事情聴取を要請したことが21日、関係者への取材で分かった。安倍派ではパーティー券の販売ノルマ超過分を議員側に還流させ、政治資金収支報告書に記載せず、裏金にしていたとされる。派閥の実務を取り仕切る事務総長を松野、高木両氏が務めており、特捜部は事務方からの不記載の報告の有無を確認する。 安倍派所属99人の大半が還流を受けていたことも新たに判明した。 松野氏や高木氏は、安倍派の実力者「5人組」に含まれる。特捜部は、他のメンバーの世耕弘成前参院幹事長、萩生
-
沼津の海岸に漁船漂着
19日午前9時ごろ、沼津市の戸田漁協から「戸田と舟山の間の海岸に漁船が乗り上げている」と清水海上保安部に電話で連絡があった。船は一本釣り漁船(全長約6・8メートル)で、無人だった。同日午前6時ごろ、男性船主1人で戸田漁港を出港していく様子を知人が見たとの情報があり、海中転落した可能性もあることから同海保が付近を捜索している。現場は戸田漁港から南に約3キロの舟山海岸付近。
-
安倍派・二階派を捜索 裏金事件 東京地検 パー券収入 不記載疑い 議員の関与解明へ
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で、東京地検特捜部は19日、政治資金規正法違反(不記載など)の疑いで東京都千代田区にある安倍派(清和政策研究会)と二階派(志帥会)の事務所を家宅捜索した。政権中枢に波及した「政治とカネ」の問題は強制捜査に発展した。両派とも、会計責任者が政治資金収支報告書にパーティー収入などを記載しておらず、特捜部は立件を検討する。議員の関与の有無とともに、不記載に至った背景の全容解明を進める。 安倍派の裏金は時効がかからない2018~22年の5年間で5億円規模に上る可能性がある。二階派の不記載も億単位に上るとみられる。 特捜部による派閥への強制捜査は、日本歯科
-
木造平屋建て住宅全焼 住人の男性けが 磐田で火災
19日午前5時25分ごろ、磐田市福田中島の男性(58)方から出火し、木造平屋建て住宅を全焼した。男性が顔に軽いやけどを負い病院に搬送されたが、意識はあるという。 磐田署や市消防本部によると、男性は一人暮らし。近隣住民から119番で発覚し、約1時間40分後に鎮火した。同署などが出火原因を調べている。
-
スマートフォンなど盗んだ疑い 沼津署が男逮捕
沼津署は18日、窃盗の疑いで沼津市柳町、派遣社員の男(52)を逮捕した。逮捕容疑は2022年9月初旬、沼津市内のアパートに住んでいた男性会社員(29)宅からスマートフォンなど4点(7千円相当)を盗んだ疑い。同署によると、男性が防犯カメラ代わりに自宅外に設置したスマートフォンを男が盗んだため、犯行の一部始終が記録されていたという。
-
逮捕状電子化、答申へ 法制審 刑事手続き制度改正
法制審議会(法相の諮問機関)の刑事法部会は18日、刑事事件の捜査・公判手続きをIT化する制度改正に関し、要綱の骨子案をまとめた。捜査機関の逮捕や捜索に必要な令状の電子化などが柱で、今月4日に示された試案をほぼ了承。来年2月にも開かれる総会を経て法相に答申し、法務省は、来年通常国会への刑事訴訟法などの改正案提出を目指す。 令状の電子化により、裁判所に出向かなくてもオンラインで発付が可能になり、警察官が長距離を移動するといった手間が省ける。取り調べ内容をまとめた供述調書も電子化。検察の起訴などの手続きは原則、デジタル化する。 公判では、病気や障害などで被告の移動が著しく困難な場合、音声や映像を離
-
「会いたい」悲しみ今も 大阪 北新地ビル放火2年 26人悼む
26人が犠牲となった大阪・北新地ビル放火殺人事件の発生から17日で2年となり、遺族や元患者らが現場で献花し、手を合わせて悼んだ。「娘に会いたい。返してほしい」「生きる光を与えてくれた人だった」。放火した男は既に死亡しており、動機は解明されていない。大切な人を奪われた悔しさと悲しみは今も癒えずに募るばかりだ。 「一日たりとも娘を忘れたことはない」。30代の娘を亡くした50代夫婦は声を詰まらせた。娘は親孝行で交友関係も広かった。母は「これからの人生だった。未来が奪われた」と涙を流した。息子が巻き込まれた女性は手を合わせ「ショックで、まだ夢の中にいる」と言葉少なだった。 亡くなったクリニック院長の
-
ペット用品売り場から出火 富士のホームセンター
17日午後2時20分ごろ、富士市伝法のカインズ富士店内のペット用品売り場から出火し、複数の商品を焼いた。けが人はいなかった。富士署などによると、出火当時は営業中で店員が119番した。店内にいた来店客は全員が建物の外に避難し、約15分後に鎮火した。同署が出火原因を調べている。
-
受刑米兵、身柄引き渡し 21年富士宮で3人死傷事故
【ワシントン共同】富士宮市で2021年5月に3人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年の判決を受けた米海軍兵(35)の身柄が米側に引き渡され、移送されたことが分かった。米メディアが14日報じた。 受刑者の家族も14日、フェイスブックの投稿で「米国に戻る途中だ」と明らかにした。米議会の一部から不当な拘束だとして早期移送を求める声が上がり、バイデン大統領も関係部局に対応を指示。日米両政府が協議していた。 ニューヨーク・タイムズ紙は米当局者の話として、日米間の取り決めに従って受刑者が米国内で服役を続けるとみられると伝えた。 アルコニス受刑者は横須賀基地に所属して
-
静岡県警5人目逮捕 本部長が陳謝 県議会委員会
静岡県警の大原光博本部長は14日の県議会12月定例会文教警察委員会で、清水署交通課長の現役警部(53)が6日に脅迫とストーカー規制法違反の疑いで逮捕された事態を受け「誠に遺憾。組織を挙げて取り組む不祥事の再発防止策がいまだ道半ばであり、さらなる綱紀粛正の必要性を痛感している」と陳謝した。 職員の士気には影響は出ていないとして「積極的な職務執行を通じて犯罪、交通事故の抑止などに着々と成果を上げつつある。引き続き再発防止策を実効ある形で着実に進め、士気高い、精強な組織づくりにまい進する」と強調した。 警部は今年に入って県警5人目の逮捕者。議員からは「一件一件に個別性があり分析は難しいだろうが
-
指名手配容疑者 静岡県警が6人逮捕 捜査強化月間
静岡県警は14日、11月の「指名手配被疑者捜査強化月間」の実施結果を公表した。準備期間の10月を含めた2カ月間で、指名手配容疑者6人を逮捕した。 県警刑事企画課によると、罪名別で覚醒剤取締法違反、大麻取締法違反、詐欺、窃盗、事後強盗、無免許過失運転致傷・道交法違反で各1人を逮捕した。 詐欺容疑は、483日間にわたって逃走中だった30代男を、沼津署が11月7日に埼玉県内で逮捕。道交法違反などの40代男は200日以上逃げていた「ひき逃げ犯」で、富士宮署が同1日に山梨県内で逮捕した。 12月14日現在の指名手配容疑者は15人になった。うち11人は国外逃亡中とされる。 県警は期間中、県内の宿
-
静岡の一家死傷の東名あおり、2月に二審判決 一審は懲役18年
神奈川県大井町の東名高速道路で2017年に起きたあおり運転の4人死傷事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われ、横浜地裁で懲役18年の判決を受けた被告(31)の差し戻し控訴審初公判が13日、東京高裁で開かれ、即日結審した。判決は来年2月26日。 弁護側は被告のカーナビに記録された衛星利用測位システム(GPS)データを基に事件当時の走行位置を鑑定した専門家証人の意見書や尋問を請求したが、安東章裁判長はいずれも却下した。 事故は17年6月5日夜に発生し、静岡市清水区の男性=当時(45)=と妻=当時(39)=が死亡。あおり運転の危険性が注目され、道交法の改正など厳罰化の契機
-
安倍派「裏金」5億円疑い 岸田派でも過少記載か 特捜部聴取 数十人規模に
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で、安倍派(清和政策研究会)が最近5年間で所属議員に還流した総額は5億円ほどに上る可能性があることが12日、関係者への取材で分かった。派閥側が議員側に現金で手渡しし、政治資金収支報告書に記載する必要はないと説明していた。岸田派(宏池会)が開催したパーティーで、実際に集めた収入より収支報告書に記載した金額が計数千万円少なかった疑いがあることも判明。東京地検特捜部も把握し、慎重に調べている。 特捜部は国会閉会後、裏金疑惑の捜査を本格化し、還流を受けた安倍派議員らから任意で事情聴取する見通し。数十人規模になるとみられる。 首相は12日、岸田派の収支報
-
着服さらに2900万、再逮捕 前理事長ら容疑認める 清水「誠心会」事件
静岡市清水区の社会福祉法人「誠心会」の前理事長ら2人が法人資金1500万円を着服したとして逮捕された事件で、清水署と静岡県警捜査2課は11日、約2900万円をさらに着服していた疑いが強まったとして、業務上横領の疑いで、前理事長で団体役員(43)=埼玉県新座市片山3丁目=と団体職員(52)=東京都中央区勝どき6丁目=を再逮捕した。関係者によると、2人は容疑を認めているという。 使途不明金は総額約7400万円に上るとされていて、県警は、2度の逮捕容疑以外に残る3千万円程度の使途不明金の流れなどについても慎重に調べる。 再逮捕容疑は共謀して2022年10月11日から11月25日までの間、複数回
-
ホストクラブ立ち入り調査 年末の繁華街特別警戒 静岡中央署
繁華街がにぎわう忘年会シーズンを迎え、静岡中央署と県警生活保安課は10日未明、風営法に基づき、静岡市葵区両替町付近の風俗営業所への立ち入りを行った。ホストクラブ3店で時間外営業など計14件の違反を確認した。 1日から同署が実施している年末繁華街特別警戒の一環。署員と課員計6人が2班に分かれ、抜き打ちで店舗に立ち入った。時間外営業のほか、料金と年少者立ち入り禁止の表示義務違反、店内の照度不足などの違反が確認され、同署などは今後指導や行政処分などを検討する。 女性客に高額な請求をして借金を背負わせる悪質なホストクラブが全国で問題になっていることから、適切に営業するよう呼びかけるチラシを各店舗
-
ビルとビルの間から出火 沼津
11日午後9時ごろ、沼津市大手町5丁目で配電盤などを焼く火災が発生した。駿東伊豆消防本部によると、ビルとビルの間から出火したとみられる。けが人はいないという。沼津署などが出火原因を調べている。
-
大鉄事故 走行実験で当時の状況確認 運輸安全委、調査官ら派遣
大井川鉄道(本社・島田市)の臨時列車が発車直後、先頭の電気機関車と客車をつなぐ連結器が外れて緊急停車した事故を受け、国の運輸安全委員会は7日、改めて鉄道事故調査官らを現場の家山駅(同市川根町家山)に派遣した。当該車両の走行実験を行い、連結器やブレーキなど事故当時の状況を確認した。 事故があった電気機関車と客車に調査官が同乗し、連結器や連結器を固定するフックの位置などを変えながら複数回にわたって走行させた。当時の状況に近づけるため、実際に客車にいた乗客・乗員84人分の重り(4620キロ)を載せて運転した。連結部分を撮影し、客車の振動の程度なども検証した。 事故は11月28日午後2時45分ご
-
浜名湖殺人事件の容疑者、死亡した男性と朝から行動か 夕方以降連絡つかず
浜松市西区村櫛町の浜名湖内山海岸で10月21日夜、乗用車を湖に転落させて同乗者の無職の男性(52)=愛知県新城市=を溺死させたとして、殺人容疑で浜松西署に逮捕された無職の男(53)=同市日吉黒淵=は、事件当日の朝から男性と行動をともにし、午後3時ごろには、地元の仲間と連絡がつかない状態になっていたとみられることが6日、複数の関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、男は当日、男性を車の助手席に乗せて自宅を出発したとみられる。 2人を知る50代男性は事件当日の午前8時半ごろ、届け物を持って男性宅を訪れ、家から出てきた男に手渡したという。別の住民は同10時ごろ、男の自宅近くで男性の車に
-
男性死亡の浜名湖車転落事件 殺人容疑で運転者を逮捕 浜松西署
浜松市西区村櫛町の浜名湖内山海岸で10月21日夜に乗用車が湖に転落し、近くで愛知県新城市日吉百田の男性(52)の遺体が見つかった事件で、浜松西署などは5日、殺人容疑で、この車を運転していた新城市日吉黒淵、無職の男(53)を逮捕した。捜査関係者によると、2人には金銭トラブルがあったとみられ、動機や経緯を調べている。 逮捕容疑は10月21日、車を浜名湖に転落させた後、男性を助手席から引きずり出して放置し、溺死させた疑い。男は容疑を認めているという。同署によると、車は湖にタイヤが漬かる程度だった。亡くなった男性は足が不自由で、普段からつえを使用していたという。 男は10月22日午前に現場から4
-
浜名湖の車転落1人死亡事件 運転手の男を殺人容疑で逮捕
浜松市西区の浜名湖内山海岸で10月21日夜に乗用車が湖に転落し、近くで50代男性の遺体が見つかった事件で、浜松西署などは5日、運転していた50代の男を殺人容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
-
新幹線車内でクマ撃退スプレー誤噴射か 5人体調不良 JR浜松駅
2日午後7時15分ごろ、JR浜松駅に停車していた岡山発東京行き東海道新幹線「ひかり518号」の車内で「何者かがスプレーをまいた。複数人がせき込んでいる」と警察や消防に通報があった。 浜松市消防局などによると、乗客の1人が持っていたスプレーを噴射し、近くにいた乗客5人がのどや目の痛みを訴えた。このうち2人が救急搬送された。いずれも症状は軽いとみられる。 関係者によると、スプレーの所有者は、登山の帰りで浜松駅から乗車したもよう。スプレーは熊撃退用との情報があり、荷物を置く際に誤って噴射したとみられている。浜松中央署はスプレーの所有者から事情を聴いている。 市消防局によると、搬送されたのは、
-
東海道新幹線で5人体調不良 登山客がクマ用スプレー誤噴射か
2日午後7時15分ごろ、JR浜松駅に停車していた岡山発東京行き東海道新幹線「ひかり518号」の車内で、乗客5人が目や喉の痛みを訴えた。静岡県警によると「スプレーがまかれた」との110番があり、20代と30代の女性が救急搬送された。全員症状は軽い。県警はクマ撃退用スプレーが誤って噴射されたとみている。 県警によると、浜松駅で登山帰りとみられる乗客が乗車。この乗客が持っていたスプレーに何らかの衝撃が加わり、噴射された可能性があり、県警が詳しい状況を調べている。消防によると、5人は全員女性で、7歳の子どもも含まれるという。 JR東海に
-
山車の構造は問題なし 伊豆の国市の横転事故 地元は行事継続望む
伊豆の国市田京の市道で秋祭りの山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故で、山車には転倒時にできたとみられる傷やゆがみがあったものの、山車の構造には問題がなかったことが1日までに、関係者への取材で分かった。事故は3日で発生から1カ月を迎える。地元などでは地域の文化や伝統の継承のため、地域行事や例大祭の引き続きの開催を望む声が多数挙がっている。 伊豆中央署などは11月14日、事故当時の山車の操作や故障の有無などを調べるため、同署で事故車体の検証を行った。業務上過失致死傷容疑を視野に全容解明を急いでいるが、関係者が多数いることや事故の瞬間を記録した映像がないとみられることなどから、捜
-
電子マネー詐取被害 伊豆の70代、40万円分
伊豆市の70代無職女性が1日までに、マイクロソフトの職員を名乗る男にパソコンの修理費などの名目で電子マネー約40万円分をだまし取られたと伊豆中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。 同署によると、女性は11月18日午後3時ごろ、パソコンのウイルス感染を示す表示に記載された番号に電話し、男から「パソコン修理代として電子マネーを購入してください」などと言われた。同市のコンビニエンスストアで複数回電子マネーカードを購入し、番号を伝えて利用権をだまし取られた。
-
臨時列車は取りやめ SL運行に影響も 大井川鉄道緊急停車事故
大井川鉄道(本社・島田市)は30日、臨時列車が発車直後、先頭の電気機関車と客車をつなぐ連結器が外れ緊急停車した事故を受け、12月末まで予定していた同じ臨時列車の運行を取りやめることを決めた。原因調査に伴い車両の運用再開の見込みが立たないため。電気機関車は蒸気機関車(SL)の運行補助にも使用されていることから、大鉄は週末のSL運行を一部区間で普通電車に切り替える。観光面で影響が出始めている。 臨時列車の「普通客車列車」は電気機関車が旧型客車をけん引する期間限定の企画。レトロな雰囲気が人気を集め、6~7月に実施した際は延べ2千人以上が乗車した。10月から増発運行するなど集客面でも期待されていた
-
「走り屋」警戒や事故防止 静岡市日本平、昼夜連続取り締まり
静岡市の日本平パークウェイで週末夜間に危険運転が繰り返されていることなどを受け、静岡南署と県警交通指導課はこのほど2日間にわたり、速度取り締まりを同市駿河区の同パークウェイ上り線で行った。同パークウェイでの昼夜連続取り締まりは初めての試み。夜間は危険な運転や騒音で住民を悩ませる「走り屋」を警戒し、行楽期を迎え交通量が増える昼間には観光客らの事故防止に向けて速度違反に目を光らせた。 昼夜連続で展開することで取り締まり強化路線の一つとしての認知を広げ、高速走行の抑止や事故防止につなげる狙い。 初日は午後9時から同11時にかけて、直線が続く区間に可搬式速度違反自動取り締まり装置を設置して警戒に
-
「安易な前例踏襲しないで」伊豆の国山車死亡事故受け コロナ後行事再開に静岡県警
伊豆の国市田京の市道で秋祭りの山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故を受け、県警は各地の祭り主催者らに安全確保策の徹底を改めて呼びかけている。財津康地域部長は30日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で数年ぶりに再開したイベントが多い実情を捉えて「まとめ役をはじめ、参加想定人数や交通規制場所が変わっていることもあり、安易な前例踏襲をしないでほしい。運行要綱などに問題がないかは複数人で確認を」と求めた。 横転した山車の運行は4年ぶりだった。財津部長は各種祭りにおける共通の注意事項として、「『前々から危険だと思っていた』といった周りの意見を主催者側の全員で共有する仕
-
島田のヘリ墜落で調査報告書 乱気流遭遇も機長が減速せず
運輸安全委員会は30日、2020年12月に島田市大代の山中にヘリコプターが墜落し、男性機長=千葉県浦安市、当時(46)=が死亡した事故の調査報告書を公表した。乱気流に遭遇した際に機長が減速する操作をしなかったため、機体の姿勢が保てず操縦不能となり、墜落したと推定した。 報告書によると、機体は米国製のロビンソン式R66型。事故は午後3時半ごろ発生し、最大速度の110ノットで飛行していたとみられる。乱気流に遭遇しても減速せず、翼と軸をつなぐ「スピンドル」という部品が軸に接触する「マスト・バンピング」と呼ばれる現象が発生し、機体が傾いた可能性が高いとした。本来は60~70ノットに減速する必要があ
-
強風で女性に看板当たる 熱海市水口町の住宅分譲地
30日午後1時15分ごろ、熱海市水口町の住宅分譲地で、住宅分譲地の案内看板が強風の影響で舞い上がり、付近を歩いていた都内の60代の女性観光客と通行車両に接触した。女性は頭部から出血するけが。熱海署によると、案内看板は縦1メートル、横2メートル、厚さ数ミリのアルミ製。住宅分譲地に固定して設置されていたが、作業員が別の場所に移動させるため取り外し、一時、地面に置いていたという。
-
東名で歩行者死亡 30日午前5時半ごろ
30日午前5時半ごろ、袋井市山科の東名高速道下り袋井インターチェンジ(IC)付近で、本線上を歩いていた袋井市の男性(72)と、三島市の男性(36)が運転する大型トラックが衝突し、歩いていた男性は搬送先の病院で死亡が確認された。県警高速隊によると、現場は袋井IC流出車線の近く。男性が歩いて本線に立ち入った可能性があるとみて同隊が事故原因を調べている。事故処理のため東名高速下りは掛川IC-袋井IC間が約2時間50分にわたり通行止めになった。
-
10代女性誘拐の疑い 56歳の男逮捕 藤枝署
藤枝署は30日、未成年者誘拐の疑いで藤枝市瀬戸新屋、会社員の男(56)を逮捕した。逮捕容疑は29日午後5時ごろ、同市内で静岡県中部地区に住む10代の会社員女性を誘拐した疑い。同署によると、容疑者と女性は知人関係という。30日に女性の関係者から女性が見当たらないと相談があり、捜査していたところ同日午後に焼津市内の路上で歩いている2人を発見し、職務質問した。女性にけがはないもよう。同署は容疑者の認否を明らかにしていない。
-
JR浜松駅 高架橋からコンクリート片落下
29日午前11時ごろ、浜松市中区砂山町の東海道新幹線JR浜松駅の高架橋からコンクリート片が落下したと通行人からJR東海に連絡があった。けが人は確認されていないという。同社によると、コンクリート片は地上から高さ約7・5メートルの高架橋の一部で、複数に割れた状態で発見された。最も大きい破片の重さが約100グラム、落下したコンクリート片の総重量は約420グラムだった。列車の運行に影響はなかった。同社が原因を調べている。
-
人身事故6年間で35件 静岡市駿河区の県道交差点、今年も4件
静岡市駿河区中野新田の県道交差点で10月に歩行者の女性が大型トラックにはねられて死亡した事故で、過去約6年間に同交差点で計35件の人身交通事故が起きていたことが29日、県警への取材で分かった。今年は10月末現在で4件発生している。交通企画課の担当者は「事故が少ないとは言えない場所」と説明し、慎重な通行を呼びかけている。 県警交通企画課によると、同交差点で2018~23年10月末までに発生した人身交通事故形態別の内訳は、追突が22件、右左折時が5件、出合い頭が4件など。年間8件ほどの発生が続いた後、21年からは減少傾向だった。21年12月には直進する乗用車と横断歩道を渡る自転車が衝突し、自転
-
浜松市・子安町の女性介護士殺害から9年 情報提供呼びかけ 浜松東署
浜松市東区子安町の民家敷地内で、近くに住む介護士の女性=当時(50)=が殺害された事件が未解決のまま発生から9年を迎えたのに合わせ、浜松東署の捜査本部は29日、JR天竜川駅で情報提供を呼びかける広報活動を行った。捜査員ら約15人が改札口付近で通勤、通学客にチラシ入りのポケットティッシュを配った。 事件は2014年11月28日午後9時ごろ、情報誌配布のアルバイトで自宅を出た女性の行方が分からなくなり、翌29日午前7時15分ごろ遺体で発見された。死因は失血死で、首に刺し傷があったとされる。 同署によると、これまで捜査員延べ約3万7千人を投入した。情報提供用に設置したフリーダイヤルにはこの1年
-
大井川鉄道で連結器外れる事故 臨時列車が発車直後、緊急停車
28日午後2時45分ごろ、大井川鉄道の家山発金谷行きの臨時列車「普通客車列車」(客車3両編成)が島田市川根町家山の家山駅を発車した直後、先頭の電気機関車と客車をつなぐ連結器が外れ、緊急停車した。乗客81人と乗員5人にけがはなかった。国土交通省は事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を29日に現地へ派遣することを決めた。 同列車は昭和期に製造された旧型客車を電気機関車がけん引する期間限定の臨時列車。後続の列車9本が運休・部分運休し、約2時間半後に金谷―福用間で普通電車の運転を再開した。福用―川根温泉笹間渡間はバスによる代行運転を実施した。大鉄によると
-
勾留中の死亡 署幹部、業過致死容疑で書類送検へ 愛知・岡崎
愛知県警岡崎署の留置場で昨年12月、男性=当時(43)=が勾留中に死亡した事件で、持病があるのに適切な医療を受けさせなかったなどとして、県警は来月1日にも、業務上過失致死容疑で、留置業務の担当だった署の幹部ら複数人を書類送検する方向で最終調整していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。署長、副署長の立件は見送る見込み。 捜査関係者によると、男性を蹴るような様子も監視カメラ映像に残されており、関わったとみられる署員については特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検する方向で検討している。暴行と死亡との因果関係はなかったと判断したとみられる。 署長らは現場から報告を受けていなかったと説明し、
-
「架空工事」TOKAI元社員ら 3回目逮捕 静岡中央署など
TOKAIホールディングス(HD、静岡市葵区)のリフォームなどを担うグループ会社TOKAIで架空の工事代金を同社に請求して損害を与えたとして、静岡中央署と静岡県警捜査2課は27日、いずれも背任の疑いでTOKAI元社員でコンサルタント業の男(44)=藤枝市岡部町内谷=、TOKAIの下請け業者の建設業の男(58)=焼津市下小田中町=の両容疑者を再逮捕した。両容疑者の逮捕は3回目。 再逮捕容疑は共謀して2020年6月、TOKAIが受注し、建設業の男(58)の会社が下請けとして施工管理した三島市の家電量販店の空調設備工事で、実際の工事代金に架空の工事費用を水増ししてTOKAIに請求し、同社に約28
-
吉田町で火災 住宅や倉庫焼く
27日午後6時25分ごろ、吉田町大幡の左官業「池谷左官」から出火し、住宅や倉庫を焼いた。 牧之原署と静岡市消防局によると、いずれも2階建ての住宅1棟と倉庫1棟が全焼したもよう。けが人はいないという。 現場は住宅密集地で、周囲は一時騒然とした。近くに住む70代の男性は「今まで見たことがないほどに大きな火柱が上がっていた」と不安げに話した。
-
南野陽子さん離婚 静岡の横領事件、夫逮捕
静岡市清水区の社会福祉法人「誠心会」を巡る横領事件で夫のが逮捕されていた俳優の南野陽子さんは27日、離婚したことを所属事務所を通じて発表した。 南野さんは「お互いに今向き合うべきことから目を背けることなく、今後の人生を歩んでいきたいと思います」とコメントした。
-
列車走行中に異常音 JR東海道線新蒲原-蒲原間
26日午前9時半ごろ、静岡市清水区のJR東海道線新蒲原-蒲原間で、東京ターミナル発東福山行きの下り貨物列車の運転士が走行中に異常音を覚知したため、列車を停止させて車両や線路の安全確認を行った。JR東海によると、上下26本の列車が運休・部分運休し、12本が遅れ、約6810人に影響した。レール上に石の粉砕痕が1カ所あり、清水署が調べている。
-
新東名でトラックから出火 26日午前6時ごろ
26日午前6時ごろ、裾野市北野の新東名高速道上りで、奈良県桜井市の男性(41)のトラックから出火し、車両の一部を焼いた。けが人はいなかった。火災の影響で、現場付近の第1通行帯を一時規制した。県警高速隊が出火原因を調べている。
-
戻らぬ娘、せめて真相を 重ねた面談、尽きぬ「なぜ」【届かぬ声/牧之原バス置き去り在宅起訴 ㊤遺族の思い】
法律って何なんだろう―。9月下旬、静岡地裁の202号法廷。傍聴席の中央後方に座った河本千奈ちゃんの父(39)は、柵の向こうで交わされる法曹三者のやりとりにぼうぜんと耳を傾けていた。 傍聴したのは乗用車を無免許運転し男性をはねて死亡させ、そのまま逃走したとして、自動車運転処罰法違反(無免許過失致死)などの罪に問われた男の論告求刑公判。いずれ自分も被害者遺族として臨む裁判の流れを知るため、牧之原市から足を運んだ。 亡くなった被害男性の妻は意見陳述で、残された幼い2人の子どもとの日々を声を震わせながら語った。悲しみに暮れる自身の境遇と重なり、涙をこらえきれなかった。ところが、検察官の求刑を聞い
-
横領容疑の2人、別法人も運営 不正送金の振込先として活用? 静岡清水区
静岡市清水区の社会福祉法人「誠心会」の資金1500万円を不正送金して着服したとして、清水署と県警捜査2課に業務上横領の疑いで逮捕された誠心会前理事長で団体役員の男(43)=埼玉県新座市=と団体職員の男(52)=東京都中央区=が、誠心会の他にも東海地方の別の社会福祉法人の運営に携わっていたことが23日、関係者への取材で分かった。2人が複数の法人名義を不正送金の振込先口座などとして活用するためだった可能性もある。県警は2人の具体的な役割に加え、複数の法人運営に関与した経緯や動機も調べ、全容解明につなげる。 複数の関係者によると、団体役員の男は2022年2月にこの法人の理事長職に就いた。同年10
-
SUPの釣り人を救助
23日午前8時55分ごろ、伊東市宇佐美の沖合で、スタンドアップパドルボード(SUP)に乗っていた同市のアルバイト男性(64)が帰還できなくなり、下田海上保安部の伊東マリンパトロールステーションに携帯電話で救助要請した。男性は同保安部の船に救助され、けがはなかった。同保安部によると、男性は要請の約1時間前に宇佐美港をSUPで出発。防波堤付近で釣りをしていたが、陸からの風で戻れなくなったという。
-
長泉の80代男性 120万円詐取被害
長泉町の80代無職男性が23日までに、義理の息子を名乗る男らに現金120万円をだまし取られたと裾野署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、22日午後1時ごろ、男性宅に義理の息子を名乗る男から「書類とキャッシュカードを入れた封筒を取引先ではない間違ったところに送った」などと電話があった。男性はその後、町内の店舗駐車場で、会社上司の娘を名乗る女に120万円を手渡したという。
-
三島の郵便局壁面から白煙
22日午前9時40分ごろ、三島市大社町の三島大社町郵便局の壁面から白煙が出ていると職員から119番があった。けが人はなかった。富士山南東消防本部などによると、白煙は外壁と内壁の両方から出ていた。壁の内部で火を確認し、消し止めた。同本部などが原因を調べている。
-
「大麻グミ食べた」 富士で4月に男性搬送
都内などで大麻に似た成分を含むグミを食べた人が体調を崩して相次いで搬送された問題で、富士市で今年4月、20代男性が体調不良を訴えて救急搬送された際に、男性の周囲にいた人が「(男性は)大麻グミを食べた」と話していたことが22日、同市消防本部への取材で分かった。 同本部によると、4月26日午後8時5分ごろ、男性の友人から「1時間前から飲酒していた男性の気分が悪くなり話ができない」などと119番があり、男性は市内の病院に搬送された。搬送時、周囲にいた人が、男性が大麻グミを食べたと説明したという。大麻類似の合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)との関連は不明。 国は22日にHHCH
-
貨物船とコンテナ船が衝突 清水港沖
21日午後11時ごろ、清水港南東の沖合約10キロの海上で、貨物船「太田川」(499トン)とバハマ国籍のコンテナ船「コーリン」(1万8826トン)が衝突した。合わせて28人が乗船していたが、けが人はいなかった。 清水海上保安部によると、千葉県から清水港に向け航行中の太田川の左舷船首先端が、現場付近で清水港に着岸待ちのため漂泊していたコーリンの船尾中央部に衝突。太田川の乗組員が118番通報した。両船とも油の流出はなく、自力での航行が可能で、清水港に22日未明に入港し修理を行っている。清水海保が事故の原因を調べている。
-
高校生らの列に車 9人けが 福岡 66歳、反対車線を数十メートル暴走
21日午前8時15分ごろ、福岡県宇美町宇美5丁目の県道で「車が歩行者の列に突っ込んだ」と119番があった。県警によると、軽乗用車が反対車線側を数十メートル暴走して16~17歳の高校生7人と男性会社員(28)をはね、運転手の男性(66)を含む計9人が負傷し、病院に搬送された。うち女子高校生1人が一時意識不明となったが、いずれも命に別条はない。 運転していたのは同県須恵町の自称派遣社員の男性で、県警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕したが、治療が必要として釈放した。今後は任意で調べる。 県警によると、現場の路面に目立つブレーキ痕はなかった。車は片側1車線の直線の反対車線側を走行
-
資金を不正に口座移転か 静岡の社会福祉法人元理事長ら2人逮捕 清水署など
静岡市清水区の社会福祉法人「誠心会」の資金を着服したとして、清水署と静岡県警捜査2課は21日、業務上横領の疑いで、誠心会元理事長の40代男と、東京都内の50代男を逮捕した。複数の関係者への取材で分かった。静岡県警は50代男が、元理事長の男の法人内の立場などを悪用し、多額の資金を横領していた可能性があるとみて実態解明を進める。 2人は共謀して2022年10月ごろ、同法人の資金1千万円以上を、同法人と取引関係のない会社名の口座に送金するなどし、横領した疑いが持たれている。 関係者によると、50代男の妻は俳優の南野陽子さんで、男は南野陽子さんの名前なども利用した上で、同様のトラブルを他県でも複
-
地域の景観大切さ再認識 韮山小児童、工夫や活用例学ぶ
伊豆の国市立韮山小で21日、景観に着目したまちづくり学習会の2回目が行われた。6年生約120人が市内の景観の大切さを再認識した。 全体講座では市都市計画課職員から市の景観条例や近隣市町での景観づくりの工夫例について説明を受けた。下田市のペリーロードの昼とライトアップされた夜の写真を比較して、「夜の方がワクワクする」「光の具合がおしゃれ」といった感想を発表した。ほかにも三島市の白滝公園や伊豆市の「竹林の小径」の活用例も勉強した。 その後児童は、1回目の講座で訪れた同校付近の江川邸や蛭ケ島公園のPRポスター作成に取り組んだ。ポスターには選んだ場所の写真や考えたお勧めポイントを記載し、発表した
-
電子マネー詐取 浜松の女性被害 5万円分
浜松市の女性会社員(58)が19日までに、国税局をかたった架空請求で、電子マネー5万円分をだまし取られたと天竜署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると17日、女性の携帯電話に「5万円の税金を滞納している。納めないと資産を差し押さえる」などとメールが届いた。女性はプリペイドカード5万円分を購入し、メールで指示されたインターネットサイトで、電子マネーの番号を入力したという。
-
映像110番、静岡県内で効果 本格運用半年、利用60件 事故現場や迷子捜索に力
交通事故や事件の現場などで110番通報者にスマートフォンで撮影した映像や画像を送ってもらう新たな「110番映像通報システム」の利用事例が、静岡県内でも増えつつある。4月の本格運用開始からの半年間で約60件に上り、年間換算では3日に1回の頻度で活用されている。主に事故現場での円滑な危険防止措置をはじめ、行方不明者の捜索などで効果を発揮しているという。県警は各署の緊急配備訓練の機会などを生かして通報への対応能力を高め、外部団体との連携訓練も重ねて適切な初動警察活動の徹底につなげる。 「電線が切れ、火花が出ている。対処してほしい」 「けがはない?安全確保はできていますか。映像を送ることはできま
-
電柱倒れ道路ふさぐ 河津町の国道135号
18日午後9時ごろ、河津町谷津の国道135号で強風の影響で電柱が倒れ、道路をふさいだ。午後10時現在、現場周辺の上下線で通行止めとなっている。下田署によると、渋滞などは発生していない。現場は海岸沿いで、海側からの風で倒れたとみられる。
-
映画助成金不交付「違法」 出演俳優逮捕巡り 製作会社、逆転勝訴 最高裁
薬物使用事件で有罪が確定した俳優の出演を理由に、映画への助成金を交付しなかった文化庁所管の独立行政法人「日本芸術文化振興会」(芸文振)の処分の妥当性が争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は17日、不交付処分を違法と判断した。処分を適法とした二審判決を破棄し、原告の映画製作会社側の逆転勝訴が確定した。芸術文化作品への公的な助成金の在り方に関する最高裁の初判断で、4人の裁判官全員一致の結論。 映画は製作会社「スターサンズ」が手がけて2019年9月に公開された「宮本から君へ」。芸文振は出演俳優の有罪確定に伴い、内定していた助成金1千万円を交付しない決定をした。訴訟では国の
-
現金やカード詐取 80代女性2人被害 沼津と清水町
沼津市の80代女性と清水町の80代女性が17日までに、特殊詐欺被害に遭った。それぞれ親族を名乗る男らに、沼津市の80代女性は現金100万円、清水町の80代女性は20万円とキャッシュカード3枚をだまし取られ、沼津署に届けた。清水町の女性の口座からは50万円が引き出されていた。 同署によると、沼津市の女性宅に16日、男から「彼女を妊娠させてしまい、中絶させた」などと電話があった。女性は孫だと思ったという。同日午前11時ごろ、自宅を訪れた男に現金を手渡した。 清水町の女性宅には同日、男から「会社の書類が入ったバッグをトイレに忘れた」「今あるお金とキャッシュカードを貸してほしい」などと電話があり
-
盗撮、窃盗の教諭免職 静岡県教委が処分 事故起こした女性は減給
静岡県教委は16日、教諭3人を懲戒処分にしたと発表した。このうち女児を盗撮した男性教諭(25)と、窃盗容疑で逮捕された男性教諭(32)を免職とし、交通死亡事故を起こした女性教諭(50)を減給10分の1(6カ月)とした。 盗撮した男性教諭は県東部の小学校に勤務。7月19日、教室にスマートフォンを設置し、水泳の授業を終えて着替える女子児童を撮影した。女子児童がスマホを見つけ、動画を確認して発覚した。男性は学校と地元教委の聴取で、故意ではなく録画が作動したと主張していたが、警察の聴取で初めて盗撮を認めた。「教室内で盗撮できる立場にいることに気づき、好奇心から撮影した」と話しているという。 学校
-
自宅で野鳥13種73羽飼育した疑い 男性を書類送検 沼津署
沼津市内で野鳥13種類73羽を無許可で飼育したとして、沼津署は16日、鳥獣保護法違反の疑いで同市の農業の男性(65)を静岡地検沼津支部に書類送致した。自宅や自身が所有する畑などで捕獲したとみられ、自作した箱わなや落としかご、おしわなを使っていた。「子どもの頃から鳥が好きで飼いたかった」と供述しているという。 書類送検容疑は6月23日、県の許可を得ないまま13種類73羽の野生鳥獣を自宅で飼育した疑い。男性は狩猟免許を持っていなかった。同署によると、男性が飼育したのはスズメやカワラヒワ、キジバト、ヒヨドリなど。捕獲後は鳥かごの中で飼育していたという。パトロール中の署員が発見した。
-
神社屋根の銅板 窃盗疑いで逮捕 静岡南署など
静岡南署と静岡県警機動捜査隊は16日、窃盗の疑いで住所不定、無職の男(51)を逮捕した。逮捕容疑は6月中旬から10月初旬にかけて、静岡市駿河区丸子の津島神社本殿と脇社の左口(さぐち)神社など計3カ所の屋根に取り付けられていた銅板約80枚(時価合計50万円相当)を盗んだ疑い。 同署によると、転売を目的にしていたとみられ、盗品捜査の過程で容疑者が浮上した。同署管内では他の神社や寺からも同様の被害が複数確認されており、同署は余罪があるとみて捜査を進めている。 同神社近隣に住む男性(62)は「地域の守り神に対する冒瀆(ぼうとく)。地域の防犯態勢も見直す必要がある」とやるせない思いを吐露した。
-
木工作業場が全焼 浜松市東区
15日午後11時50分ごろ、浜松市東区中野町の木工品製造「ワオウッドワークス」の作業場から出火し、鉄骨平屋建ての作業場約220平方メートルを全焼した。浜松東署によると、出火当時、建物内は無人だったという。同署と浜松市消防局が出火原因などを調べている。
-
暴走行為疑い、会社員2人書類送検 袋井署
袋井署は16日、県暴走族等根絶条例違反の疑いで浜松市天竜区の男性会社員(20)と掛川市の男性会社員(19)を静岡地検浜松支部に書類送致した。書類送致容疑は、2人は9月7日午後8時55分ごろ、袋井市高尾の商業施設駐車場で乗用車を急転回するなどして通行人らに迷惑と不安を覚えさせる行為をした疑い。同署によると、複数の通行人から通報があった。防犯カメラや目撃情報から特定した。
-
大道芸W杯会場で盗撮の疑い 男を再逮捕 静岡中央署
静岡中央署は16日、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで藤枝市岡部町桂島、会社員の男(58)=静岡県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕=を再逮捕した。再逮捕容疑は4日午後7時ごろ、大道芸ワールドカップ(W杯)が開かれていた静岡市葵区の駿府城公園で、女性のスカートに小型カメラを差し向けて下着を盗撮した疑い。同署によると、容疑者の自宅にあったマイクロSDカードに盗撮した動画が残っていて発覚した。容疑者は5日に同公園で大道芸W杯の演技を見ていた女性のスカートに盗撮目的で小型カメラを差し入れたとして逮捕されていた。
-
70代男性カードと80万円詐取被害 沼津
沼津市の70代無職男性が16日、親族を名乗る男らにキャッシュカード2枚と現金80万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として捜査している。 同署によると、15日午後6時ごろ、男性の親族をかたる男から「バッグと携帯電話をなくした。商談中だがいくらか融通できないか」などと男性宅に電話があった。男性は同日午後7時ごろ、自宅を訪れたバイク便を名乗る男にキャッシュカードを手渡した。口座からは80万円が引き出されたという。
-
33人集団食中毒、2人死亡 西伊豆町の特養老人ホーム O157検出
静岡県は15日、西伊豆町の特別養護老人ホーム「ヒューマンヴィラ伊豆」で調理した給食を食べた利用者と職員計33人が腹痛や下痢、血便などの症状を訴え、うち利用者2人が死亡したと発表した。死者を含む患者10人の便から腸管出血性大腸菌O157が検出され、県は食中毒と断定した。県内でO157感染者の死亡が確認されたのは初めて。 死亡したのはいずれも西伊豆町の女性(76)と男性(81)。このほか45~103歳の利用者27人と施設職員4人が症状を訴えた。8人が入院中。賀茂保健所は15日、給食を提供した日本ゼネラルフード(名古屋市)に対し、同施設の調理部門の営業禁止を命じた。 感染経路は不明だが、県は3
-
農機具小屋を全焼 熱海市
15日午後4時55分ごろ、熱海市桜木町の農機具小屋から出火し、木造平屋建ての同小屋を全焼した。けが人はいなかった。市消防本部や熱海署によると、農機具小屋は市内の60代男性の所有とみられ、農作業の道具が置かれていた。出火当時は無人だった。同署などが出火原因を調べている。
-
女子トイレ撮影 職員を懲戒処分 浜松医科大
浜松医科大は15日、同大の女子トイレに侵入して動画を撮影したとして、30代の元男性事務職員を諭旨解雇相当の懲戒処分にしたと発表した。処分は15日付。職員は14日に辞職した。 同大などによると、元職員は8月から10月にかけて計3回女子トイレに侵入。個室内の換気扇にスマートフォンを隠して動画を撮影したなどとされる。11月6日付で浜松区検が建造物侵入罪に性的姿態撮影処罰法違反罪を加えて浜松簡裁に略式起訴し、同簡裁が罰金40万円の略式命令を出した。 同大広報室は「誠に遺憾で、深くおわび申し上げる。教職員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
-
33人食中毒、2人死亡 西伊豆町の福祉施設 患者からO157検出
静岡県は15日、西伊豆町の社会福祉施設で給食を食べた入所者と職員の計33人が腹痛や下痢などの症状を訴え、うち2人が死亡したと発表した。患者らの便からは腸管出血性大腸菌O157が検出され、県は食中毒と断定した。 県によると、3日に昼食として出された炊き込みご飯やサバの竜田揚げなどの給食が原因とみられる。6日以降、症状が出ていることが判明した。
-
伊豆の国・山車横転事故 祭り関係者立ち会い、車体を検証 伊豆中央署など
伊豆の国市田京の市道で秋祭りの山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故で、伊豆中央署などは14日、事故当時の山車の操作や故障の有無などを調べるため、同署で事故車体の検証を行った。巡行に関わった住民を含む祭り関係者数人が立ち会った。 署員らは車体の大きさや引き綱の長さなどを改めて詳しく計測したほか、山車の操作方法を関係者に確認し、細部まで撮影した。ブレーキの役割を果たす「てこ棒」の運用も再現した。 車体内部で方向操作などを行う「運転席」にも乗車し、動きを確認した。後方から山車を押すなどし、てこ棒を使ってブレーキの制御状況も調べた。 静岡県警は業務上過失致死傷容疑を視野に入れ全
-
三島の80代女性 85万円詐取被害
三島市の80代無職女性が14日、息子をかたる男らに現金85万円をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は同日午後1時ごろ、息子を名乗る男から「携帯電話をなくした」などと自宅に電話があり、その後再度電話で「自分の物は返ってきたが、会社の金を用立てなければならない」などと言われ、自宅を訪れた男に現金を手渡した。同居している息子が帰宅し、被害に気付いた。
-
60代女性 1300万円詐取被害 静岡市
静岡市清水区の60代無職女性が14日、行政機関などをかたる者から現金約1300万円をだまし取られたと清水署に届けた。同署はインターネットバンキングを利用した特殊詐欺事件とみて捜査している。 同署によると、9月15日、女性宅に行政機関や警察官を名乗る男から「あなた名義で契約した携帯電話から迷惑メールが送信された」「あなたが特殊詐欺の容疑者になっている」などと電話があった。その後、検事を名乗る男から電話があり「金融機関の預金なども調査する」などと言われ、10月26日までにインターネットバンキングを利用して、指定された銀行口座に3回にわたって、現金約1300万円を振り込んだ。 新聞報道でインタ
-
還付金詐欺に注意を 22年被害急増の11月 静岡県警、ATM付近で警戒強化 入り口は「固定電話」
特殊詐欺被害が昨年、11月に急増したことを受け、静岡県警が県全域で啓発を強化している。特に今年多発している還付金詐欺の手口への警戒を強め、13日以降を強化週間に位置付けてATM付近での巡回や広報活動などを積極展開する。 県内の2023年の特殊詐欺被害状況は、11月6日時点で件数が303件(前年同期比51件減)、被害額が5億8412万円(同1億4615万円減)。ただ、22年は11月だけで月別最多の47件が発生し、月別被害の過去5年間の累計を比較しても、11月の被害総数は3月、2月、4月に次いで4番目に多いという。 23年の還付金詐欺は、前年同期比26件増の76件。市役所や町役場の職員を名乗
-
美人局手口は「漫画参考」 恐喝容疑5人再逮捕 静岡南署
静岡市駿河区で10~20代の男女5人がマッチングアプリで知り合った女性と一緒にいたことに因縁を付けて男性3人を脅し、現金を奪ったとされる強盗致傷事件で、脅し役の19歳の男2人が美人局(つつもたせ)の手口について、「漫画を参考にした」などと供述していることが9日、関係者への取材で分かった。2人は現金を脅し取る筋書きを考えるなど犯行を主導した主犯格とみられる。静岡南署と県警人身安全少年課は同日までに、別の静岡県中部の男性から同様に美人局の手口で現金を脅し取ったなどとして、恐喝と恐喝未遂の疑いで5人を再逮捕した。 同署などは8日、住所不定、無職の男(19)と伊豆の国市、飲食店従業員の男(19)の
-
準強制わいせつ容疑で介護士の男逮捕 沼津署
沼津署は9日、準強制わいせつの疑いで御殿場市萩原、介護士の男(53)を逮捕した。逮捕容疑は2022年11月下旬、静岡県東部の80代女性の自宅内で、女性にわいせつな行為をした疑い。同署によると女性は1人暮らし。女性の担当介護士だった勝又容疑者が、訪問介護中に犯行に及んだとみられる。
-
下田の飲食店の業務妨害した疑い 男を逮捕
下田署は9日、業務妨害の疑いで東京都練馬区上石神井1丁目、無職の男(56)を逮捕した。逮捕容疑は1月15日から5月8日までの間、同署へ複数回にわたり虚偽の内容の通報を行い、駆けつけた警察官に対応させるなどして下田市内の飲食店の業務を妨害した疑い。同署によると、通報は「けんかをやっている」「料金でトラブルになっている」などの内容だった。
-
明電舎沼津事業所で火災 けが人なし 10月にも発生
9日午前11時半ごろ、沼津市東間門の電気機器メーカー「明電舎沼津事業所」の従業員から、「第8工場の集じん機の下から煙が出ている」と119番があった。駿東伊豆消防本部によると、同工場の集じん機の中が燃えたとみられ、約1時間半後に鎮火した。建物への延焼はなく、けが人はいなかった。同本部などが出火原因を調べている。 同社によると、同工場では避雷器を製造していた。同事業所では10月上旬、同じ敷地内の第5工場でバッテリーを焼く火事があった。
-
特殊詐欺疑い、組幹部逮捕 「受け子」から突き上げ 清水署
指定暴力団稲川会系組幹部をリーダーに特殊詐欺を行ったとして、清水署と静岡県警捜査4課、宮城、山梨両県警の合同捜査本部は9日までに、詐欺の疑いで、甲府市富士見2丁目、稲川会山梨一家幹部の無職の男(41)ら山梨県内の男4人を逮捕、再逮捕した。署員らが「受け子」を現行犯逮捕したのを端緒に突き上げ捜査を約1年にわたって続け、暴力団幹部の関与を裏付けた。合同捜査本部は数千万円に及ぶ被害金が稲川会に流れていたとみて実態解明を進める。 他に逮捕されたのは、甲府市国母3丁目、無職の男(41)、甲斐市富竹新田、自称リサイクル業の男(36)、再逮捕されたのは山梨市一町田中、会社員の男(31)=詐欺未遂と詐欺容
-
静岡市駿河区のマンション一室焼く 男性けが
9日午後0時35分ごろ、静岡市駿河区中田本町、鉄筋コンクリート造3階建てマンション「プリンスマンション」305号室、男性方から出火し、室内を焼いた。静岡南署と市消防局によると、同室にいた男性とみられる男性が負傷し、病院に搬送された。同署などが出火原因などを調べている。
-
清水町の80代男性 300万円詐取被害
清水町の80代の無職男性が7日、息子を装う男らに現金300万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として捜査している。 同署によると、同日午後1時ごろ、男性宅に息子を名乗る男から「会社の書類を間違えて送った。お金を用意しないといけない」などと電話があった。男性は待ち合わせ場所として指定された町内の商業施設で再び電話を受け、部長の娘に現金を渡すよう指示を受けた。同2時ごろ、現れた女に現金を手渡したという。
-
沼津の80代男性 100万円詐取被害
沼津市の80代の無職男性が7日までに、息子を名乗る男らから現金100万円をだまし取られたと沼津署に届け出た。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、6日午前11時ごろ、男性宅に息子を名乗る男から「会社のことでお金が必要になった。用意できないか」などと電話があった。男性はその後、自宅近くに訪れた息子の会社関係者を名乗る女に100万円を手渡したという。
-
TOKAI元社員ら「架空工事」手口繰り返す 静岡中央署など詐欺容疑再逮捕
TOKAIホールディングス(HD、静岡市葵区)のリフォームなどを担うグループ会社TOKAIで架空の工事代金を同社に請求して現金をだまし取ったとして、静岡中央署と県警捜査2課は6日、詐欺の疑いでTOKAI元社員で自称コンサルタント業の男(44)=詐欺容疑で逮捕、藤枝市岡部町内谷=、TOKAIの下請け業者の建設業の男(58)=同、焼津市下小田中町=の両容疑者を再逮捕した。同署などは両容疑者が同じ手口で繰り返し現金を詐取していたとみて調べている。 再逮捕容疑は共謀して2019年11月中旬から2020年1月下旬の間、TOKAIが受注した袋井市内の大学の空調設備工事について、実際は他の下請け業者が全
-
浜松・水窪放火1カ月 自殺の“前兆”事件食い止められたか 専門家「検証必要」【ニュースBOX】
浜松市天竜区水窪町地頭方で10月5日の白昼発生し住宅18棟、倉庫4棟などを焼いた火災から1カ月が過ぎた。火元の自宅に放火した疑いで逮捕、送検された男(89)=鑑定留置中=は事件の約1カ月前から、自宅周辺の住民らに自殺をほのめかす言動を繰り返していたことが分かっている。独居で孤立感を深めていたとみられる容疑者の自宅を、行政は定期的に訪ねて見守りを続けていた。「適切な対策を施していたら(放火に至らない)別の展開があったかもしれない」。自殺対策に詳しい専門家は、行政の対応や体制を検証する必要性を指摘する。 火災発生の当日は晴れて風が強かった。午前11時ごろ、容疑者の自宅から出た火は一気に広がり、
-
伊豆の国山車横転 坂道の減速態勢、不十分 引き綱、後方移動せず
伊豆の国市田京の市道で秋祭りの山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故で、山車が事故現場直前の橋を渡りきった後、下り坂に入る際に速度調整のため引き綱のうち1本を後ろに回す本来の操作をしていなかったとみられることが6日、複数の関係者への取材で分かった。 下り坂では山車の前方にいる複数人の引き手が、2本の引き綱のうち1本とともに後方へと移動し、車体の前後で1本ずつ引き綱を持って速度を調整しながら進んでいくが、今回はこの態勢を取っていなかったとみられる。伊豆中央署は業務上過失致死傷容疑を視野に入れ、運行方法や安全対策に問題がなかったか引き続き捜査を進める。 祭典の運営に関わったこと
-
窃盗疑い逮捕の特支教諭不起訴 静岡地検
静岡地検は6日、窃盗の疑いで逮捕、送検されていた静岡県立特別支援学校の教諭の男性(32)=静岡市葵区=を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。 男性は9月24日午前4時ごろ、JR静岡駅北口ロータリーで寝ていた同市駿河区の男性会社員=当時(56)=のかばんから財布とカードケース(計2千円相当)を盗んだとして、静岡中央署などに逮捕されていた。県特別支援教育課は男性の処分について「検討中」としている。
-
伊豆・天城山遭難の3人発見
5日午後5時50分ごろ、伊豆市の天城山を登っていた神奈川県の男性3人が道に迷った。通報を受けた駿東伊豆消防本部田方南署と伊豆中央署が捜索し、約1時間45分後に3人を発見した。けがはなかった。同署は入山前に装備品を持参したか入念に確認を行い、備えを万全にするよう呼びかけている。
-
静岡の火災 1人死亡
静岡市清水区興津中町の2階建てアパートで5日夜発生した火災で、1階の一室の焼け跡から1人の遺体が見つかった。 清水署によると、住人の高齢男性と連絡が取れておらず、同署が身元の確認を進めている。
-
伊豆の国の山車横転事故 現場の危険性、共有なく 引き手に経路周知せず
伊豆の国市田京の市道で山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故で、山車の引き手に運行経路や危険箇所の情報共有がされていなかったことが5日、複数の関係者への取材で分かった。誘導役などに配られていた地図にも事故現場となった下り坂などを通行する時の注意点は明記されず、山車の誘導や操作に関わった一部の人間の判断を頼りに運行していた可能性がある。伊豆中央署は業務上過失致死傷容疑を視野に入れ、運行方法や安全対策に問題がなかったか捜査を進める。 複数の引き手らによると、事故当時の引き手30~40人のうち半分近くが未経験者だったとみられ、出発前にどのような経路で巡行するかや事故現場を含めた経路
-
山車横転事故 現場に花、手を合わせる地元住民も 伊豆の国市
悲惨な事故から一夜明けた4日、現場の道路脇には花が手向けられ、手を合わせる地元住民の姿があった。 報道を見て手を合わせに来たという地元の70代男性は「若い時に何回も見に来た。久しぶりにやって、まさかこんなことが起きるなんて。思い出のある祭りだから、こんな形になって残念」と下を向いた。 道脇に手向けられた花にみかんを添え、手を合わせた近くに住む70代女性は「亡くなった方やけがをした人が本当に気の毒。何でこんなことになってしまったのか」と悔やんだ。 現場の路上には山車の車輪の跡と思われる曲がりくねった白い線や血痕のようなもの、捜査関係者によって引かれたとみられる印などが残り、事故の悲惨さを
-
伊豆の国の山車横転 勢いよく下り坂突入か 直後に揺れ、制御不能に
伊豆の国市田京の市道で山車が横転し、1人が死亡、18人が重軽傷を負った事故で、山車が勢いよく下り坂に突入した可能性があることが4日、関係者や目撃者への取材で分かった。亡くなった販売業の男性(72)=同所=は山車の右前方で縄を引いていたといい、坂道で制御できなくなった山車に巻き込まれたとみられる。伊豆中央署は業務上過失致死傷容疑も視野に入れ、現場の状況を精査し、関係者に話を聞くなどして捜査を進める。 事故当時現場にいた目撃者の50代男性によると、山車は橋を渡った後、坂を登る方向に当たる右に向かおうとした際、「今年はそっち行かねえよ」との声がどこからか飛んだ。声と同時に引き手が駆け出し、山車は
-
JR東海道線、列車窓ガラスにひび
4日午前9時55分ごろ、JR東海道線の東田子の浦-原駅間を走行中の熱海行き上り普通列車で、乗客が「窓ガラスが割れている」と車掌に伝えた。JR東海静岡支社によると、5両編成の3号車の窓ガラス1枚にクモの巣状のひびが入っていた。電車は原駅に到着後、運休になった。他の電車に影響はなかったという。列車には全部で約250人が乗っていたが、けが人はいなかった。
-
伊豆の国・祭り山車横転、1人死亡18人重軽傷 方向転換でバランス崩したか
3日午前8時40分ごろ、伊豆の国市田京の市道で「高さ3メートルの山車が転倒し、人が落ちた。けが人がいる」と119番があった。伊豆中央署や駿東伊豆消防本部によると、山車が横転し、運行に携わっていた現場近くに住む販売業の男性(72)が胸や腹を圧迫されて、死亡した。ほかにも山車の上から転落したり巻き込まれたりして、6歳から75歳までの男性18人が重軽傷を負った。 新型コロナウイルスの影響で山車を出しての祭りの開催は4年ぶりだった。現場は緩やかな下り坂。山車が坂の上で方向転換する際に何らかの原因でバランスを崩したとみられ、同署は業務上過失致死傷容疑も視野に、詳しい状況や経緯を調べている。
-
伊豆の国の山車横転、意識不明の男性死亡 小学生含む18人負傷
伊豆の国市三福の路上で3日午前に発生した秋祭りの山車の横転事故で、巻き込まれて意識不明の重体となっていた70代の男性が死亡したことが、関係者への取材で分かった。伊豆中央署や駿東伊豆消防本部によると、亡くなった男性のほか、小学生の男児を含む18人がけがを負って病院に搬送された。
-
伊豆の国で山車横転 男性1人が意識不明、10人以上負傷か
3日午前8時45分ごろ、静岡県伊豆の国市三福の路上で、秋祭りで巡行していた山車が横転した。伊豆中央署によると、山車から転落するなどして、意識不明で重体の男性1人を含む10人以上が負傷したとみられる。
-
伊豆の旅館で26人が食中毒 全員快方へ
静岡県は2日、伊豆市土肥の旅館「碧(あお)き凪(な)ぎの宿明治館」に宿泊した10グループ26人が食中毒の症状を訴えたと発表した。患者9人の便からカンピロバクターが検出されたことから、県東部保健所は食中毒と断定し、同日から当分の間、同旅館を営業禁止にした。 県衛生課によると、26人は県内や東京都、群馬県、山梨県などから訪れた2~87歳の男女。10月21日から22日にかけて刺し身盛り合わせ、つみれ鍋、鶏クリーム煮などを食べて下痢、発熱、嘔吐(おうと)の症状が出た。全員が快方に向かっているという。
-
沼津の80代女性 530万円詐取被害
沼津市の80代の無職女性が2日、息子を名乗る男らから現金500万円とキャッシュカード2枚をだまし取られたと沼津署に届け出た。カード1枚からは約30万円が引き出されていた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日午後2時ごろ、女性宅に息子を名乗る男から「社長にお金を渡さないといけない」「キャッシュカードも用意してほしい」などと電話があった。女性はその後、自宅に訪れた男に現金とカード2枚を手渡したという。 同署によると、女性は電話でカードの暗証番号を伝えたという。同署は別のカードからも現金が引き出されていないか確認を急いでいる。
-
富士宮の道路や橋に落書き、市が被害届 塗りつぶし対処後も繰り返される
富士宮市は1日、同市上井出の国道139号橋梁(きょうりょう)の壁面と、その下を通過する市道に落書きを確認し、富士宮署に被害届を提出したと発表した。 落書きは壁面の横数メートルにわたり、白色の塗料でキャラクターの顔や「夜路四9」の文字などが至る所で見つかった。十数メートル離れた路面にも絵が残っている。 市によると、最初に落書きを確認したのは1月で、下品な表現を含む場所は塗りつぶす対処をしてきた。しかし、その上から何度も落書きされたという。 被害届提出は10月31日付。近くの西富士中の職員が同日朝、新たな落書きを見つけた。市道路課の担当者は「繰り返しの迷惑行為で悪質と判断した」と提出理由を
-
【Q】SNSを見ていたら、高額報酬の投稿を見つけた。どうする?【静岡県警 防げ!ネットトラブル】
SNSを見ていたら、こんな投稿を見つけた。今月ちょっと、ふところが寂しいんだよな。どうしよう。 A 絶対怪しい!応募なんてしない B 簡単に稼げそうだから応募する ※正答、解説は下部へ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 正解はA「絶対怪しい!応募なんてしない」です。。 このような投稿は、犯罪実行者の募集が目的です。応募すると個人情報を盾に、強盗などの犯罪行為に加担するよう脅されます。 インターネットには、このような投稿があふ
-
牧之原でサル目撃相次ぐ 静波地区
牧之原市は31日、同市静波地区でサルの目撃情報が相次いでいるとして市民に注意を呼びかけた。市によると、人的被害は確認されていない。 サルが目撃されているのは龍眼山周辺の住宅地などで、26日ごろから「家の屋根の上を歩いている」などの通報が6件寄せられている。サルの種類や大きさは不明だが、2頭が連れ立つ姿が目撃されているという。 市は見かけても刺激をしないことや戸締まりの徹底などを呼びかけるとともに、牧之原署と連携して対応に当たる。
-
現金詐取被害 沼津で相次ぐ 60代男性2人
沼津市内の60代男性2人が31日、日本年金機構の職員を名乗る男らに約250万円と約100万円をそれぞれだまし取られたと沼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて、2件の関連も含めて調べている。 同署によると、30日と31日、それぞれの自宅に年金事務所や日本年金機構の職員をかたる男から「年金の振り込みが多過ぎる。今日中に手続きをすれば戻る」などと電話があった。その後、金融機関職員を名乗る男に電話で指示され、付近の金融機関で現金自動預払機(ATM)を操作し、現金を他人の口座に振り込まされたという。
-
御殿場の60代女性 80万円詐取被害
御殿場市の60代の無職女性が31日、年金事務所の職員などをかたる男らに現金約80万円をだまし取られたと御殿場署に届けた。 同署によると、同日午前9時ごろ、女性宅に年金事務所や金融機関の職員を名乗る男らから「年金を多く納めているので還付金がある」「申請期限は過ぎているが、今日中に手続きすれば大丈夫」などと電話があった。女性は市内の2カ所のATMに赴いて電話口の男の指示に従って操作し、他人の口座に現金を振り込んだという。
-
雇調金不正1900万円 御殿場の元運送業
静岡労働局は31日、御殿場市の運送業「宝島ライン」(現在は廃業)が従業員の勤務実態を偽って雇用調整助成金の支給を申請し、1918万3千円を不正に受給したと発表した。 同社は2020年8月から21年4月にかけ、実際は勤務していた従業員が休業したとする虚偽の申請書類を作成し、コロナの影響で休業した労働者の雇用を維持するため特例措置が取られた助成金を不正に受給したとされる。同日、支給決定が取り消され、全額返済に向けた納付計画を策定中という。
-
倉庫会社元幹部「不起訴不当」 焼津カツオ盗で静岡検察審査会
静岡検察審査会が、焼津市の焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオの窃盗事件に絡み、窃盗容疑で逮捕された同市の冷蔵倉庫会社の50代元幹部を不起訴とした静岡地検の処分について「不起訴不当」と議決したことが31日までに関係者への取材で分かった。静岡地検は再捜査する。 元幹部は2021年3月に、窃盗の罪で有罪判決を受けた運送会社元社長らと共謀し、宮城県の船会社が水揚げした冷凍カツオ計約10トンを盗んだとして、昨年5月に焼津署に逮捕された。元幹部は盗んだカツオを自身が管理する冷蔵倉庫で保管していたとされる。静岡地検は昨年8月に不起訴処分にした。 議決は26日付。検審は元幹部について、「預かった冷凍カツオ
-
静岡県内「ヤード」行政指導75件 4年ぶり一斉立ち入り 県警など
静岡県警に加え、県や市町でつくる県不用品回収拠点対策連絡協議会や県内消防などは今月、周囲を鉄壁などで囲んだ「ヤード」と呼ばれる作業場の県内一斉立ち入り調査を行った。一斉実施は4年ぶりで、57カ所で計75件の行政指導を行った。県警薬物銃器国際捜査課が県内で把握する外国人関連のヤードは現在約170カ所あり、過去十数年間で5倍超に増えた。担当幹部は「不法行為の隠れみのにならないよう、継続調査の徹底と関係機関との連携強化を進めたい」と話す。 「金属などの搬入物に違和感を感じたりしたら、すぐに警察へ通報を」 「盗難品は見ればすぐに分かる。こっちもトラブルには絶対巻き込まれたくないので、すぐに連絡
-
指名手配犯捜査 11月1日から強化月間 静岡県警、協力呼びかけ
全国一斉の指名手配容疑者捜査強化月間が11月1日から始まる。静岡県警は追跡捜査を徹底するとともに、公開ポスターの掲示や各種広報活動を通じて県民に情報提供協力を呼びかけ、容疑者の早期逮捕につなげる。 県警刑事企画課によると、県警が指名手配している容疑者は10月30日現在で17人。全国の指名手配容疑者は9月末現在約540人で、このうち殺人などの凶悪事件に関わっているとされる14人(9月15日時点)は、警察庁が重要指名手配容疑者に指定している。
-
三島の60代男性 電子マネー利用権80万円分詐取被害
三島市の60代男性が30日、パソコンの修理代名目で電子マネー利用権80万円分をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は20日、自宅のパソコンに表示された警告画面の番号に電話し、マイクロソフト社の社員をかたる男から「パソコンがウイルスに感染している。修理代金を支払ってほしい」などと言われた。同日から21日にかけ、同市と長泉町のコンビニエンスストア2カ所で電子マネーカードを計5回購入し、番号を相手に伝えたという。
-
沼津の60代女性 100万円詐取被害
沼津市の60代の女性が30日、年金事務所の職員を名乗る男らに現金約100万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、28日午後2時ごろ、女性宅に年金事務所の職員をかたる男から「年金を余分に引いたので何カ月分か戻す」「今からATMに行って」などと電話があった。女性は約1時間後に同市内の金融機関で指示通りにATMを操作し、現金を他人の口座に振りこんだという。
-
男女2人切りつけ逃走した男を逮捕 浜松東署
浜松市東区原島町のマンションの1室で28日夜、男が住人の30代女性と、60代男性の2人を刃物で切りつけて逃走した事件で、浜松東署は29日、殺人未遂などの疑いで女性の元交際相手の男(41)を逮捕した。
-
浜松のマンションで2人切りつけられる 男が逃走
28日午後10時半ごろ、浜松市東区原島町のマンションで、4階の1室に住む女性から「部屋の中に男がいる」と110番があった。浜松東署によると、住人の30代女性と、60代男性の2人が刃物で切りつけられ、男が逃走したという。2人は出血があり、救急搬送された。意識はあるという。逃げた男は女性らと面識があるとみられる。同署は殺人未遂事件として、男の行方を追っている。
-
「弟は無実、真の自由を」姉ひで子さん訴え 袴田さん再審初公判、検察は有罪主張
現在の静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして死刑が確定後、今年3月に裁判のやり直しが決まった元プロボクサー袴田巌さん(87)の再審初公判が27日、静岡地裁(国井恒志裁判長)で開かれた。袴田さんは心神喪失状態にあるとして出廷を免除された。罪状認否で、姉ひで子さん(90)が補佐人として「弟に代わって無実を主張します。真の自由をお与えください」と述べ、弁護団も無罪を訴えた。一方、検察側は有罪の立証に入った。 検察は有罪主張 事件の1年2カ月後に現場近くのみそタンクで赤みが残る血染めのシャツやズボンなど「5点の衣類」が見つかり、袴田さんの犯行着衣とされた。しかし再審
-
路側帯を数十メートル直進か 容疑者走り慣れた道 浜松・児童事故
浜松市南区若林町の市道で下校途中の市立可美小2年生の児童3人が軽乗用車にはねられた事故で、軽乗用車は路側帯にはみ出した状態で少なくとも数十メートルにわたって走行を続けていたとみられることが27日、関係者への取材で分かった。県警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕した同所の無職の男(75)が前方の児童3人の存在に気付かないまま、漫然と軽乗用車を運転し、衝突した可能性もあるとみて、事故に至った経緯を慎重に調べている。 複数の関係者によると、軽乗用車は衝突前、車体を路側帯の方へはみ出したまま、時速40~50キロで少なくとも数十メートルにわたって東進を続け、車体の左側前方の路側帯内
-
通学路の見守り強化 浜松・児童事故の現場周辺 地域一丸で
浜松市南区の市道で下校途中の小学2年生の児童3人が軽乗用車にはねられた事故から一夜明けた27日。現場周辺では教師らが登下校時の児童を見守り、警察は緊急の特別警戒を実施した。保護者、地元ボランティアも活動に加わるなど、地域が一丸となって児童生徒の安全確保と再発防止に取り組んだ。 被害児童が通う可美小は教職員が通学路に立ち、登下校の様子を見守った。3年生の息子を持つ男性(44)は「痛ましい事故で残念。子どもの不安を少しでも和らげたい」と登校に付き添った。 同校は週明けからPTAやボランティアとの協力による対応を検討する。中村孝夫校長は「保護者や地域と連携して対策を考えたい」と話す。市教委は通
-
盗撮などの疑い、会社員の男を逮捕 袋井署
袋井署は27日、邸宅侵入や性的姿態撮影処罰法違反などの疑いで袋井市堀越3丁目、会社員の男(35)を再逮捕した。再逮捕容疑は7月下旬に同市内の商業店舗で氏名不詳の女児のスカート内をスマートフォンで盗撮し、8月初旬には同市内のアパート敷地内に侵入して浴室内の氏名不詳の女性を撮影するなどした疑い。容疑者は7日に不同意わいせつ容疑で逮捕された。同署によると、スマホから動画が見つかり、被害が明らかになった。
-
吉田町小藤路公園 落書き被害3カ所 牧之原署に被害届
吉田町は27日、同町住吉の小藤路公園で落書き被害が確認されたと発表した。町は同日、牧之原署に被害届を提出した。 被害を受けたのは公園内のトイレや休憩施設の柱など3カ所で、いずれも油性インキのような塗料で「死ね」といった文言や模様が書かれていたという。同日午前にトイレの清掃に訪れた委託業者が発見した。 町は今後、町内の公園パトロールの強化に加え、別の被害がないか確認するという。
-
診察、午後6時までに制限 掛川の中東遠総合医療センター 小児科医わいせつ容疑逮捕で対応
掛川市・袋井市病院企業団議会の全員協議会が26日、掛川市菖蒲ケ池の中東遠総合医療センターで開かれ、患者の女性にわいせつな行為をした疑いで同病院の小児科診療部長の医師(43)が逮捕、起訴された事件について病院側が対応策を報告した。夜間に行為に及んだとみられることを踏まえ、平日の外来診療室での診察時間を原則午後6時までに制限したと明らかにした。 同病院によると、医師が2度目に逮捕された後の8月22日に運用基準を策定した。診療時間の制限のほか、診察室を開放的な空間に保ち、触診の際などにカーテンやドアで閉鎖する場合は第三者を配置することを盛り込んだ。休日の入院患者診察時は職員の立ち会いを基本にする
-
浜松で山林から出火
26日午後1時40分ごろ、浜松市北区引佐町渋川の山林から出火し、のり面や下草など計約1800平方メートルを焼いた。近くの渋川稲荷神社にも延焼し、同神社の外壁などを焼いた。けが人はいなかった。細江署などが出火原因を調べている。
-
天竜中生 警察業務学ぶ 逮捕術実践、鑑識体験も 浜松東署
浜松東署でこのほど、浜松市東区の天竜中の2年生による職場体験が行われ、生徒4人が警察業務を見学したり、体験したりした。 4人は署員の手ほどきを受けて逮捕術を実践し、不審者に腕をつかまれたり、後ろから抱きつかれたりした際の対応を学んだ。刺股を使って刃物を持った人物の制圧にも挑戦した。空き缶に付着した指紋を採取する鑑識体験も行われた。 参加した小出蓮さん(14)は「警察官の仕事について全く知らなかったけど、いろいろな課に分かれて協力して仕事をしていることが分かった」と話した。
-
函南の宗教施設火災 発生22時間後に鎮火
函南町畑毛の宗教施設「太陽に祈る会大下霊感道場」で24日夜に発生した火災は、約22時間後の25日午後4時40分ごろ鎮火した。けが人はいなかった。 三島署によると、出火元とみられる道場のほか、宗教施設内の複数の建物を焼いた。施設敷地外への延焼はなかった。道場は普段使用しておらず、電気やガスは通電していなかった。 駿東伊豆消防本部によると、鎮圧は発生から約5時間後の24日深夜。消火するための水源が少なく、消防ポンプ車や水槽車など計18台が出動した。25日朝からは、トタンなど散乱した物をよけながらの消火活動となり、安全が確認できるまで時間を要したという。 現場は別荘地として開発されたフジタウ
-
浜名湖乗用車転落 男性死因は溺死か
浜松市西区の浜名湖内山海岸に21日夜に乗用車が転落し、近くで男性の遺体が見つかった事故で、死亡した50代男性の死因は溺死とみられることが25日、捜査関係者への取材で分かった。 事故当日は、約4キロ離れた場所で保護された同い年の男性が運転する車で現場へと向かったとみられ、浜松西署が事件の可能性も視野に原因を調べている。保護された男性は足などを負傷し、市内の病院に入院中。同署は回復を待って事情を聴く。
-
母子で無理心中か 女性は死亡 浜松市浜北区
25日午前11時40分ごろ、浜松市浜北区の住宅で「男性と女性が負傷している」と訪問者から119番があった。浜松市消防局によると、女性はその場で死亡が確認され、男性は重傷で病院に搬送された。関係者によると、2人は親子とみられる。母親が息子と無理心中を図った可能性を視野に、静岡県警が当時の詳しい状況を調べている。 関係者によると、女性は50代、男性は10代。発見当時、2人以外に在宅していなかったとみられる。男性は搬送時、意識はあったがその後の容体は分かっていない。 近隣住民によると、昼前にパトカーと救急車が複数台、住宅前に停車した。住宅がブルーシートに覆われ、一帯に規制線が張られるなど、閑静
-
寺敷地内の離れ焼く 牧之原市
25日午後6時ごろ、牧之原市白井の玉泉寺敷地内から出火し、2階建ての離れを焼いた。牧之原署と静岡市消防局によると、建物は全焼したとみられる。けが人は確認されていないという。同署などが出火原因を調べている。