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⚽清水エスパルスに悪夢、1点に泣く 水戸とドロー J2最終節

 明治安田J2リーグは12日、最終節を行い、前節まで2位だった清水は水戸と1-1で引き分け、最終的に4位でプレーオフへ進むことになった。プレーオフは25、26日に準決勝、12月2日に決勝を行い、清水は5位の山形と25日にアイスタ日本平で対戦する。

水戸―清水 最終戦で引き分けJ1昇格を逃し、肩を落とす清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 最終戦で引き分けJ1昇格を逃し、肩を落とす清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、先制ゴールを許しぼうぜんとする清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、先制ゴールを許しぼうぜんとする清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、先制ゴールを許し円陣を組む清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、先制ゴールを許し円陣を組む清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、同点ゴールを決める清水・チアゴサンタナ=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、同点ゴールを決める清水・チアゴサンタナ=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、ゴール前で相手の守備に阻まれる清水・乾(中央)=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、ゴール前で相手の守備に阻まれる清水・乾(中央)=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 最終戦で引き分けJ1昇格を逃し、引き揚げる清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 最終戦で引き分けJ1昇格を逃し、引き揚げる清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 引き分けで最終戦でのJ1昇格を逃し、引き揚げる清水・秋葉監督=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 引き分けで最終戦でのJ1昇格を逃し、引き揚げる清水・秋葉監督=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
試合前練習する選手に声援を送る清水サポーター=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
試合前練習する選手に声援を送る清水サポーター=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 最終戦で引き分けJ1昇格を逃し、肩を落とす清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、先制ゴールを許しぼうぜんとする清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、先制ゴールを許し円陣を組む清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、同点ゴールを決める清水・チアゴサンタナ=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 後半、ゴール前で相手の守備に阻まれる清水・乾(中央)=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 最終戦で引き分けJ1昇格を逃し、引き揚げる清水イレブン=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
水戸―清水 引き分けで最終戦でのJ1昇格を逃し、引き揚げる清水・秋葉監督=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)
試合前練習する選手に声援を送る清水サポーター=茨城・Ksスタ(写真部・二神亨)

②Ksスタ(2分け)▽観衆9219人
水 戸 11勝14分け17敗(47) 1(0―0 1―1)1 清 水 20勝14分け8敗(74)
▽得点者【水】安藤(9)【清】チアゴサンタナ(12)


 【評】清水は終盤の反撃で勝ち越せず、水戸と引き分けた。
 前半は相手に球を保持される時間が長く、守勢に回った。セットプレーを中心とした相手の攻勢には耐えたが、シュートを1本も打てずに折り返した。
 攻撃が機能し始めていた後半17分、自陣でのパスミスから逆襲を受けて失点。36分に左クロスをチアゴサンタナが頭で押し込んで追いついたものの、終了間際のコロリの逸機などあと1点が遠かった。
昇格するり 悪夢の4位転落 秋葉監督「心の弱さが招いた」  J1自動昇格を目前にしていたはずの清水に、悪夢のような結末が待っていた。下位の水戸に勝ちきれず、勝ち点1差をつけていた磐田と東京Vに上回られて4位に転落。プレーオフで最も有利だった3位までも逃して、昇格の残り1枠を目指すことになった。
 清水は今季、敵地で相手に先制を許すと5分け5敗と未勝利。そんな分の悪い試合展開を自ら招いた。後半17分に自陣でのDF高橋のパスが相手に渡り、カウンターから失点。36分にFWチアゴサンタナのゴールで1点を返したものの、試合をひっくり返すまでの力強さはこの日もなかった。
 ただ、最終ラインのミスだけに原因を求めるのは酷だろう。前半はシュートを1本も放てない低調な内容だった。攻守が機能せず、「悪い時のうち(のチーム)が出た」とDF鈴木。秋葉監督は選手たちの姿勢に目を向け、「心の弱さが招いた」と語気を強める。
 敵地にもかかわらず、スタジアムには来場者の半数を超える約5500人の清水のサポーターが集結。ホームと変わりないほどの雰囲気をつくり、歓喜の大団円を迎える舞台は整っていた。「自分たちは自動昇格できる実力ではなかったということ」。MF乾の言葉が力なく響く。
 それでも、まだJ1昇格の望みがついえたわけではない。肩を落として引き上げる選手たちに向けて、サポーターは応援歌の大合唱を響かせ続けた。
(市川淳一朗)
 

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