川根温泉で「美バル」 発酵スイーツとお茶 島田の女性2人、セットメニュー考案
島田市の川根温泉ふれあいの泉で22日、美や健康をテーマにした初のイベント「美バル」が開かれるのに合わせ、市内の女性2人が発酵食品を使ったスイーツとブレンド茶のセットメニューを開発した。イベント当日、施設内に設ける「美カフェ」で提供する。
開発したのは自宅で発酵料理の教室を開く大石和可代さん、薬膳コーディネーターの資格を持つ坂本雪乃さん。大石さんは川根温泉の温泉水から作られた塩「かわねのごえん」を使った塩こうじや酒かす、甘酒などが入った優しい甘味のムース、坂本さんはヨモギを使った乳製品不使用のラテ、川根産緑茶やユズをブレンドした茶などの飲料を考案した。3種類のセットでいずれも800円。大石さんは「おいしく、健康的な食材を日常に取り入れるきっかけにしてほしい」と話している。
イベントは川根温泉の魅力をより幅広い客層に伝えようと企画され、カフェに加えてメーク講座や無料健康チェック、トークショーなどを繰り広げる。午前10時から午後3時まで。