藤枝MYFC 歌でエール 地元ボーカル、サポーターと制作
静岡県内を拠点にライブ活動を行う男女4人のボーカルグループ「ナイトストリート」が来季サッカーJ2に昇格する藤枝MYFCをイメージした楽曲「夢のカケラ」を制作し、ホームタウン地域での活動に力を入れている。サポーターと一緒に作詞した“サポーターソング”を通じて「チームの応援の輪を広げたい」と意気込む。
ナイトストリートは静岡市出身の望月大貴さん、大村孔明さん、岡村昭一さん、富士市出身の市川流花さんの4人で昨年3月に結成した。全員が作詞・作曲を担当し、ピアノやギター、ラップを交えたパフォーマンスが魅力だ。リーダーの望月さんが高校までサッカーに打ち込んでいたことなどをきっかけに藤枝MYFCサポーターと交流が深まり、サポーター数人とアイデアを出し合いながら制作した「夢のカケラ」を昨年11月に発売した。
19日にはユニホームを着用して島田市のKADODE OOIGAWAでライブを行い、会場に駆け付けたサポーターの桑原宏之さんは「スタジアムに向かうワクワク感が伝わる曲で、とてもうれしい」と声援を送った。グループの当面の目標は単独ライブの開催。望月さんは「J2昇格やワールドカップなど話題が多く、県内サッカーは今後さらに盛り上がるはず。これからもパワーを与えられるような楽曲を届けたい」と話した。