
再審無罪が確定した袴田巖さんが、検事総長に名誉を毀損されたとして、国を訴えた裁判の口頭弁論が6月11日に静岡地裁で開かれ、原告側は「検事総長の談話は袴田さんを犯人視していることは明らか」などとする準備書面を提出しました。
<坂口将也記者>
「袴田さんの弁護団たちが横断幕を掲げてやってきました。第2回口頭弁論に臨みます」

この裁判は、再審で無罪となった袴田巖さんが国を訴えたもので、無罪判決後に畝本直美検事総長が発表した「判決は到底承服できないもの」との談話が袴田さんを犯人視し名誉を毀損しているなどとして、国に対して計550万円の損害賠償を求めています。
■「一般の方の意見を証拠としても引用しながら提出」
2026年3月の第1回口頭弁論で国側は、談話について「袴田さんを犯人視したものではない」と主張。
原告側は11日の口頭弁論で、▼談話を批判する各地の弁護士会・会長の声明や、▼動画サイトに投稿された一般ユーザーのコメントなどを記載した準備書面を提出し、「検事総長の談話は袴田さんを犯人視していることは明らかである」と反論しました。
<小川秀世 弁護士>
「検察官は言葉でははっきりと犯人だというふうには言っていないけれども、今回、それこそ一般の方の意見を証拠としても引用しながら提出させてもらった」
次回の口頭弁論は8月6日に開かれる予定です。












































































