GKには長沢祐弥
GKは長沢祐弥(東京ヴェルディ)をあげたい。富士市の出身である長沢はセカンドキーパーとして開幕スタートしたが、守護神マテウスが第5節の鹿島戦で負傷、前半終わりからゴールマウスを守っている。そこから4試合で失点は3に留まり、第8節の東京ダービーでは90分0-0で決着が付かず、百年構想リーグの特殊ルールであるPK戦に。そこで2本止めて、勝利の立役者となった。DFは鈴木海音、袴田裕太郎、永野修都
ディフェンスは3バックで鈴木海音(東京ヴェルディ)、袴田裕太郎(湘南ベルマーレ)、そして19歳の永野修都(藤枝MYFC)をチョイスした。鈴木は昨シーズン、磐田からJ1のヴェルディに完全移籍したが、なかなか出番に恵まれなかった。しかし、3バックのリーダー格だった谷口栄斗が川崎フロンターレに移籍した状況で、開幕から得たチャンスを掴むと、ここまで8試合全てにフル出場している。5バックで構えたところから前に出てボールを奪う能力は極めて高く、国立開催の浦和レッズ戦では決勝点の起点になった。袴田は磐田のアカデミー育ちで、高校時代は浜松開誠館で成長したセンターバック。左利きながら新天地の湘南では3バックの中央から守備を統率し、組み立ての起点としても存在感を見せている。永野はFC東京のアカデミー育ちだが、昨シーズンはレンタル先のガイナーレ鳥取でブレイクすると、今年は元日本代表DFの槙野智章監督が率いる藤枝で3バックのスタメンに定着。単独でボールを奪う能力の高さに加えて、幅広いカバーリングでも才能の高さを見せている。
ウイングバックはベテラン吉田豊と大卒ルーキー中村優斗
左右のウイングバックはベテランの吉田豊(清水エスパルス)と大卒ルーキーの中村優斗(藤枝MYFC)という組み合わせに。どちらも左サイドがメインになるが、より経験のある吉田に右へ回ってもらった。富士宮市の出身で、静岡学園育ちの吉田は36歳になったが、吉田孝行監督のスタイルに素早くフィットして、心身両面で欠かせない存在となっている。中村は昨年、立正大学から特別指定選手として最終節の山形戦でデビュー。正式にプロ入りした今年は槙野新監督のもと、第2節の松本戦から左ウイングバックのスタメンで、フル出場を続けている。第3節の甲府戦では高い位置でボールを奪うと、その勢いのまま右足を一閃してプロ初ゴールを記録した。前節の福島戦では今回のベスト11にも選んだボランチの岡沢昂星(藤枝MYFC)の初得点をアシストした。
ボランチは宇野禅斗&岡沢昂星の若手コンビ
ボランチは宇野禅斗(清水エスパルス)と岡沢昂星(藤枝MYFC)という若いコンビに。22歳で清水の新キャプテンとなった宇野はキャンプこそ怪我の影響で出遅れたが、神戸をJリーグ連覇に導いた吉田孝行監督の基準に向き合い、4-3-3のインサイドハーフを持ち場として、非凡な守備能力と素早い配球を武器に、アンカーのマテウス・ブエノとともに高強度な中盤を実現している。岡沢は昨シーズンから藤枝に在籍して主力に定着しているが、槙野監督の掲げるダイナミックなスタイルを象徴する選手として存在感を高めている。2シャドーは遠野大弥と山下諒也
2シャドーは遠野大弥(横浜F・マリノス)と山下諒也(ガンバ大阪)を選んだ。Honda FC出身の遠野はJ1のEASTで、開幕3連敗と苦しんだマリノスで気を吐き、ここまで3得点を記録。ヴェルディ戦ではCKからジョルディ・クルークスのキックに反応し、貴重な追加点をもたらした。さらに山根陸による3点目の起点になるなど、獅子奮迅の働きだった。中断前の川崎戦でも古巣を相手に、クルークスへの好パスで、5-0勝利の呼び水となるFW谷村海那のゴールを演出したが、前半アディショナルタイムに負傷。右アキレス腱の断裂による離脱が発表されたのは残念だ。山下はイェンス・ヴィッシング新監督のもと、4-2-3-1の右ウイングでスピードを発揮。精力的なハイプレスやショートカウンターからの仕掛けで、現在WESTで3位のガンバを牽引している。第7節の神戸戦では左サイドでチャンスの起点になり、そこからFWデニス・ヒュメットのシュートに反応して、相手GKが弾いたボールを押し込んで2-1のリードを奪った。その後、神戸に追いつかれて90分同点となったが、チームはPK戦勝利で2ポイントを獲得している。







































































