開店・開業の記事一覧
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浜名湖グルメパークのハンバーガー専門店 20日に4年ぶり再開 「うなタレ牛バーガー」など提供
東名高速道浜松西インターチェンジ近くの観光ドライブイン施設「浜名湖グルメパーク」(浜松市中央区)のハンバーガー専門店「浜松バーガースタンドマルマル」が、コロナ禍を経て20日、約4年ぶりに再開する。ウナギのかば焼きのタレを使用するなど、地元食材をふんだんに使ったハンバーガーを提供する。 新商品化は「うなタレ牛バーガー」(税込み980円)。牛肉100%のパティなどにつけるタレは加藤醤油(同区)のしょうゆなどを配合。バンズは相馬パン(同区)から仕入れ、レタスやタマネギも地元産。セットのポテトに浜名湖産ノリをかけるこだわりだ。 グルメパークは飲食業の「さかなや物産店」(同区)が1989年に開設し
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大江戸温泉物語 熱海に22日新装オープン 「高層階和室」などプレミアム仕様
大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ(東京)は22日、熱海市咲見町で運営する温泉宿を「大江戸温泉物語プレミアムあたみ」として新装オープンする。熱海の絶景を楽しめる和モダン客室を用意し、飲み物を無料で提供するプレミアムラウンジを新たに設けた。 相模灘と熱海の市街地を望む10階の「高層階和室」は大胆なガラス張りの客室で、熱海海上花火大会の開催時に大迫力の大輪を間近で観賞できる。7階の「和モダンルーム」は海の青さや砂浜を感じさせる室内空間とした。プレミアムラウンジでは滞在中、生ビールなどの酒類やソフトドリンクを自由に味わえる。 同社は県内に温泉宿4施設を展開していて、プレミアムシリーズは県内初とな
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にぎわう沼津の離島 再開した水族館「あわしま」に家族連れやアニメファンの姿 隣接ホテルも満室
水族館「あわしまマリンパーク」が12日に営業再開し、沼津市の離島・淡島が活況を見せている。14日も市内外から多くの子ども連れらが来館し、隣接のホテルも3連休中は満室とにぎわう。静岡県東部有数の観光スポットは夏休みを控えてにぎわいを取り戻し、地元関係者の期待が高まっている。 14日は天候が回復した昼前から続々と来館客が船で淡島へと渡った。水族館は人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の“聖地”としても知られ、12日の再開日は多くのアニメファンが訪れ、14日は家族連れやカップルの姿が目立った。 家族4人で初めて来館した千葉県流山市の大沼寛子さん(38)は「生き物と
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干物 ふっくら おいしく食べて 沼津・老舗メーカー ファン獲得へ飲食店
老舗干物製造のヤマカ水産(沼津市)は、自社製干物を扱うカフェレストラン「五代目小松 ひものや」を同市下香貫にオープンした。国内の消費減が続く干物の新たなファン獲得に向け、1912(大正元)年の創業以来初めて飲食店事業に乗り出した。 アジやサバなどの干物がメインのコース料理を提供する。「こだわって作った干物をベストな状態で食べてもらう」と小松寛社長(42)。遠くからじっくり熱を当てて水分や油を保ち、ふっくらと焼き上げる。前菜は旬の地場食材を使う。 内外装ともスタイリッシュ。店内のカウンター席からは富士山を楽しめ、テラス席は犬を連れて食事できる。地元専門店の焙煎(ばいせん)豆を使ったコーヒー
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本格“西伊豆コーヒー”を 堀内さん夫妻経営 喫茶店に焙煎所併設
西伊豆町大沢里の喫茶店「森のカフェ リトルハート」が、本格的なコーヒー豆の焙煎(ばいせん)所を開設した。2012年から堀内英二さんと妻のこゆきさんが営んでいる同店に6月に併設し、町内の直売所などに出荷している。“西伊豆生まれのコーヒー豆”として定着させたい考えだ。 堀内さん夫婦は千葉県から移住し、同店をオープンした。来店者だけでなく多くの人においしいコーヒーを味わってもらおうと、開設を決めた。焙煎機でしっかりと豆に火を通すことで、豆本来の苦みやうまみが味わえるコーヒーが入れられるようになった。 コーヒーを入れる水にもこだわり、地元の湧水を使っている。英二さんとこゆ
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沼津駅ビル、大規模改装へ 成城石井など進出 再開発事業との連動も
沼津市のJR沼津駅ビル「アントレ」(2階建て)が今夏、大規模リニューアルすることが27日までに明らかになった。1、2階に新店舗が複数入り、1階のメインスペースには高級スーパーの成城石井が進出する。改装規模は1973(昭和48)年の開業以来とみられ、駅南で高層ビル建設計画が進む再開発事業との連動も見据える。 関係者によると、成城石井は9月上旬オープンの予定で、1階の3区画を占める。同店は静岡県内4店舗目。高い知名度とブランド力を擁し、駅南の複合施設「イーラde」のマンションや中心市街地の住民のほか、周辺市町からの集客も見込む。駅南の町方町と大手町の再開発事業はともにマンションを兼ねる構想で、