開店・開業の記事一覧
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浜松・細江のマリーザ浜名湖、4月再開へ 昨春全焼のイタリア料理店「笑顔あふれる空間に」
昨春の火災で全焼した浜松市浜名区細江町のイタリア料理店「マリーザ浜名湖」が13日、プレオープンし、貨物用コンテナ5棟を設置したコンテナハウスとして再出発した。和田正光オーナーは「長年利用してくれた方々の恩に報いたい。イタリアの社交場のような笑顔あふれる空間を作る」と意気込む。約1年ぶりとなる営業再開は4月1日の予定。 同店は、石窯で焼き上げる本格ピザやパスタを中心に提供してきた。イタリアで行われる「世界ピッツァ選手権」に8度の出場を誇り、優勝経験もある。テラスはペットとの同伴が可能で、近年は県内外の愛犬家からも注目を集めていた。2023年3月に過去最高に近い売り上げを記録したが、翌月に火災
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世界最大級のトレカ売り場 駿河屋本店、4階に22日オープン
ホビー商材販売店「駿河屋」を運営するエーツー(静岡市駿河区)は22日、本店駿河屋ビル(同市葵区)の4階にトレーディングカード(トレカ)売り場をオープンし、当初計画した売り場が全て出そろう。同社によると、トレカ販売店として世界最大級。世界的に人気が高い日本のトレカでホビー文化の発信を一層強化し、国内外からの誘客と中心市街地のにぎわい創出を目指す。 本社に保管していたトレカの全在庫を同ビルに移した。商材は人気アニメ「ポケットモンスター」や「遊戯王」のカードのほか、食玩のカードなど。来店客は商品検索用のタブレットを使い、約180万種類1千万点超の現物をその場で確認、購入できる。ボードゲームも取り
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中島屋グランドホテル、新装オープン 静岡の伝統工芸取り入れ刷新
静岡市葵区の中島屋グランドホテルが13日、昨年11月末から進めていた建物1、2階のリニューアル工事を終え、新装オープンした。改装部の随所に地元の伝統工芸技術を取り入れた。 1階のロビーには静岡ひき物、木工指物、駿河和染め、駿河竹千筋細工の技術を融合させたオブジェを複数配置した。アーツカウンシルしずおか(同市駿河区)のクリエーティブ人材派遣制度を活用し、デザイン事務所UO(浜松市中央区)が監修した。2階は喫茶スペースから、創作洋食を提供するダイニングバー「アーバー」に改めた。 ホテルを運営する中島屋ホテルズの鈴木健太郎社長は「静岡らしさをより発信できる仕上がりになった。ローカルホテルの象徴
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「浜名湖パークビレッジ」本格開業へ 9日にイベントも 湖西市新居弁天地区
湖西市の新居弁天地区で市営プールなどの跡地に民間事業者が整備した観光拠点「浜名湖パークビレッジ」が9日、本格開業を迎える。午前10時~午後4時に開業記念のイベントを開き、午後6時半からは遠州新居手筒花火保存会による手筒花火も披露される予定。 新たに整備したセンターハウスを中心に、駐車場エリアで70店のキッチンカーやスイーツ、犬の雑貨やハンドメード作品の販売ブースが集まるマルシェを開く。特設ステージではダンスやビンゴ大会、マジックショーなどを行う。隣接した広場では午後0時半~同3時に、恐竜の着ぐるみを来て走る「きょうりゅうレース」を行う予定。 センターハウスでは、創作料理のレストラン「Fo
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掛川駅前に複合ビル完成 島田掛川信金 4月8日オープン
島田掛川信用金庫がJR掛川駅前で建設を進めてきた複合ビル「SKしんきんプラザ」が6日、完成した。オープンは4月8日。同信金掛川駅前支店が移転するほか、多目的ホールや屋上テラスなどを備える。 プラザ棟は5階建てで延べ床面積は約4300平方メートル。1階に支店、4階に多目的ホールと子育て支援施設を配置する。2、3階と5階は事務所で、インフラ関係などの企業がオフィスを構える。隣接の4階建て駐車場棟は、プラザの開業に先立つ3月18日に運用を開始する。 現地で6日に行われた竣工(しゅんこう)式で、千葉靖史理事長は「中心市街地活性化に資する施設にすべく協議を重ねて建設を進めた。既存施設との相乗効果も
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地域住民ら2400本植樹 イオンタウン浜松新橋29日開業
イオンタウン(千葉市)とマックスバリュ東海(浜松市中央区)は2日、同区新橋町に29日開業するショッピングセンター(SC)「イオンタウン浜松新橋」で植樹祭「イオンふるさとの森づくり」を開いた。地域住民ら約300人が39種約2400本(専門業者による植樹を含む総本数は41種約6300本)を植樹した。 タブノキやシャリンバイなど、周辺に自生している在来種を剪定(せんてい)した。参加者はポット苗を取り出してSC駐車場の周囲に植えると、保温や保湿のほか、雑草が生えるのを防ぐ効果があるわらをかぶせ、縄がけもした。家族で参加した同区の会社員池谷純一さん(31)は「来年、近くに家を建てるので、木々の成長が