社会的弱者の犯罪被害抑止 湖西署協議会 交通事故 状況を説明

 湖西署協議会(藤田周子会長)は14日、2024年の初会合を同署で開いた。23年の刑法犯認知件数や交通事故の発生状況を報告し、1~4月の業務推進重点事項として、社会的弱者を対象とした犯罪抑止や歩行者事故防止の対策に取り組む方針を決めた。

2023年の刑法犯認知件数などを報告した会合=湖西署
2023年の刑法犯認知件数などを報告した会合=湖西署

 冒頭で川島好勝署長が23年の管内の状況を報告。刑法犯認知件数は前年から2件減の257件で、このうち自転車盗36件、車上狙い13件、万引38件と「身近な犯罪」の被害が全体の3割を占めた。特殊詐欺被害は3人で計約1600万円だった。人身事故の件数は224件、けが人は276人でどちらも前年より減った一方、前年に0人だった死者が2人に増えた。歩行者事故が増加したため、1~4月の重点事項に防止対策を盛り込んだ。

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