地図片手に名所探訪 静岡市でロゲイニング大会 350人が得点競う

 地図に示されたスポットを巡り得点を競うアウトドアイベント「有度山ロゲイニング2024」(NPO法人Mーnop、静岡オリエンテーリングクラブ主催)が28日、静岡市内を中心としたエリアで開かれた。静岡県内外から約350人がエントリーし、駿河、葵両区の名所や観光スポット、自然景観などを探訪した。

チェックポイントに到着し、証明用の写真を撮影する参加者=静岡市駿河区の広野海岸公園
チェックポイントに到着し、証明用の写真を撮影する参加者=静岡市駿河区の広野海岸公園

 駿河区の川原小を発着点に3時間と5時間の制限時間やチーム、ソロなどで分けた7部門を実施した。古くから交通の要衝となっている宇津ノ谷峠の明治のトンネル、広野海岸公園の帆船型アスレチック遊具、満観峰、駿府城横内御門跡など計65カ所のチェックポイントごとに1~12点の得点を設定。参加者は配布された地図を見ながら作戦を練り、自由にコースを組み立てた。各ポイントでは、スマートフォンで通過を証明する写真を撮った。
 湖西市から参加した上野かづ江さん(73)は「あまり知られていない場所にも行けたので、新鮮な感動があった」と話した。

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